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2015年03月17日
2015年03月16日
自宅で簡単 温熱療法 パート2
東洋医学では、ヒトの身体は、気血水がスムーズに全身をめぐることで維持されてくるという基本的な考え方があります。
いのちのエネルギー(気)は、ヒトの全身に張り巡らされた経絡を通って、身体のすみずみにまで流れます。
この気の流れが滞ると経絡上に異変を知らせるサインが現れます。
それがツボです。 たとえが眼の疲れが手のツボで楽になるのも、手と眼の働きが経絡で繋がっているからです。
ですから、手や足のツボにお灸をするだけで全身の症状が改善されるのです。
私達の身体には、利き足と身体を支える軸足があり、その動きは左右対称ではありません。
実は、その歪みを筋肉の働きによってカバーしているので、無理な歩行若しくは、ランニングなど左右対称の動作を繰り返すと、歪みをカバーしている筋肉が悲鳴をあげ痛みとなってあらわれます。
お灸をすると、その温熱でツボが温まり筋肉の本来の働きが目覚めることで身体の歪みを修正しようとしてくれるので痛みが軽減されるのです。
ツボは、どうしたら見つけられるかですが基本的には、自らの手で探し当てます。
それには、少しツボに関する図鑑やブックを見て学習する必要があります。
そして、だいたいこの当たりだろうとするところを手や指で優しく触れると、凹んでいたり、軽い痛みを感じたり、カサつていたりするところが判るとおもいますがそこがツボとなります。
お灸は、基本的には、いつでもOKですがテレビを観ながらでも音楽を聴きながらでも一番リラックスできる時間が望ましいです。
入浴直後や食事直後、飲酒後、発熱時は全身の血行が良くなっておりお灸の効果がうすれたり、やけどになりやすいので避けた方が良いでしょう!
更に出来れば、毎日されるのが効果的です。 一日の2,3回に渡りするのもよし、一日1回でも良しです。
皮膚の弱い人は、水泡状の軽いやけどをおこす場合がありますのであまり我慢せず、そこから少しずらすとか取り除いても下さい。
汗など少し濡れている感じる部分は、拭き取ってから使用することもやけど防止になります。
目安は、心地よいと感じる程度がお灸療法です。 決して痛いのを我慢する療法ではありません。
初心者は、ニンニクをスライスしてその上にもぐさを一つまみ乗せ、線香などでつけてみましょう!
それが怖い人は、市販でせんねん灸などもありますし、今は火を使わないお灸(せんねん灸太陽)もあります。
更に手軽なのがお灸膏やロイヒつぼ膏、点温膏Kなどで温シップを小さく切ったものだと思っていただければ良いと思います。
パート3では、具体的にツボを紹介していきます。
あなたの健康を応援しております。
http://www.genkidou.biz
2015年03月15日
2015年03月14日
自宅で簡単 温熱療法 パート1
自宅で簡単 温熱療法! パート1
皆さんは、お灸を試されたことありますか、お灸の歴史はかるく2000年を超えると言われています。
お灸と言えば、よもぎの葉ですが、よもぎの葉の裏の綿毛だけでつくったものがもぐさと言われるものになり、これを乾燥させ、身体のツボに据え火をつけることでツボを刺激することで自然治癒力を高めて辛い症状の緩和に繋げるものです。
人によっては、ニンニクをスライスしたものを下に敷きその上によもぎを乗せる人もいます。 神経痛などにはニンニクの成分であるビタミンB1がとても有効だからです。
自然のチカラで副作用もなく身体のバランスを整えるお灸は、世界的な医療
でも実践されているものです。
よもぎ自体は、本来生薬として艾葉と呼ばれ、解熱・利尿剤として使われますし、切り傷にもよもぎの葉を揉んだものを当てると止血の働きもします。
