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2018年08月08日

月9「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査」は面白い?

NスペのAI特集で「近未来の犯罪捜査はこうなる」と紹介されていたビッグデータや顔認証をフル活用した刑事ドラマだ。「ブレードランナー」的近未来SF?!

【TV視てますか?】1&2とは激変で面白い! フジ「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査」

惰性で観ている「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査」です。

何が面白いかというと、特にない!

が、本田翼さんの不機嫌そうな顔を観ているだけで、なんとなく愉しい。


このドラマの元ネタは「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」でしょう。

米ドラマの中では、途中間が空いたけどシリーズ5完結編まで製作され、ファンとしては大満足でした。


監視カメラや音声など、ニューヨークに張り巡らされた様々なデータをAI「マシン」が解析し、

主人公たちに公衆電話で教えてくれます。

マシンは、本来3.11以降、テロ対策のため政府の極秘プロジェクトとして、主人公のひとりフィンチと、死んだ友人が開発したもの。

本来の情報は政府機関に流すものの、主に個人的な犯罪の兆候をマシンが予測すると、こっそりフィンチに教えてくれるのです。

しかし、その情報は対象者のソーシャルセキュリティーナンバー(日本のマイナンバーみたいなやつで、アメリカ人はほぼ全員、個別の番号を持っている)のみ。

加害者になるか被害者になるか、フィンチはわからないのです。

脚本は、映画バットマン「ダークナイト」「ダークナイトライジング」の監督

クリストファー ノーランさんの弟、ジョナサン ノーランさんです。


「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査」の犯罪予備者を洗い出すシステムは、

元記事にある「ブレードランナー」的近未来SF?!ではなくて、

トムちん/スピルバーグ監督のSF映画「マイノリティーリポート」的なもので、

元ネタは PERSON of INTEREST でせう。

しかし、ストーリーの密度、奥深さ、面白さは PERSON of INTEREST に遥かに劣ります。

(予算も才能も桁違いで、比べてはいけないのかも)


日本版「コールドケース」も本家には遠く及ばず…日本の刑事ドラマは世界レベルではない。

(海外で高く評価されている日本映画はいくつかあります)


えー、何が言いたかったかというと、元記事の若干のとんちんかんさの指摘(おまけに脱字もあった)と、PERSON of INTEREST を観よう! 観てね! ということであります。


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