2022年03月21日
「第6波」430万人感染 死者9割が70代以上
新型コロナウイルス対策の蔓延(まんえん)防止等重点措置が21日に全面解除され、感染流行「第6波」は一区切りを迎える見通しとなった。デルタ株からオミクロン株への置き換わりにより、国内の感染者は1月以降、約430万人増加。3カ月足らずで昨年末までの累計約170万人の2・5倍に上った。オミクロン株の重症化率は低下したものの、死者数は高齢者を中心に約8650人に上り、過去の流行を大幅に上回った。
昨年末まで400人台だった全国の1日当たりの新規感染者数は、年明けから急増。1月15日には2万9505人となり、これまで最多だった第5波の2万5975人(昨年8月20日)を上回り、2月1日に10万2971人となるまで更新を続けた。
1週間の累計感染者数が前週の12倍を超える日もあり、3倍を超えることがなかった昨年とは比較にならないほど、感染は爆発的に拡大した。クラスター(感染者集団)も過去を大幅に上回り、5人以上のクラスターは1月上旬から3月上旬にかけ、学校や高齢者施設で各2000件超、病院でも約900件発生した。
50代以下の現役世代では軽症や無症状が多く、大半が自宅で療養を続けた。結果として家庭内感染を防げず、子供への感染拡大で保育所や学校の休園・休校が相次いだほか、濃厚接触者となった保護者らが欠勤を余儀なくされ、社会経済活動の維持が危ぶまれた。
全国の療養者は2月中旬の時点で約87万人に上ったが、同時期に入院していたのはこのうち約2万5000人で、第5波の最大時(約2万4000人)とほぼ同レベル。各都道府県は第5波よりもコロナ病床を増やしたが、ピーク時の病床使用率は全国で56・9%に及び、病床逼迫(ひっぱく)の目安とされる50%を上回った。
重症化率は低下し、重症者数はピーク期の2月中・下旬に1500人程度で推移。第5波の約2200人を大幅に下回った。死者数は感染者の急激な増加で底上げされ、2月22日に1日当たりでは過去最多の272人が報告された。死者全体の9割を70代以上が占め、発症後に喉の痛みなどで水分や食事をとれずに衰弱していくケースも目立った。
治療面では昨年12月以降、軽症者向けの経口薬2種類が実用化された。入院や死亡リスクの低減が30%と低かったり、一緒に服用できない薬が多数あったりと、治療の選択肢は増えたものの、切り札とはなっていない。産経新聞
(Yahoo!ニュースより引用)
まだまだ感染予防対策をしっかりして感染に注意した方がいいですね🤔
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