もぐさは、初夏に刈り取ったよもぎの葉を乾燥させ葉の裏の綿毛を精製したものでよもぎ100kgから取れるもぐさはたった500gしかなくとても貴重なものと言えます。
人の本来、ケガや病気を治す力、自然治癒力(生体防御)を持っています。
冬場の寒い時期や、身体を冷やすものを食べることが続くと当然自然治癒力は低下します。
お灸は、温熱で血行をよくすることで自然治癒力を高めて身体のバランスを整え症状を改善することにとても有効です。
人の身体は、骨と骨が筋肉によって支えられ、立つ、歩く、走るなどの思い通りに動くようになっています。 しかし、筋肉は40歳を超えると急速に衰え始め、関節の動きもスムーズさを欠き、バランス機能の低下も目立つようになります。
コロモティブシンドロームとは、この筋肉や関節などの運動器の衰えで将来、要介護や車椅子生活になるリスクが高まる状態になることをいいますが、このロコモティブシンドロームを防ぐには、日々の簡単な「運動療法」とお灸がお勧めです。
なんとなく体調がすぐれない、このような状態を東洋医学では、病気の前兆と捉えて「未病」と呼んできました。
「上医は未病を治す」という諺もありますがこの未病の段階で治療を開始することが重い病気にならないようにする一番大事なことです。
このブログでは、今回から数回に渡り、お灸について深く掘り下げていきながら様々な経絡(ツボ)も紹介し、自宅で出来る簡単療法のお手伝いを出来ればと思っています。
皆さんは、お灸を試されたことありますか、お灸の歴史はかるく2000年を超えると言われています。
お灸と言えば、よもぎの葉ですが、よもぎの葉の裏の綿毛だけでつくったものがもぐさと言われるものになり、これを乾燥させ、身体のツボに据え火をつけることでツボを刺激することで自然治癒力を高めて辛い症状の緩和に繋げるものです。
人によっては、ニンニクをスライスしたものを下に敷きその上によもぎを乗せる人もいます。 神経痛などにはニンニクの成分であるビタミンB1がとても有効だからです。
自然のチカラで副作用もなく身体のバランスを整えるお灸は、世界的な医療
でも実践されているものです。
よもぎ自体は、本来生薬として艾葉と呼ばれ、解熱・利尿剤として使われますし、切り傷にもよもぎの葉を揉んだものを当てると止血の働きもします。
もぐさは、初夏に刈り取ったよもぎの葉を乾燥させ葉の裏の綿毛を精製したものでよもぎ100kgから取れるもぐさはたった500gしかなくとても貴重なものと言えます。
人の本来、ケガや病気を治す力、自然治癒力(生体防御)を持っています。
冬場の寒い時期や、身体を冷やすものを食べることが続くと当然自然治癒力は低下します。
お灸は、温熱で血行をよくすることで自然治癒力を高めて身体のバランスを整え症状を改善することにとても有効です。
人の身体は、骨と骨が筋肉によって支えられ、立つ、歩く、走るなどの思い通りに動くようになっています。 しかし、筋肉は40歳を超えると急速に衰え始め、関節の動きもスムーズさを欠き、バランス機能の低下も目立つようになります。
コロモティブシンドロームとは、この筋肉や関節などの運動器の衰えで将来、要介護や車椅子生活になるリスクが高まる状態になることをいいますが、このロコモティブシンドロームを防ぐには、日々の簡単な「運動療法」とお灸がお勧めです。
なんとなく体調がすぐれない、このような状態を東洋医学では、病気の前兆と捉えて「未病」と呼んできました。
「上医は未病を治す」という諺もありますがこの未病の段階で治療を開始することが重い病気にならないようにする一番大事なことです。
このブログでは、今回から数回に渡り、お灸について深く掘り下げていきながら様々な経絡(ツボ)も紹介し、自宅で出来る簡単療法のお手伝いを出来ればと思っています。
2015年03月13日
アトピ性皮膚炎について第四章!
アトピー性皮膚炎について第四章!
