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2012年10月12日
秋の玉村1−5
長い、長い、CM。失礼しました。
 さて、森口さん、F選手のセカンドは、どんな狙いですかね。」
「そうですね。ちょっと描いてみましょう。」


「左のAのバンカーに入れると、F選手のアプローチでは、ダブルボギー以上となりますので、ここは徹底的に避けると思います。」
「F選手のアプローチショットというのは、そんなに下手くそ・・・あ、いや、ひどいのですか。」

「はい。特にバンカーショットは、初心者以下です。」

「すると狙いはどうなりますか。」
「たぶん、左右のグリーンの間のBの木の方向を向いて、そこからドローをかけようとするでしょう。」
「F選手は、狙ってドローボールが打てるのですか。」
「たぶん、本人は打てると思っているでしょうね。ドローとフェードとストレートの3分の1の確率ですから、3回に1回ドローがかかっても、それは狙って打ってるとは言わないのですが、本人はそうは思っていないでしょう。」

「○○アナウンサー、まだグリーンはあかないでしょうか。」
「はい、前の組は4人なので、まだパッティングが続いています。暇をもてあましたF選手が、バカ話をしています。」

・・・ゴルフを始めて間もない頃、玉村を回りながら、あの頃絶頂期だったジャンボがここを回ったらどんなスコアーになるかね、なんてことが話題になりましてね。
   62だ、58だ、オレの半分だ、とワイワイ適当に言い合ってたら、
   普段無口なやつに、「ジャンボはこんなとこ来ないよ。」
   とボソリと言われて、みんな納得して黙ってしまった。・・・

「あ、T選手の奥さんも仕方無しに、笑っています。」
「確かに、尾崎選手は玉村を回ったことがないでしょうね・・・」

「さて、グリーンがあいたようです。T選手からでしょうか。」
「はい、フェアウェー左のセミラフから、ピンまで200Y。ただ、バンカー越えの難しいショットです。」
「森口さん、T選手の狙いは。」
「手にしているのは、5Wでしょうか。ただ、ピン方向は狙わないと思いますよ。」
「T選手、アドレスに入る前に、狙いを宣言しています。」

・・・バンカーにかからないように、グリーンを狙わず、その右狙いで打つよ。・・・

「森口さん、実は、T選手、トラブルがありまして、これが3打目なんですよ。
 3打目で、グリーンを狙えないというのは、ピンチですね。」
「おや、そうなんですか。」
「はい。こういうときというのは、選手は、いかにボギーを取るかに集中するものなんですか。」
「そうですね。アプローチのしやすいところを狙って、集中するしかないですね。」

「T選手、上手く打ちました。高い弾道です。」

「そうですね。ドローがかかって、すばらしい。右から曲げて、グリーンに乗りました。」

「○○アナウンサー、ナイスオンです。」
「はい。それを見たF選手が、なにやら文句を言っています。」
「内容が分かりますか。」
「ええ、聞き取れました。どうやら、『あんなとこから乗せるのは、反則だ』と言ってるみたいです。」
「意に介さず、T選手満足の笑顔です。」

「さて、F選手、やっと、本当にやっと、セカンドのアドレスに入りました。」
「いやあ、長かったですね。F選手は、もともとスロープレーヤーですが、それにしてもこのセカンドショットは長かった。2日かけてますからね。」
「打ちました。乾いたいい音がしました。森口さんの解説どおり、グリーンの間の木の方向に飛び出したようです。」

5番アイアンですね。ドロー回転の、青空をバックにした美しい球ですね。」

「ナイスオンです。狙い通りのすばらしいショットでしたね。」
「はい。選手によって、相性のよいホールというのがなぜかあるんですね。たぶん、F選手はこのホールと相性がいいのでしょう。」
「まぐれではないと・・・?」
「いや、まぐれですよ。ただ、本人は相性がいいと信じてますから、そうは思わないだけで。」


「グリーン上2つボールが並んでいますね。○○アナウンサー、どちらがどちらのボールですか。」
「はい、遠いほうがT選手です。F選手は、ラインが参考になると思います。」
「T選手のパーパットからですね。」
「はい。森口さん、こういうときというのは、パーを取りに行って、大オーバー、返しも入らず、3パット、なんていうことはないんですか。」
「ありません。百戦練磨のTさんなら、距離を合わせて、パーが取れなくてもしっかりボギーに収めるはずです。」
「F選手はどうですか。バーディーパットの返しが入らず、ボギーにしてしまうとか。」
「それは・・・十分考えられます。」


Tさんが先に打って、ラインを見せてくれたけど、バーディーパットはかすりもしなかった。
でも、オーバーで打てたので満足。
慎重に返しを入れて、2−2のパー。
前の組の上級者のYさんが見ていたので、パーオンだぜ、とガッツポーズ。
やったぜ!
それにしても、この5Iでのセカンドショット、しばらくは手ごたえとともに記憶に残りそうだ。
今、自分にできる最高のショットだった。

Posted by TM at 19:41 | 秋の玉村1 | この記事のURL
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