2017年05月17日
指導者のためのパスウェイ
選手のパスウェイについて、以前書いたことがある。
今回は、「指導者のパスウェイ」について紹介します。
2014年、コーチの質の向上を図り、スポーツの健全性の維持向上を目的に「コーチングイノベーション推進事業」がスタートした。それ以前、コーチによる暴力事件等の不祥事があり、スポーツ指導者の"資質能力向上"の有識者会議が、文科省に設置され、取り組むべき方策が話し合われたようです。
新しい指導者育成の目標
「日本体育協会公認スポーツ指導者制度を我が国スポーツ界全体で方向性を共有した世界基準の指導者制度にする」
ミッション
1)指導者のパスウェイを明確にする。
2)国内スポーツ団体と連携し、各団体の人的・情報資源を活用した"オールジャパン"での指導者育成体制を確立する。
3)コーチ育成のためのモデル・コア・カリキュラムを導入する。
4)学校教員の資格取得を支援する。
指導者自身が、成長ためのたどるべき道筋(パスウェイ)を「指導者のパスウェイ」です。
情報収集→理解
計画→現場で試行→チェック→再試行
を繰り返し、経験、学び続けることが、「グッドコーチ」ということに、なるんだネ。
コーチも「段階」を経て、成長するということだ。「もう、学ぶことはない。」と言った瞬間に、指導者としての成長は止まっちゃうンだネ。
モデル・コア・カリキュラム
http://www.japan-sports.or.jp/coach/news/tabid/81/Default.aspx?itemid=3290
(参考文献)
日本体育協会: Sports Japan, Vol.31 05-06 p.44-45, 2017
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6273577
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック