2018年12月17日
演劇が目指すもの12 ナティヤ.サストラ02
演劇が目指すもの12 ナティヤ.サストラ02
ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る
Natya:演じる.代理 Shastra:纏め.技法.理論
ベーダーンガ/vedāṅga ベーダの補助学 四肢/aṅga 祭儀様式解説
6つの学問から構成
シクシャー(śikṣā) - ベーダを正確に唱える 音声学 (西欧音声学へ多大な影響)
カルパ (kalpa) - 祭祀の様式規定
ヴヤーカラナ(vyākaraṇa) - ベーダを正確に理解する 文法学
ニルクタ(nirukta) -ベーダに使用される古語解釈 語源学
チャンダス (chandas) - ベーダ韻律学問
ジヨティシャ (jyotiṣa) - 時節に応じた祭儀の為の 天文学 占星術
神聖な言語と儀式実行の象徴的重要さを説く
的確な発音 歩格 音の高低 それらと調和の取れた所作 により完璧に儀式は行なわれる
言葉の完璧さにより マントラは成就する
たった一つの欠陥もそのパワーを失う
故にそれは 口承により師匠より弟子へと伝承されなければならない
バルトリハリ(CE5ごろ?インド詩人
文法学者パーニニ(BCE4.世界最古の言語体系化)を研究.)は
言語と霊性
単語は文節に含まれ 文節は文に含まれ 文は段落に含まれ そして文章は全て
ブラフマン宇宙の根本原理/アートマン 自己の本質 に含まれる
思索と知恵は「言葉」である 言葉は意味/内 表現/外 の存在である
単語は各々独立して定義はあるが 文章となり意味を表す
文法はヒンズー伝統の基礎科学である
各単語の関連性を説明しつつ 究極は
多様なレベルにある現実とその関係を反映するものとして理解される
「言葉」はエナジーである 潜在する心を変化させ 魂を理解する
「言葉」は先ず この物質界を表現するために進展した そして 感情を 更に
人類は命を霊的内界/形而上学 の意味解明を渇望した と云う
次回へ続く
と たのしい演劇の日々
ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る
Natya:演じる.代理 Shastra:纏め.技法.理論
ベーダーンガ/vedāṅga ベーダの補助学 四肢/aṅga 祭儀様式解説
6つの学問から構成
シクシャー(śikṣā) - ベーダを正確に唱える 音声学 (西欧音声学へ多大な影響)
カルパ (kalpa) - 祭祀の様式規定
ヴヤーカラナ(vyākaraṇa) - ベーダを正確に理解する 文法学
ニルクタ(nirukta) -ベーダに使用される古語解釈 語源学
チャンダス (chandas) - ベーダ韻律学問
ジヨティシャ (jyotiṣa) - 時節に応じた祭儀の為の 天文学 占星術
神聖な言語と儀式実行の象徴的重要さを説く
的確な発音 歩格 音の高低 それらと調和の取れた所作 により完璧に儀式は行なわれる
言葉の完璧さにより マントラは成就する
たった一つの欠陥もそのパワーを失う
故にそれは 口承により師匠より弟子へと伝承されなければならない
バルトリハリ(CE5ごろ?インド詩人
文法学者パーニニ(BCE4.世界最古の言語体系化)を研究.)は
言語と霊性
単語は文節に含まれ 文節は文に含まれ 文は段落に含まれ そして文章は全て
ブラフマン宇宙の根本原理/アートマン 自己の本質 に含まれる
思索と知恵は「言葉」である 言葉は意味/内 表現/外 の存在である
単語は各々独立して定義はあるが 文章となり意味を表す
文法はヒンズー伝統の基礎科学である
各単語の関連性を説明しつつ 究極は
多様なレベルにある現実とその関係を反映するものとして理解される
「言葉」はエナジーである 潜在する心を変化させ 魂を理解する
「言葉」は先ず この物質界を表現するために進展した そして 感情を 更に
人類は命を霊的内界/形而上学 の意味解明を渇望した と云う
次回へ続く
と たのしい演劇の日々
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