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2020年06月11日
週末、台湾ドラマ
最近いきなり雨に降られるし
暑いから外には出たくない。
緊急事態宣言解除されてすぐ友達と会うのもなんか違う気もして、相変わらず一人で過ごしています。
というわけで今日は先週末に観たドラマのご紹介
台湾ドラマ1〜10話まで一気観しました!
台湾のドラマが好きっていうと「失礼だけどあんまり面白くなさそう」と言われて悲しい
今回観たのが台湾でも有名なこちらのドラマ。
我們與惡的距離
邦題: 悪との距離
ある殺人犯の家族と遺族双方の状況が多角的に描かれています。
私たちの多くは幸い犯罪とは縁のない暮らしをしていて、犯罪者との距離があまりに遠すぎるため、犯罪を犯した人の背景まで考える事はありません。メディアもその点はほとんど取り上げません。被害者遺族の気持ちに寄り添う一方で、加害者と加害者の家族の人権は剥奪されます。世間は煽動的なメディアと共に加害者を非難し、憎しみが憎しみを呼び、結局落とし所が見つからないまま...。
最近の日本のニュースでは京都アニメーションの放火殺人事件が世間に衝撃を与えました。
36名が亡くなり、さらに負傷者が34名という悲惨な事件。
容疑者自身も犯行時に全身に重度の火傷を負い
助かる見込みがないと思われましたが近大病院の尽力により奇跡的に一命を取り止めたと報じられました。
治療には莫大な費用がかかり、病院にも加害者を救った事に対して怪文書が届いたとのこと。
正直に言います。私自身も、なぜ彼を助けたのか?という疑問が頭をめぐりました。
担当医が取材に応じた際「とにかく目の前の患者に対して全力で治療を尽くしたいという思いだった」と答えたのを聞き、倫理観とは、正義とは一体何なのだろうかと考え込んでしまいました。
そんな時にたまたまこのドラマを見つけて、
加害者は当然許せる存在ではないけれど
本当に憎む事だけが正しいと言えるか?考える良い機会となりました。
1話が50分で10話完結です。
1日で見終えるつもりはなかったのですが出演者の魅力と演技に引き込まれて一気に観てしまいました。
「悪との距離」
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