2016年08月05日
埼玉県川越市の高校生・・・落雷事故に合いの現場は大変なことに...
埼玉県川越市の県立川越南高校のグラウンドで、野球の練習試合に来ていた高校生が落雷を受けたとみられる事故。現場付近の住人らは「怖かった」「火事かと思った」と驚きを隠せない様子だった。
グラウンドの向かいにあるアパートでテレビを見ていた渡部綱三さん(81)は、頭上で「ドーン」という大きな音を聞いた。窓からグラウンドを見ると「(野球部の)生徒たちがグラウンドに道具を置いたまま『逃げろー』と走りながら校舎に避難していた」という。
現場から約300メートル離れた大東市民センターにいた女性(73)によると、事故当時は雨は降っておらず、黒い雲は出ていたものの空は明るかったという。「まさか雷の音だとは思わなかった」と不安な様子で話した。
県教育委員会は、7月19日に落雷事故の防止について県立学校や市町村教委に通知を出し、注意喚起していた。保健体育課によると、通知では、落雷の予兆があれば活動を中止することのほか、気象庁の落雷情報を活用したり、避難場所を事前に生徒に伝えておくことなどを求めている。
熊谷地方気象台によると、4日の県内は大気が不安定で、朝から県内全域に雷注意報が出ていた。同気象台は「たとえ晴れていても、積乱雲が急激に発達して雷が落ちることもある。少しでも空に変化があれば、スマートフォンなどで気象情報を確認してほしい」と話している。
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