<変身後のハチオーグが多いと噂の初期入場者特典>
期待しすぎたせいか、大変がっかりでしたよ『シン・仮面ライダー』。
庵野さん版『キューティーハニー』の悪夢再びです。
最速上映会(2023/3/17の18時スタート)の
全国の劇場(339箇所?)を繋いでの舞台挨拶で、
壇上の演者の皆さんがカタチばかりは絶賛していましたが、
まさかまさか見終わって「くそつまらない!(個人の感想です)」と
呟くハメになるとは。
※手塚とおるさんのコメントが、けっこう滑っていた
※池松壮亮さんのコメントの歯切れの悪さ・熱量の少なさ、なるほど!
※柄本佑さんはサービス精神旺盛なのだなぁ
※なーちゃん(西野七瀬さん)は乃木坂46で鍛えられているので、堂々としていた
※最前列の記者がPCで速報をアップするところがチラ見えしていた
Yahoo!映画のレビューなどで高評価の方々もいるけど、
その人の映画視聴歴で評価が変わるのでしょう。
庵野作品は、そういった信者的な方々に支えられているのだなぁ、と。
メジャー作品を扱える日本の監督さんたちには
『ダークナイト』のようなヒーロー映画を作る才能と環境がないのかな。
(ザキヤマさんや三池さんはもとより、庵野さんまでトンチンカンだった)
若い才能ある監督たちは、Netflixで腕を磨いて欲しいです。
ただし、映画監督になる人って、基本SF映画は好きじゃなさそう。
『シン・仮面ライダー』の劇中で、
『辛い』という字に棒を一本足せば『幸せ』になる、
その逆もまた然り、と言っていたけど、
シン・仮面ライダーの『シン』は『辛』でした。
シン・シリーズの樋口真嗣さん(実写版『進撃の巨人』の悲劇!)抜きで、
あそこまで酷いとはね。それにはビックリですよ。
<がっかりしたところ>
・最初のトラックの追撃シーン、ドアに社名が...(チープさはわざと?)
・終盤のボス戦、『仮面ライダー BLACK SUN』よりひどいですよ〜
・遺言のビデオレター、他の映画の既視感満載です
・安っぽいCG...東映のお家芸!
(ルリ子がたくさん出てくるので、正体はクローンか?と。でもヱヴァネタはやらなかった)
・出渕裕さんのデザイン全般(←昔から嫌い)
・用意周到と言っている割に、やっつけ仕事のルリ子さん
・心情を細かに描けないオタクな脚本家の腕
・画作り(撮影する人、照明さんたちはクソなの?)
・ストーリー(福井晴敏さん以外のプロの脚本家に最初は任せよう)
・手塚とおるさんのコウモリオーグの扱いは特に酷いです
・画面に登場する人群衆が異様に少ない(コロナ禍のせいか、エキストラが集まらなかった?)
・ショッカー、組織として機能していなかった
・トンネル内の戦闘、暗すぎ! そしてEXILEか!?
・各オーグのエピソードはショッカーとの関連性が薄くて、なんだかなぁ...
人類に迷惑をかけてるんだかかけてないんだか
(ただし、サソリオーグの毒が他のオーグに効果があるという事で、政府系の人たちが自ら入手)
・斎藤工さん(滝)がいて、いつか変身するかとオモタ
まだ色々ありますけど、もういいか。
庵野監督は1960年生まれ(昭和35年)だそうだから、もう60歳オーバー。
老害と言われて晩節を汚さないことを願います。
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