最近の傾向として、お子様のアトピー性皮膚炎率が数年間の間減り続けているそうです。
おそらく、アトピー性皮膚炎の情報が増え、我が子がアトピー性皮膚炎にならないよう親が最善の注意を払うようになったからかもしれませんがそもそも不特定だとか原因が判らないという意味のアトピーですので油断は禁物です。
子供の頃にならなくても中高校生時期に発病する人も最近は多いようです。
その原因は、ストレスと食事のバランスの崩れからだろうとは言われていますがこれも個人差があるので一概にこれが原因だと断定は出来ないようです。
子どもは成長していく過程で、著しく体が変化していきます。
その中でも、平均するとアトピーを発症する率が大きく変動するのが、生後4ヶ月〜3歳児と言われています。
これは成長過程に発達する免疫システムや肌の変化が関係しています。
食物アレルギーの有無がわかる生後4ヵ月頃や皮膚が乾燥しやすくなる3歳頃に、アトピーの発症率が上がることがあれば、1歳6ヵ月頃には発症率が下がるという調査結果が出ています。
また、赤ちゃんの誕生月によってもアトピーの発症率があるともいわれ、特に秋生まれの子どもに多い傾向があるようですが、秋生まれの子どもが必ずしもアトピーになるというわけではありません。
子どもがアトピーにかかる原因がさまざまあるように、アトピーを悪化させる要因は年齢によっても変わってきます。
乳幼児は消化器官が未成熟なので、悪化因子となりやすいのが卵や牛乳、若しくは母乳も関与している場合があるそうですし、幼児期は肌の乾燥や汗、ダニなどが悪化させる原因になります。
最後にアトピー性皮膚炎で辛い思いをされている方へ
宮医大の教授の講演で幼少期にアトピー性皮膚炎が酷かったお子様は、将来癌になる率が極めて低いという講演を聴いたことがあります。
生体防御の働きに寄るものなのかは判りませんが辛い時期を乗り越え完治すれば後は明るい未来があると言う事なのであまりお子様に対して神経質になり過ぎず予防と対策重視で前向きに病気と向き合っていきましょう!
あなたの健康を応援しています。
http://www.genkidou.biz
最近の傾向として、お子様のアトピー性皮膚炎率が数年間の間減り続けているそうです。
おそらく、アトピー性皮膚炎の情報が増え、我が子がアトピー性皮膚炎にならないよう親が最善の注意を払うようになったからかもしれませんがそもそも不特定だとか原因が判らないという意味のアトピーですので油断は禁物です。
子供の頃にならなくても中高校生時期に発病する人も最近は多いようです。
その原因は、ストレスと食事のバランスの崩れからだろうとは言われていますがこれも個人差があるので一概にこれが原因だと断定は出来ないようです。
子どもは成長していく過程で、著しく体が変化していきます。
その中でも、平均するとアトピーを発症する率が大きく変動するのが、生後4ヶ月〜3歳児と言われています。
これは成長過程に発達する免疫システムや肌の変化が関係しています。
食物アレルギーの有無がわかる生後4ヵ月頃や皮膚が乾燥しやすくなる3歳頃に、アトピーの発症率が上がることがあれば、1歳6ヵ月頃には発症率が下がるという調査結果が出ています。
また、赤ちゃんの誕生月によってもアトピーの発症率があるともいわれ、特に秋生まれの子どもに多い傾向があるようですが、秋生まれの子どもが必ずしもアトピーになるというわけではありません。
子どもがアトピーにかかる原因がさまざまあるように、アトピーを悪化させる要因は年齢によっても変わってきます。
乳幼児は消化器官が未成熟なので、悪化因子となりやすいのが卵や牛乳、若しくは母乳も関与している場合があるそうですし、幼児期は肌の乾燥や汗、ダニなどが悪化させる原因になります。
最後にアトピー性皮膚炎で辛い思いをされている方へ
宮医大の教授の講演で幼少期にアトピー性皮膚炎が酷かったお子様は、将来癌になる率が極めて低いという講演を聴いたことがあります。
生体防御の働きに寄るものなのかは判りませんが辛い時期を乗り越え完治すれば後は明るい未来があると言う事なのであまりお子様に対して神経質になり過ぎず予防と対策重視で前向きに病気と向き合っていきましょう!
あなたの健康を応援しています。
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2015年03月12日
アトピー性皮膚炎について第三章!
アトピー性皮膚炎について第三章!
