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2019年09月21日
またまた高血圧(九月十九日)
職場で医者に行って簡単な健康診断を受けてくることを求められた。なんだか嫌な記憶がよみがえってくるのだけど、前回これのために医者に登録して、血圧を測ったら、高い(200とかそんな数値は出ていない)ことがわかって、心臓だの腎臓だのあれこれ検査のたらい回しをされた挙句、毎日降圧剤を飲むという生活を強いられたのだ。薬を飲むのはともかく定期的に医者に通うというのに堪えられず、特に健康に問題もなかったことから、やめてしまったのだった。
以前通っていたときには、青空市場の近くの病院の建物の中に診察室があったのだが、うちのの話では、すでに移転してお医者さんも代わっているという。移転先は英雄広場の近くだからトラムで行った方が早そうである。以前は歩いた方がや微妙に早い場所だった。
チェコは工場などの始業が午前6時と早いが、医者の診療時間も早い。7時か7時半ぐらいに始まって、曜日によっては午前中だけで終わってしまう。午前中早い時間から出かけなければならない。ぼうっとした頭で診察を受けて、これでは仕事ができないなんて診断されたら困るので、行かなければならないことが決まってから、すこしずつ生活のリズムを前にずらすことにした。9時ごろにつくようなタイミングで出られれば最高である。
週末は例によって自堕落な生活で寝る時間もおきる時間も前倒しできなかったのだが、月曜日から少しずつずらして、医者行きを決行したのは今日、木曜日の朝だった。予定よりちょっと遅くて9時に家を出た。患者の数が多くて長時間待たされたとしても12時までかかるということはあるまい。なぜか、多分医者に行きたくないという潜在意識のせいだろうけど、痛み始めた左足を引きずるようにしてたどり着いた待合室にいたのは二人だけ、これならもう少しゆっくり出てくればよかった。
医師の先生のところに行く前に、看護師さんのところで尿検査に、視力、聴力の検査。視力は、近視と近くを見るための眼鏡ってのを混同して、近視用の眼鏡なのに遠視用と答えてしまった気がする。辛かったのは聴力で、横を向いて遠くからささやかれる言葉を聞き取るテストだったのだけど、こういのは母語でやるべきものなのだろう。簡単な言葉が使われていたけど、聞き取れないのもあった。
その後、奥の医師の部屋で診察。最後に計った血圧は、高かったらしい。具体的な数字は聞きたくなかったので聞かなかったけど、これでまた毎日薬を飲む生活が決まってしまった。コーヒーのせいじゃないかとか、この前、薬を飲み始めたときは辛かったとか、いろいろ飲まなくてもいいように言葉を並べてみたのだけど、効果はなかった。
コーヒーは血圧に何の影響もないし、高血圧というのは遺伝性でもあるのだとか。年を取れば高血圧になるのが普通だと思っていたからなあ。だから薬を飲むことになるとは思っていなかったけど。というか父親も高血圧だとか言っていたはずなのだけど、薬飲んでいたかなあ。日本だとどのぐらいの数値から高血圧で薬を飲むことになるんだろう。
薬については、前の先生が出していた薬は強い薬だから、今回は弱いのを出してくれるという。薬を飲んだからといって、何か食べちゃいけない飲んじゃいけないという制限があるわけではないともいうのだけど、何か不安である。前の薬も慣れてしまえば、気にせずお酒を飲めるようになったから、大丈夫かなあ。
保険のおかげで50コルナほどで購入した薬は、一か月分だというのに、二週間分の前の薬に比べると一つ一つの薬がものすごく小さかった。小さくて弱い薬だからといって、不快感をもたらさないとは限らないのが困り物で、明日以降、このブログの更新が滞ったら、薬の副作用のせいである。
早起きに関しては、ラグビーのワールドカップの中継が朝6時ぐらいからあったりもするから、今後も継続することになりそうだ。平日はさすがに午後1時からの試合なんて見られないから、6時からの試合のある日に頑張らないと、ほとんど見られないということにもなりかねない。これがオリンピックなら見ない理由になるから歓迎なんだけど、日本暑すぎるんだから深夜に試合してくれないかなあ。
2019年9月19日24時。