2016年05月21日
鑑賞 Conceptual Art in Britain 1964-1979 於いてTATE BRITAIN
鑑賞 Conceptual Art in Britain 1964-1979 於いてTATE BRITAIN
美大の学生であった友人と この概念芸術について口論となり 平行線で終わった若い日を思い起こします
作者側の友人は 受け手の観衆はその作品の発生元である作家の概念/思考を理解することでしか
作品を理解しえないと頑固に言い張りました が 観衆は純粋に作品との出会いを楽しむ訳ですから
作家の意図を観衆に強要すべきでない 一旦世に放たれた作品は 観衆の感性に寄り添う とか何とかで
互いの争点が空回り 互いに無言を保つことでしかこれは終わらないと気づき 会話を終わらせたのでした
TATE BRITAIN のパンフレットの意訳を試みます
この展覧会では 芸術の基本的変化に焦点をあてる
概念芸術では 概念は 意図/発想の結果としての作品(例えばパフォーマンス それは一回生)より上位にある
Marcel Duchamp(1887-1968)の金言 “芸術は精神に奉仕する” を提案する
作品からアイデアへ この焦点の変化は 芸術の本質 状況と役割 について 批判し分析する行為を生む
概念芸術は 芸術制作のための手順であり それは現代なおも芸術家に問い続けている
この展覧会では 社会文化の変化期
1979 Harold Wilson初の労働党政権発生から 1979 Margaret Thatcher 保守党奪還 と
概念芸術 の関係性をみてゆく
概念芸術の観念は 世界との再結合を働きかけ 現実世界と芸術を繋ぐ道筋を探る
それによって 社会と芸術の契約関係が明らかにされる事を企ててみる
例えば ある手法では 作品の受けてである観衆と 作家の意図と間に
どのような関係と行動がどう発生するかに注目する
と たのしい演劇の日々
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