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2015年10月10日

何事も無かったかのように

健康診断での発作は、自分自身にとってものすごくショックな出来事であった。
突然の自分の奇行への戸惑いと共に、自分自身の精神状態がおかしくなったのかと疑いだした。
自覚は無かったが、仕事での精神的なストレスが心と体に出たのかとも。

後日、産業医と私の健康診断の結果を見ながら面談をしたが、「特にどこも悪いところは無い」と言われた。血液検査の私の血糖値は基準値(70〜109r/dl)よりはるか下の42r/dlであり、基準値ではない赤字になっていた。しかし健康診断結果全体の所見欄には「異常なし」と書かれていたことで、産業医も見落としたのか、血糖値が少し低いが特に問題無いと言ったのだ。(42r/dlという値は明らかに低血糖の値である)
自分自身も血液検査の結果を詳しく調べなかったのは落ち度であった。産業医も自分も低血糖だと疑わなかったのは、通常の低血糖の震えや動悸、発汗等の症状が全く出なかった為だ。
結局産業医は何も見解は出さず、経過を見てみようと話し、面談は終わった。

私自身にとっても、あれは一体何だったのだろうと疑問を残しつつ、忘れたい発作であった。
その頃の私は、会社では末端ではあるが役職に就き、朝から晩まで精力的に働き続けた。
会社や組合、その他色んなタテ、ヨコ組織の活動にも積極的に参加をし、さらに上の役職にも将来目指したかった時期だ。それなのにあの失態である。
私の奇行が噂になっていないか心配でもあった。忘れようと思い、仕事に専念した。
きっとあれはバリウム検査が終わり下剤をかけた上に朝から絶食だった。体調も悪く午後からの出張で追い込まれてストレスが溜まっていたんだと無理やり思い込むことにした。
しかし、そんなに自分は精神的に弱かっただろうか。これ以上にきついことも数えきれないほどあったのに?
一度精神科に相談に行くべきだろうか?と悩みつつも、すぐに行く気になれなかった。

それから約半年以上、全く何も起こらずに日々は流れ、健康診断時の記憶も次第に薄れていった。
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