2016年03月05日
ネタメモ(三月二日)
最近、書き始めるときに何を書くのか決められないことが、決めるのに時間がかかることが多い。ネタがないというわけではないのだが、書こうと思って温めていたテーマが思い出せなかったり、そのテーマで書くつもりだった内容がすっぽり抜け落ちてしまって、当初の予定とは違う話になることが頻発しているので、備忘録代わりにこれから書く予定のことを羅列してみる。いつも以上に読む価値のない内容になりそうだけれども。
既に設定したカテゴリーごとに見ていくと、「戯言」(「世迷言」に変えようかとも思っているのだが)では、ヨーロッパ批判をいくつか考えている。「ウクライナ問題」「アラブの春」「旧植民地への干渉」などなど、いちゃもんを付けたいことはいくつもある。ヨーロッパというよりはEU批判というほうが正しいかな。
ドイツに対して日本が抱いている、いや自分自身が抱いていた幻想とその崩壊についても書いておきたい。ドイツの戦後処理を神聖化して、日本のそれを批判するのはよくある論法であるが、チェコにいるとドイツのやってきたことが、そんなに素晴らしいとは思えないのである。バイツゼッカーのあの演説も、首相ではなく大統領だったからできたという面もあるし。昨年のフォルクスワーゲンの騒動や、難民政策の迷走で、日本でもドイツの評価は下がっているようだが、それでも環境問題を中心に過大に評価している人は多そうである。
他には外国から見た日本についても書こうと思うことはあるが、これはまだしばらく熟成が必要だし、別カテゴリーにしてしまうかもしれない。
次の「オロモウツ」は、まだ少ししか書いていないけれども、ネタ切れ。普通に観光案内するという手はなくはないけど、あんまり気が進まない。役に立たないホテル、レストラン紹介はできるかもしれないので、ちょっと考えてみよう。
このブログのメインテーマかもしれない「チェコ語」は、ネタはたくさんある。たくさんあるんだけど、一つ一つが小さくてうまく一本の話にできる確信がないので、少々ご無沙汰気味。前置詞の「do」と「na」とか、完了態、不完了態の問題とか、うまくまとめる自信がない。方言についても書きたいなあ。その結果、ますます、チェコ語を知らない人には読めない内容になってしまいそうだけれども、読者を意識する余裕はないのだ。そうだ、カンボジアの国王について書くのも忘れてはいけない。これについては内容は読んでのお楽しみということで。
この記事もそうだけど「ブログ」ネタは、あまり書かないことにしようと思う。何度か書いた「反省」も、これ以上は同じことの繰り返しになりそうだし、知人に正体がばれたとか、そんな大事が起こったときだけ書くことにする。最近、三人の方にブログのことを教えて以来、それだけでは説明できないぐらいアクセス数が増えているので、ある日、「読んだよ」というメールが知り合いから届くかもしれないと、わくわく、いや、戦々恐々としている。
ビールについて、すなわち「Pivo」のカテゴリーでは、いろいろなビール会社について書こうという構想があったのだが、現時点でかけそうなのはチェルナー・ホラのビール会社ぐらいだなあ。ビールの味を言葉で形容できるほどの表現力、語彙はないし、別々のときに飲んだ個々のビールの味を判別できるほど繊細な味覚をしてはいないので、グルメ記事風のビール紹介も無理そうだ。どうでもいい薀蓄と個人的な経験から出来上がった記事になるだろうけど、このブログの記事って全部そんなのばっかだからなあ。
本屋さん的なブログを目指さなくもないので、「本関係」の記事は書き次いで行くつもりだ。書評みたいなものにも手を出すかもしれない。チェコ関係の本に限定してしまうとネタ切れになりそうだから、その辺は気にせず、読んで衝撃を受けた作家や作品について書き散らすことにしよう。読書の一環と言えるのかどうか、大学時代に勉強で読んだ『小右記』についても書きたいことがたくさんある。書く前に調べたり思い出したりしなければいけないことが多そうだけど、別カテゴリーにしてしまうか、訓読文もあわせてサブブログにしてしまうか悩ましいところだ。いや、それをやると毎日更新ができなくなるかもしれないから……、と悩みの迷宮に入り込んでしまうのである。
カテゴリー「チェコ」では、大統領について書く用意がある。大統領選挙のことも書いておきたいし、これまで三人しかいないチェコの大統領だけではなく、マサリクやベネシュなどチェコスロバキア時代の大統領についても書きたいことがいくつかある。シュバルツェンベルク氏を中心にチェコ人の民族性についても書いておきたい。お気に入りのテレビ番組や映画の中には、ネタが思いつかないときのために取っておいてあるものがある。「チェトニツケー・フモレスキ」とか、「シュムナー・ムニェスタ」とか。
普通のガイドブックには出てこなさそうな「適当観光案内」も、いくつか準備してある。基本的に自分が行ったことがある場所について書くつもりなので、そんなにたくさんの場所について書けるわけでもなく、昔言った場所は記憶があやふやで書きにくいという問題もある。それにどの時点で書くかという問題もあって、モラビアの温泉地「ルハチョビツェ」は、「チェトニツケー・フモレスキ」の後に書いたほうがいいよなあなどと、特に気にすることもないのだろうけど、考えてしまうのである。
新しく書くわけではない「昔書いたもの」は、それほど増えることはないだろう。書いた文章は山ほどあるけれども、けりがついていないものが多く、その場合は、書き足して完結させるのではなく、同じテーマで新たに書き直すことにする。それに、人様には読ませられないようなこっぱずかしい物も多いし。
「スポーツ関係」は、サッカー協会批判がいくつか書けそう。問題だらけの組織なんだよ。試合を見ての観戦記がかけるほどスポーツに詳しくはないので、周辺情報を提供できたら嬉しい。オロモウツの生んだ代表監督ブリュックネルについてはぜひ一文物するつもりである。
こうして羅列してみると、まだまだ書くことはあるじゃないか。大事なのはどれから先に書くかである。最近真面目なテーマは、失敗作になることが多いので書きやすそうなところからだな。とはいえ、書き始める前の予想通りには行かないのが難しいところである。
3月3日0時30分。
「昔書いたもの」は増えないと言いつつ、昨日増やしてしまった。
チェコでもテレビでコマーシャルを見かけるサイトを発見したので、載せてみる。ちなみにオロモウツで検索をしたら、おもなホテルペンションはすべてできて、すごい。日本国内旅行向けに感じられるバナーが多かったので、これを選択。3月4日追記。
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