さて、ひと息。
ブログで写真載せるのってえれー時間かかるんで、なかなか更新できないでいた。それと、今年はあまり真剣に歩かなかったので、この時期おなじみのヒラタケばかりになってしまったこともある。
10月26・いつもの道・カラカサが大量に出るとこ
↑久々のホウキタケ。これは独特の香りがあって食感もよく、個人的には大好きなきのこ
↓遅すぎてだいぶ白くなってしまったが、ハタケシメジ。今年のシメジ系はたぶんこれだけ。トホホ・・・
10月27日・Hのマイタケちょい奥斜面
こちらは老菌ではあるものの、十分食えるホウキタケ。出るときゃ出るんだねえ。こんな株が2、3採れた。
ただし、この色のホウキタケの仲間に「キホウキタケ」という毒菌がいるから要注意。キホウキタケはもっと明るい黄色なんだけど、年取るとコレと同じようになるから見分けはかなり難しい。これはよーく見るとホウキタケ特有の鮮やかな紫っぽいピンクが見えたので、ホウキタケと判断して食うたらやっぱりうまかった。
なお、ピンクのほうのホウキタケに似ていると書かれているが、実際かなり似ていないと思われるハナホウキタケってのも毒なので、要注意である。食えるほうはピンクっぽいホウキタケ(写真のタイプ)と、紫が強いムラサキホウキタケ、だったかな?ちょっと名前がアヤシイが、食えることは間違いないはず。ここらで見たことはないが。
6日・林道入り口付近道っぱた
↑一本道なのになぜ誰も採らなかった?
↓とんでもねえサイズ感だがさすがにでかすぎ、もうちょっと早く採りたかった
これ別に私の手が腫れちゃったわけじゃないっすよ。まあまさに大人の顔サイズだね。
バターソテーにして食ったがまあうまかったこと。
7日・きもちわりい道、沢上の倒木・エノキタケ
いやー久々のアントニオ(アントニオえのき)でテンション上がったわー。しかもこれだけ大株のアントニオはそうそうお目にかかれないからうれしかったー。アントニオってね、まあどこにでも生えるっちゃー生えるんだけど、まとまって採れることは決して多くない。チープなきのこではあるけれど、冬の代表格きのこではある。味・香りより食感を楽しむきのこですね。
これは味噌汁、湯豆腐のたれ、ハンバーグのたれ、メシなど、いろんなことして食ったよ。シャキシャキ!
9日・池畑の道中・久々に予想
◎ ニガクリタケ
○ ヒメアジロガサモドキ
単勝10万馬券 エノキタケ
エノキが採れたのでなんでもエノキに見えて思わず撮影した強毒きのこ。お!エノキだー!パシャ・・・あれ、これ杉の切り株だわー・・・てことで、広葉樹に発生するエノキってことはまずありえませんね。これ食い意地に任せて採って食っちまったらえらいことになる。
おそらくニガクリタケなんだろうとは思うんだけど、このサイズだと正確に同定できないかなー、初心者の私には。もしかしたらヒメアジロガサモドキってこともワンチャンありうるかもしれない。ヒメアジロガサモドキは文字通りヒメアジロガサのモドキ版で、ヒメアジロガサってのはドクアジロガサの親戚。
ドクアジロガサってのは、猛毒きのこのおなじみコレラタケの旧名ってことで、アジロにヒメがついてもそのモドキであっても、食ったらタダじゃすまなそうなことは容易に想像できよう。
12日・セリの山の道・沢沿い・ナラに発生したヒラタケ
あーもううまく写真が載らない。ここはスキップ。
ヒラタケは確かにナラにも発生する。しかしこの辺ではナラではなく、なんか白っぽい不明の木のほうがたくさん発生する。そのせいで、ナラにはほとんど発生しないんですね。ちょっと特殊なのかもしれない。きのここそ地域性は大きく影響するんだろうね。
ちなみにこのあたりのナラにはナラタケモドキ(毒・けっこううまい)が圧倒的に多いかな。あとはナラタケ(食・うまい)が少々。ニワトコが好きなキクラゲもたまに生える。
15日・なんかの鳥が2つ、寒そうに固まっていた。誰かが捨ててったのかな、かわいそうに
まあその後もほぼ毎日ヒラタケを収穫している。今年は他のきのこがイマイチ不発だったのに、ヒラタケだけは私を裏切らない。例によって1年分はもうほぼ収穫できたと思う。キロは測っていないけど、まあ一度に持てる重さでないことは間違いない。
ご近所や親類縁者にもけっこうな量を配りまくることになると思うが、それもまたよし!
シイタケを毎日食ったら多分飽きると思うんですよ。でもヒラタケは香りが温和で飽きがこないのがありがたい。ほんと、1年通してほとんど毎日、いろんな食い方でヒラタケを食っている。
まったくもって感謝しかない。
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