2015年01月31日
シュタイナー神秘劇
写真はWEBより拝借いたしました
引きつづき Portal Prodaction による 3rd Mystery Drama プログラムより
Geoffrey Norris(performinternational 新ドラマと言語造形の学校Emerson College内)
Adrian Locher(シュタイナー第2神秘劇プロデュサー 米国発神秘劇世界ツアーもプロデュス中)
のお二人により シュタイナー神秘劇 英語翻訳の難しさについて書き込みがありますので
意訳を試みます
シュタイナー神秘劇の翻訳は実に大変な仕事である
翻訳者は 強健な律動的台詞群(大半が弱強5歩格)に直面する
それはドイツ語台本では思考経過を表現するが把握は容易でない
更に 精霊たちの 呪文/題目 的な台詞 これらは言葉に含まれる特定の音 と台詞自体のリズム
を保つことは要である
Harry Collison, Hans Pusch, Adam Bittleston 等は
これらの条件を最大限含みながら英語への翻訳を試みている それらの本を元本とし助けとした
私たちは 俳優と共同で 可能な限り真正で有意味な英語への翻訳を心がけた
呪文/題目な台詞群については ドイツ語のリズム保持することは避けられない
しかし ドイツ語5歩格は 畳み込みや歪みを用いなければ英語への翻訳不可能であることが判明する
故に 翻訳者は 単に翻訳してしまう 或いは 散文に堕してしまう誘惑と戦いつつ
思考の透明性と典拠のある響きを重視し そしてそれらを 英語での5歩格へとかたちどり ここに至った
と たのしい演劇の日々
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