2017年05月27日
認知概念学習・・・
子どもは生まれてから、周囲の環境と「自分」とが、どのように「相互」に作用するか、学び始めるという。
この「相互作用」が、"認知の過程"、かつ、"運動過程"となるのだそうだ。
したがって、
認知と運動の分野は、何らかの影響を与えあって発達するんだろうナ。
(補足)
・認知的な概念の学習
情報を体系化し、記憶に蓄積し、必要な場面でアクセスすることができると定義。
・批判的思考
あらゆる物事の問題を特定し、適切に分析することによって、最適解を導くための思考方法
運動スキルの学習は、認知と学習過程で、「高次の思考過程」が、必要なんだ。
随意運動(自分の意志で行う運動)は、すべて「認知要素」を必要とされる。
(「考える」等がいるんだネ。)
運動において、認知的な学習をすれば、「批判的思考」も出来るようになるんだ。
「教え過ぎない」ことが、大切なのは、「批判的思考」を身に付けさせることになるから。
運動課題(ボールを正確に投げてみょう。等)に対して「考えさせること」(認知させる環境)とそれを実行(認知的な行動)させ、評価し反省(認知的、心理運動的な結果)までが、ワンセットかな。これが、子どもの「批判的思考能力」を伸ばすんだって。(非指示的な指導方法)
さぁ、
「命令型指導方法」では、"どうなるか?"
考えて見よう
(参考文献)
D L Gallahue:幼少年期の体育、大修館書店、1999
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6307011
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック