2016年12月04日
ジャパンナレッジ入会(十二月一日)
十一月の晦日にクレジットカードを受け取って、剣術の演武を見に出かけて帰宅した後、早速ジャパンナレッジに申し込もうかと思ったのだが、やはり一度別件でこのクレジットカードが本当に使えるのかどうかを確認しておこうと思いなおした。
特に買わなければならないものもないし、日本のサイトでないと試す意味がないので、実験台となったのは、例によってパピレスである。パピレスに普段はしないログインをして、ポイントの購入画面に進んで、しばらく悩む。ポイントの購入さえすればいいのだから、本来は一番下の100ポイント分購入して、108円(いつ税率上がったんだ?)支払えばいいのだろうけど、わざわざ100円分購入するのも馬鹿らしい。それに3000ポイント以上になると、ボーナスが付くようだ。
結局、一番高額な10000ポイント購入で、10800円支払って、ボーナスポイントを合わせて10500ポイントを手に入れることにした。最近、ポイントが減ってきたので購入を避けていたのだけど、増えたら、また新しい本を探してみよう。これが、以前警戒していたクレジットカードの罠なんだよな。うん。
前回は決済画面でカードの情報を入力して送信したところで、このカードは使えませんというメッセージが出たのだが、今回は、携帯電話が音を立てて驚いた。インターネットバンキングの自分の口座にログインするときや、さまざまな手続きをするときに必ず必要になるコードがSMSで送られてきたのだ。クレジットカードで手続きをするときまで、必要だとは思わなかった。
その後は、何の問題もなく支払いが済んで、今までの苦労は何だったのだろうと言いたくなるほどだった。この手軽さ、お金を払っているという実感のなさは危険である。ウェブマネーを使っていたころは、常に残高が表示されるので、それをにらみながら使っていたから浪費のしようはなかったけれども、クレジットカードでストッパーになりそうなのは、自分が設定した利用限度額だけである。それも支払いの際には見えないので、あまり役に立ちそうにない。いやあ、限度額を10000コルナにしておいてよかった。
パピレスでの実験が済んで、さあ次はジャパンナレッジだと思ったのだが、すでに夜も遅かったので、翌日に回すことにした。急いでも仕方がないし、登録してすぐに使ってしまうと、睡眠不足に拍車がかかってしまう。
さて、その翌日なのだが、ジャパンナレッジの手続きも、本当にあっけなく済んでしまった。これまで試したときには、いろいろ不都合が出て、クレジットカードの登録画面にまでたどり着くのが一苦労だったのに、一回でそこまでたどり着いた。ありがたいのは、国外、日本以外の居住地を選べることで、チェコの住所と電話番号で登録することができた。住んでいない日本の住所、親は住んでいるけどさ、を使うのにはいつもそこはかとない罪悪感を感じてきたのだ。
ちなみに申し込んだのはJKパーソナル+Rで、一年分まとめて年会費を払うことを選択した。月払いよりは、二か月分ほど安くなるようだったし、クレジットカードで使用した金額の支払いが手動なので、回数は少ないほうがいいのだ。毎月だと忘れる月が出そうだけど、一年に一回なら忘れないだろう、多分。+Rにしたのは、もちろん『国史大辞典』と『古事類苑』を使うためである。
それで、支払の画面まで進んで、クレジットカードの情報を入力しようとしたときに、パピレスでは携帯にSMSでコードが入ったことを思い出した。携帯を確認すると電源が切れそうになっていたので、慌ててアダプターにつないで充電状態にした。SMSが届いてバッテリーが切れるなんてことになったらシャレにならない。
クレジットカードの情報を入力して、エンターを押して携帯をにSMSが届くのを待っていたら、SMSが届くことなく、手続きが終わっていた。よくわかんねえぜ。この違いは、パピレスとジャパンナレッジの違いということでいいのだろうか。ちょっと不安であった。
登録完了のメールが届くのを待って、満を持してログインする。『新日本古典文学全集』や、『東洋文庫』など目を通しておきたいものがいくつもあるのだけど、時間がないので、さわりだけ、いくつかの本の本文を表示させたり、いくつかの言葉を検索したりしてみた。『東洋文庫』が調子が悪いのか、本文ページが表示できなかったし、具体的な使い方は何もわかっていないので、これから時間をかけて、あれこれ試してみなければならない。とりあえず現時点での不満は、『新日本古典文学全集』のページの表示に、東京大学史料編纂所の『小右記』の画像表示よりも長い時間がかかることだ。もう少し早くなってほしい。
ログイン中に気づいたのが、二日前の記事の末尾に貼りつけた「お友達紹介キャンペーン」だった。気づいていれば、友人に連絡をして紹介させたのに……。いや、でもあいつはジャパンナレッジを使っているのではなくて、あいつの会社でジャパンナレッジの仕事をしているのだったか。そうすると紹介は無理だったかもしれない。どっちにしても、すでに入会してお金も払ってしまったのだから後の祭りである。
このジャパンナレッジについては、実際にある程度使ったらまた一文まとめようと思う。使うために導入したのだが、それがネタになるのであれば一石二鳥である。
ただ、不安が一つ。クレジットカードで支払った金額の処理をしようと思って、インターネットバンキングで自分の口座にログインしたのだけど、支払いができなかった。支払いができていないということではないよな、多分。
パピレスやジャパンナレッジからカード会社に請求が行って、カード会社から銀行、銀行から口座にというプロセスを経るから、即日処理されるわけではないと考えておこう。でも、使った分はすぐに払ってしまいたいぞ。実は、すでに、支払いを自動にしなかったことを後悔し始めているのであった。
12月2日16時30分。
もし、ジャパンナレッジに入会したくなったら、こちらからどうぞ。12月3日追記。
http://japanknowledge.com/camp/mgm/?km=1104867
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