2017年05月16日
コーチング哲学再考
「アンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメント(上手に付き合う)ための心理教育」
一般社団法人
日本アンガーマネジメント協会HPより
https://www.angermanagement.co.jp
アンガーマネジメントで、新しい指導者スタイルを模索してみよう。との特集記事がある。
(日本体育協会:Sports Japan,Vol.31 05-06 2017)
昨日も、学童野球の試合を観たが、何かにつけて指導者の"厳しい指導の言葉"が出てくる。
小学生の身体、心理特性を考慮すると、そこまで言わなくてもいいジャンと思ったけど。
なかなか、「コーチング」技術が現場サイドに浸透していないことを実感する。
アンガーとは、「二次感情」だと。欲求に対して、沸き上がる"ネガティブ"な「一次感情」が我慢の限界を越えたとき、感情が爆発し、二次感情である「怒り」へと変化するのだそうだ。
指導者が、選手に指示したことが実行されない、対策したにも関わらず、同じミスを繰り返す場合に、「怒り」が出てくるのが一般的か。
アンガーマネジメントの目的
1)生理反応への対応
(ストレスマネジメント)
深呼吸、刺激排除、緊張の緩める等
気分転換(セルフトーク)
2)認知反応への対応
(状況をプラスに捉える力を育てる)
状況が理解できる言葉を駆使
マイナス状況の捉え方を客観化
3)向社会的判断力・行動力の育成
(ソーシャルスキルトレーニング)
怒り、衝動性と均衡を保つ力の習得
指導者が、アンガーマネジメントし、前向きな姿勢を示せば、選手にも好影響を与えるという。その根拠は、「ミラーニューロン」なる神経細胞が、他者(指導者)の行動を見ることで、自身(選手)の行動も変化するミラーのような反応があるんだって。
今一度、指導者は自分の
「コーチング哲学」
を問うてみよう。
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