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2018年04月18日

更年期障害への対応





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更年期障害とは

更年期障害とは40代以降の男女で性ホルモンの分泌低下に伴いさまざまな心身の不調が起こる病気です。

女性特有のものと思われがちですが男性も加齢による男性ホルモンの低下で更年期障害となります。

ただ女性に比べホルモンの変化が緩やかなため男性の場合は生活に支障がでるほどの症状が出ることは比較的少ないようです。

女性の場合は閉経前後の5年間に更年期障害になりやすく、年齢でいうと45〜55歳に症状が出ることが多いです。

身体の症状としてはのぼせや火照り、動悸や息切れ、耳鳴りや頭痛などがあり、精神的なものとしては不安感やイライラ、うつ症状などがあります。

さらに膀胱炎や尿失禁、全身の関節痛などが症状として現れることも多いです。

治療法としては漢方療法やホルモン補充療法などその人に合った治療法を選びます。

ただホルモン補充療法は病院で事前の検査が必要なほか、体質や持病によっては適用できないこともあります。

更年期に自分でできること

最近では大豆イソフラボンに含まれるエクオールという成分が女性ホルモンと類似の作用を持つということが分かってきており注目されています。

大豆製品を食べて体内でエクオールに変換できる人と変換できない人がいることも分かっており、体内でエクオールを作れないひとはサプリメントなどで補給することで更年期障害の症状が緩和される可能性があります。

更年期障害の症状は分かりにくいものが多いので、気づかずに放置していると身体症状のストレスから精神症状が悪化してしまうことも考えられるので注意が必要です。




ベジタリアンは本当に健康を保てるのか?





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ネット上でもたびたび話題となるベジタリアン(菜食主義者)ですが、栄養素の面から考えて本当に健康を保てるのでしょうか。

一口にベジタリアンと言っても完全に植物性の食品しか口にしない「ビーガン」と呼ばれるタイプや植物性食品のほかに乳製品や卵・魚介を摂取するタイプ(ラクトベジタリアン・オボベジタリアン)など様々です。

欧米のベジタリアンに多いのは乳製品や卵を摂取する後者のタイプのようですが、これはやはり完全な菜食主義(ビーガン)では栄養が不足するという指摘が多いからのようです。

ここで基本的なことですが、人間に必要な三大栄養素として炭水化物・タンパク質・脂質があります。

そのほかビタミンやミネラルが加わり五大栄養素と呼ばれます。

では実際にビーガンの栄養状態はどうなっているのでしょう。

日本人のビーガンの栄養状態について調べた論文(日本人の食事摂取基準の改定と活用に資する総合的研究 厚生労働省)によると三大栄養素では脂質の摂取量が低い傾向にある以外は正常な栄養状態です。

脂質量も国の定める摂取基準値の下限を下回っているということもありませんでした。

またミネラルも一部不足したり過量なミネラルはあるもののビーガンの栄養状態に取り立てて大きな問題はないとのことでした。

ベジタリアン(特にビーガン)では一部栄養素に不足が生じていると考えていたため、この結果は驚きでした。

菜食主義は個人の思想や宗教観が反映されたものですから肯定も否定もするものではありませんが、栄養状態については疑問に思っていたので今回はこういった事実を知ることができて良かったです。





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