私は脳梗塞で左半身不随になったことがあります
今では、見た目は健常者と変わりませんが
左手の指先、左足の付け根、股関節の動き、左足の下肢の曲げ伸ばしetc,に不自由が残っています
日常ではそれをできるだけ見せないように、言語でカバーしています
カバーしているつもり、、、です
脳梗塞で左脳に梗塞が発生すると右半身と言語原野(脳内にその活動を司る部位)がダメージを受けるため
話せなくなります
自分が健康の時は全く気がつかなかったのに、最近ではバスに乗って歩道を歩いている人をぼんやり
観ていても、この人は右半身に梗塞の後遺症があり言葉も喋りにくい
この人は左足が引きずっているけど、左手を使わずにいるから左の肩甲骨が身体にひっついて
動きにくくなっている、、
とか感じてしまいます
最近は自分自身の内観だけでなく、触れなくてもその人の感覚や感情を感受することができる
ようになりました
自然界では弱ったアクションは外敵に狙われます
ルアーフィッシィングとかでも弱った小魚のアクションで肉食魚を誘います
以前、我が家ではゴールデンリトリバーのハートを飼っていました
彼は家族の一員でありながら自然界の掟のようなものを本能的に示していました
歳をとって、足が痛い時、家の中でも足を引きずり
散歩に行っても痛い足をかばってぴょこたん、ぴょこたんと歩いているのに
近所の雌犬(リリーちゃん)の前を通る時だけは
胸を張り、痛がる足をちゃんと地面につけしっかりと歩きます!!
私が驚いていると、角を曲がってリリーちゃんから見えなくなると
又、足の痛い歩き方をします
カックン、カックンと揺れるハートの背中を見ながら
そうか、私も見た目は普通に見えるように他人の目を気にするよう体幹を鍛え直しました