<公式HP>
SONYと聞いて、もはや何も思い浮かばない2019年。
かつてはウォークマンやプレイステーションなんていう、割と歴史に残る発明品があったのにね!
あ、プレステ(PS4)は現役でした。
そんなSONYですが、子会社に
ソニーピクチャーズ(Sony Pictures Entertainment Inc.)
という映画会社を持っていて、
ながらく「スパイダーマン」の実写映画をリリースしていました。
実写版スパイディーの最新作は、
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」ですが、
その前に、2019年3月8日に日本で公開される
アニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」がアカデミー賞にノミネートされたりして、
ちょっとした話題なのです。
アメリカでは公開済み、というわけで、私はアメリカに住んでないけど観ちゃいましたよ〜。
スパイダーバースでは、マルチユニバース(多次元世界?)でそれぞれ活躍するスパイダーマンたちがいて、
ある事件がきっかけで今回の主人公がいるニューヨーク、ブルックリンに集結。
キング ピンとかいう、マツコ デラックスさんのような体型のビランの陰謀を阻止しようと闘います。
キング ピンさんは、間接的にスパイダーマンのせいで死んだ息子と奥さんを生き返らせようとして、
マルチユニバースを繋ぐ巨大な装置を開発するんですが、
その始動実験の最中、ピーター パーカーことスパイダーマンが干渉して
他次元のスパイダーマンたちが呼び寄せられてしまうのですね。
肝心のピーターはマツコ、じゃなかったキング ピンにやられちゃって、
13歳のアフリカ系アメリカ人(いわゆる黒人。←この言い方は差別的で好きじゃないけど)、
マイルスくんが、新生スパイダーマンとして覚醒します。
まあ、例のごとく実験施設から逃げ出した、ヤバイ蜘蛛に噛まれちゃったからなんだけど...。
前半1時間以上が、マイルスくんがうまく特殊能力を使うことができなくて困る、という
ありがちな展開にイライラさせられますけど、
後半は、なかなかいい感じでした。
スプレーで壁などに落書きする「グラフィティー」をたしなむマイルスくんが、
本当に後半の後半で、
ピーターのお婆ちゃんからもらったスパイダースーツに色をつけて
黒色ベースのスパイダーマンになっちゃうんですね。
フード付きのジャケットを着て、ナイキのシューズを履いてます。
きわめて今風。
スーツのカラーリングは、自分が色黒の肌だからなのか、
単にブラックがカッコいい色と思ったからなのかはわかりませんけど、
スプレーで描いたような黒地に赤垂れのスパイダーマンのシンボルマークが、
特にカッコいいんです!
CGと2Dアニメを融合させた作画スタイルも、なかなかの見どころですよ!
スパーダーマンが空からマンハッタンのビル群に落下するシーン(天地がひっくり返る)なんか、
すごく印象に残ります。
かっちょええっ!!
月並みな言い方ですけど、スタイリッシュッ!️ な映像。
ちょっと残念なのが、というか、すごく気になったのが、
主人公のマイルスくんの顔が、日本の俳優の伊藤淳史(あつし)さんに見えちゃうこと。
<Google画像検索より>
フォトショップで色を変えてみようと思ったけど、やめました。
顔を黒く塗ってブラック アメリカンの真似っこをすると、最近はあちこちから叩かれますからね。
良い子は真似しないほうがいいです。
インスタに掲げるのはもっての外でしょう。世界中から怒られます。
話が盛大に逸れてきました。そして、いつになく長くなっている文章。
「スパイダーマン:スパイダーバース」は、つまらおもろい、不思議な映画なのでした。
通常、この映画を観るには3月の公開まで待たなきゃならんので、
その前に 木城ゆきと先生の漫画「銃夢(がんむ)」のハリウッド実写映画、
「アリータ: バトル・エンジェル」を観に行きましょう!
アリータかわいい。CGだけど。
「アリータ: バトル・エンジェル」は2019年2月22日公開です。
【このカテゴリーの最新記事】