これからのお肌お手入れはファムズベビー
今回は、アトピー性皮膚炎の具体的な治療法案をお伝えします。
ずばり治療の3大ポイントは「薬物療法」「スキンケア」「悪化因子への対策」です。
アトピー性皮膚炎の症状があらわれるときは、アレルゲンやストレスなど、いくつもの原因が積み重なり、それによって「皮膚のバリア機能」という堤防が決壊した状態といえます。
そのため、まずは皮膚の炎症をおさえ、症状を改善するために、適切なくすりを使用した治療をおこなうことが大切でもっとも効果的です。
ただし副作用なども考慮して、くすりを使いながら、同時にスキンケアや原因の除去を心がけ、よい状態をキープしなければなりません。
アトピー性皮膚炎の治療に使われるくすりは、過剰な免疫反応をおさえ、炎症を鎮める作用のあるステロイド薬や、非ステロイド性抗炎症薬、免疫抑制薬(タクロリムス外用剤)が主に使用されます。
ステロイド薬は、効きめの強さに応じて5つのランクに分類されていることを覚えておきましょう
どのくすりを、どの程度使うかについては、症状や部位などによって異なりますが、最初は1日数回使い、症状が改善するにつれ、1日おき、3日おきなどと少しずつ量を減らし(間欠塗布)、最後にはくすりではなく保湿剤に移行させるという進め方が基本です。
皮膚の炎症が続くとそれに伴ってかゆみも持続し、さらに引っかいてしまうことにより炎症が悪化し、バリア機能もさらに低下します。
そのため、外からの刺激をますます受けやすい状態になります。
この悪循環を食い止めるためには、まず、できるだけ早くしっかりと炎症を抑えること、そしてうるおいを保つスキンケア、さらに皮膚への刺激を減らすことが、症状コントロールのポイントとなります。
アトピー性皮膚炎の根治療法は、まず食事をできるだけ野菜や果物の多いものにかえ、特に牛肉、豚肉、マトン、鶏肉といった高タンパク質でアラキドン酸を多く含むものを避け、サフラワー油(べに花油)、サンフラワー油(ひまわり油)、コーン油、大豆油、ナタネ油といったリノール酸の多い油を料理に使わないということです。
炒め物にするより、水炊きにするという、ちょっとした工夫がアトピーを改善してくれるのです。
そしてオメガ3の不飽和脂肪酸の摂取を意図的にもっと増やすとアトピーのみならず、がんさえ含めた多彩な病気の予防になり、また治療にもつながるのです。
オメガ3のα-リノレン酸、またそこから代謝されてでてくるEPA、DHAは、背中の青い魚に多く含まれます。
肉を食べるのなら、魚を食べていただきたいものです。
しかし、マグロ、カツオ、サバ、サンマ、イワシなどの青魚は、特に重症のアトピー患者さんにはあまりすすめません。
なぜなら、魚油はヒスチジンという必須アミノ酸を多く含んでおり、それは痒み(かゆみ)をおこすヒスタミンの前駆物質であるからです。
そして、ヒスチジンは亜鉛を体外に排泄する作用があります。
亜鉛は皮膚にとって非常に重要なミネラルです。
また、よく言われることですが、最近、魚は海洋汚染のために水銀などの有害重金属を含んでいる危険性があるためです。(特に深海ザメのエキスやオイルなどは、かなり危険でしょう。)
したがって、痒みの非常に強いアトピー患者さんは、症状が軽快するまでは、青魚は積極的には摂らないほうがいいかもしれません。しかし、そういったもできれば白身の魚にしておいた方が無難です。
それから入浴に関しては、温かいお風呂に入り、湯船の中で汚れを洗い落とし、ナイロン製でない肌に優しい綿のタオルで洗うのが基本で、最後はシャワーで洗い落として仕上げることです。
市販されている石けんにはものすごい種類があり、どれがいいか迷うのはあたりまえです。
基本的には、合成界面活性剤をつかっていない薬用の石鹸か、アトピー専用のハーブソープ(シジュウム配合)などの石鹸に変えて下さい。
ステロイド剤は、本来、脂肪や汚れを残したまま使用しても全く効果が出ない薬である上に更に悪化させる可能性もあります。
この様なやり方を続けることできっと良くなります。
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これからのお肌お手入れはファムズベビー
