2014年05月26日
Steiner第3神秘劇 アーリマン
写真はWEBより拝借いたしました
前回に引き続き 第3神秘劇 8幕 アーリマンの台詞 翻訳(意訳)に挑戦しております
2008年より シュタイナー演劇の研究を始め しかも英語での試みでありまして シュタイナー理解は
まだまだ不十分であります 不明なフレーズは現時点で可能な限りな訳となっておりますから もちろん
後日書き直しも多くあることでしょう しかし それもまた研究の道 手の掛かる過程を愉しみつつ
稔りある結果を夢見て精進しております
さて ヒラリーとトラウトマン退場の後 ストラダと12人の市民が入場します
12人の市民は 深い夢の中におり 魂だけがアーリマン王国を訪ね また意識もなく アーリマン認識もありません
一方ストラダはベネディクタスの導きで 高霊界を訪ねたと思ったところが 死の国
アーリマンとの出会いに大層慄きます しかも 12人の市民に困惑を覚えます
「Intoroduction to the Mystery Plays of Rudolf Steiner 」by Eileen Hutchins によりますと
しかし ストラダは 常識の不足だけが対立を生むなら アーリマンに従うことができると初めは思います
悪しき心の人間のみが 悪に導かれるなら アーリマンも自身には善に働くであろうからと
しかし とつぜん彼は 地上で吐いた虚偽の言葉を此処で吐いていることに気づくのです
アーリマンの言葉は此処王国のみで真実であり ここでは人間の思考は氷付き前進できなくなると感じます
さらに 彼はアーリマンの言葉に含まれる悲痛を感じ取り 涙をながします
以下は そのストラダに語りかけるアーリマンの台詞です
お前が正しくふるまうならば ここで得られる知恵はそれゆえに 長い間お前の魂の力となろう
ここで何を経験したか思い出せば 後に わたしが何者であるかを知るだろう
12人の魂だけがこの場所にあり何にも気づいていない 自宅で体は 最も深い睡眠にある
しかし 日と同じくらい明瞭に 魂の正体を ここで明らかにされるだろう
それらは 目が覚めている場合ほとんど知りえないのだ
私がくだらぬ言葉の遣り取りも 人類を喜ばせようともしないことをしれ
霊の高みに向け鼓舞させる より磨かれたことばを求める人類は 誰でも
それをどこか他で見つけなければならない
それでも、動機と真実のため私を通してここで起こることを観察するならば
しかも人類の子供たちが地球上で完全に道にまよっておらねば
私だけが必要であることを与えることができるとしるだろう
私は神によってさえ必要なのだ
なぜなら私が神々の深みで最初に活動し 魂を解放するだろうから
ある日 私の敵対者が人間に虚偽を信じさせることに成功するならば 私には不要だが
人間の魂はより高貴な世界を夢見る 一方力は衰えつつ
ここで何を経験したか思い出せば 後に わたしが何者であるかを知るだろう
12人の魂だけがこの場所にあり何にも気づいていない 自宅で体は 最も深い睡眠にある
しかし 日と同じくらい明瞭に 魂の正体を ここで明らかにされるだろう
それらは 目が覚めている場合ほとんど知りえないのだ
私がくだらぬ言葉の遣り取りも 人類を喜ばせようともしないことをしれ
霊の高みに向け鼓舞させる より磨かれたことばを求める人類は 誰でも
それをどこか他で見つけなければならない
それでも、動機と真実のため私を通してここで起こることを観察するならば
しかも人類の子供たちが地球上で完全に道にまよっておらねば
私だけが必要であることを与えることができるとしるだろう
私は神によってさえ必要なのだ
なぜなら私が神々の深みで最初に活動し 魂を解放するだろうから
ある日 私の敵対者が人間に虚偽を信じさせることに成功するならば 私には不要だが
人間の魂はより高貴な世界を夢見る 一方力は衰えつつ
と たのしい演劇の日々
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