今回は、アトピー性皮膚炎の具体的な治療法案をお伝えします。
ずばり治療の3大ポイントは「薬物療法」「スキンケア」「悪化因子への対策」です。
アトピー性皮膚炎の症状があらわれるときは、アレルゲンやストレスなど、いくつもの原因が積み重なり、それによって「皮膚のバリア機能」という堤防が決壊した状態といえます。
そのため、まずは皮膚の炎症をおさえ、症状を改善するために、適切なくすりを使用した治療をおこなうことが大切でもっとも効果的です。
ただし副作用なども考慮して、くすりを使いながら、同時にスキンケアや原因の除去を心がけ、よい状態をキープしなければなりません。
アトピー性皮膚炎の治療に使われるくすりは、過剰な免疫反応をおさえ、炎症を鎮める作用のあるステロイド薬や、非ステロイド性抗炎症薬、免疫抑制薬(タクロリムス外用剤)が主に使用されます。
ステロイド薬は、効きめの強さに応じて5つのランクに分類されていることを覚えておきましょう
どのくすりを、どの程度使うかについては、症状や部位などによって異なりますが、最初は1日数回使い、症状が改善するにつれ、1日おき、3日おきなどと少しずつ量を減らし(間欠塗布)、最後にはくすりではなく保湿剤に移行させるという進め方が基本です。
皮膚の炎症が続くとそれに伴ってかゆみも持続し、さらに引っかいてしまうことにより炎症が悪化し、バリア機能もさらに低下します。
そのため、外からの刺激をますます受けやすい状態になります。
この悪循環を食い止めるためには、まず、できるだけ早くしっかりと炎症を抑えること、そしてうるおいを保つスキンケア、さらに皮膚への刺激を減らすことが、症状コントロールのポイントとなります。
アトピー性皮膚炎の根治療法は、まず食事をできるだけ野菜や果物の多いものにかえ、特に牛肉、豚肉、マトン、鶏肉といった高タンパク質でアラキドン酸を多く含むものを避け、サフラワー油(べに花油)、サンフラワー油(ひまわり油)、コーン油、大豆油、ナタネ油といったリノール酸の多い油を料理に使わないということです。
炒め物にするより、水炊きにするという、ちょっとした工夫がアトピーを改善してくれるのです。
そしてオメガ3の不飽和脂肪酸の摂取を意図的にもっと増やすとアトピーのみならず、がんさえ含めた多彩な病気の予防になり、また治療にもつながるのです。
オメガ3のα-リノレン酸、またそこから代謝されてでてくるEPA、DHAは、背中の青い魚に多く含まれます。
肉を食べるのなら、魚を食べていただきたいものです。
しかし、マグロ、カツオ、サバ、サンマ、イワシなどの青魚は、特に重症のアトピー患者さんにはあまりすすめません。
なぜなら、魚油はヒスチジンという必須アミノ酸を多く含んでおり、それは痒み(かゆみ)をおこすヒスタミンの前駆物質であるからです。
そして、ヒスチジンは亜鉛を体外に排泄する作用があります。
亜鉛は皮膚にとって非常に重要なミネラルです。
また、よく言われることですが、最近、魚は海洋汚染のために水銀などの有害重金属を含んでいる危険性があるためです。(特に深海ザメのエキスやオイルなどは、かなり危険でしょう。)
したがって、痒みの非常に強いアトピー患者さんは、症状が軽快するまでは、青魚は積極的には摂らないほうがいいかもしれません。しかし、そういったもできれば白身の魚にしておいた方が無難です。
それから入浴に関しては、温かいお風呂に入り、湯船の中で汚れを洗い落とし、ナイロン製でない肌に優しい綿のタオルで洗うのが基本で、最後はシャワーで洗い落として仕上げることです。
市販されている石けんにはものすごい種類があり、どれがいいか迷うのはあたりまえです。
基本的には、合成界面活性剤をつかっていない薬用の石鹸か、アトピー専用のハーブソープ(シジュウム配合)などの石鹸に変えて下さい。
ステロイド剤は、本来、脂肪や汚れを残したまま使用しても全く効果が出ない薬である上に更に悪化させる可能性もあります。
この様なやり方を続けることできっと良くなります。
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