アフィリエイト広告を利用しています
<< 2024年02月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
検索
リンク集
最新コメント
チェコの銀行1(十二月二日) by ルイ ヴィトン 時計 レディース hウォッチ (03/20)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしやん (12/30)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしゃん (12/30)
メンチンスキ神父考再び(七月卅日) by にっしゃん (12/30)
カレル・チャペクの戯曲残り(二月朔日) by K (08/16)
最新記事
カテゴリーアーカイブ
記事ランキング
  1. 1. 『ヨハネス・コメニウス 汎知学の光』の刊行を寿ぐ(四月十日)
  2. 2. no img 『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』(三月十九日)
  3. 3. no img コメンスキー――敬虔なる教育者、あるいは流浪の飲んだくれ(九月廿七日)
  4. 4. no img すべての功績はピルスナー・ウルクエルに(一月廿六日)
  5. 5. no img 「トルハーク」再び(三月廿日)
  6. 6. no img トルハーク四度(十月二日)
ファン
タグクラウド










ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

広告

posted by fanblog

2020年06月01日

半自宅監禁日記(五月廿九日)



 今日は午後からZoom。外出禁止も解けた平日に自宅ではやりたくないので、午前中から職場に出るつもりだったのだが、段取りが悪くてついたときには、午後になっていた。つまりは街中をお昼頃に通り抜けたのだが、時間帯のせいか、ドルニー広場のザフラートカの賑わいに驚いた。昨日よりも暖かく雨も降っていなかったのもよかったのだろう。今年一番の賑わいと言っても過言ではない。かつての日常が戻ってきたようで嬉しくなる。
 屋内で食べている人も多かったようだし、昼食の時間帯に関しては、客がかなり戻っていると言ってもよさそうだ。ザフラートカが設置されていても、営業していないところもあったので、すべての店でというわけではないのだろうけど。いずれにしても武漢風邪不況がオロモウツにあまり大きな傷跡を残さないことを願ってやまない。

 OPプロスチェヨフの後継企業の一つだと見ているModaプロスチェヨフのオロモウツ店は、一度は営業を再開したものの、すぐに閉店してしまった。今日見たら、お店の中は空っぽになっているから、改装工事でも始まらない限りこのまま閉店ということになりそうである。ワイシャツ二枚買っただけで終わったなあ。以前はほとんど機能していなかったネットショップで多少の品物が買えるようになっているようだけど、今後は店舗数を減らしてネット上での販売に力を入れるのだろうか。

 夕方になって職場を出たときには、雨は降っていなかったが地面はぬれているところもあったので、とおり雨でも降ったのだろう。気温も下がって念のために持ち歩いている上着を引っ張り出して羽織ることになった。もう少し気温が上がると過ごしやすいのだけど、こちらでは暑すぎるか寒すぎるかで、過ごしやすい気温の日ってのはあまり多くない。以前は夏が涼しかったから一番過ごしやすかったか。夏でも寒いって日もあったなあ。猛暑の続く近年から考えると隔世の感がある。

 ホルニー広場を通ると何だか変なものが目に入ってきてぎょっとした。実際には変なのって言うようなものでもないのだけど、気づいたときにはそんな気分になったのだ。現在オロモウツの誇りである天文時計の設置された市庁舎は改修工事中である。何か石造りで、もしくはレンガ造りで丈夫な建物なんじゃないかと思うのだけど、頻繁に改修工事をしているような印象がある。
 今回の改修は特に長いのだけど、天文時計のある側だけでなく、アリオンの噴水側の役所への出入り口のある側も全面的な改修が行われていて、足場が組まれていて役所への出入りが不便になっている。その足場が一部を除いて撤去されていて、壁の改修された部分が見えるようになっていたのだが、天文時計とは対角の角の部分に見慣れないものがついていた。黒い鳥が描かれている。町の紋章とは違うと思うのだけど、何だろう。

 よく見るとその絵から細い棒が突き出していて、絵の中にはローマ数字がある。日時計だ。それを変なものと思ったのは、天文時計も含めて全体的に落ち着いた色合いでまとまっている視聴者の壁にいきなり派手なというか、強い色が塗られているのが目に入ったからのようだ。鳥の紋章自体は黒だったけど、青色や赤色も使われていて、慣れるのに時間がかかりそうである。日時計は角の部分だけでなく、もうひとつ、役所への入り口の上のほうにもあって、こちらは落ち着いた色で絵もなかったけど、形が……。
 パラツキー大学の哲学部の中庭の壁にある、創立400周年を記念して設置された日時計もそうだけど、二つ一組で機能するような日時計なのかもしれない。あちこちで見かけてはいるけれども、読み方がわからないので何とも言えない。いや、チェコに来たばかりのころに、誰かに教えてもらったことはあるのだ。ただ、そのとき日が陰っていて、どこに影があるかいまいち判別かつかなかったんじゃなかったか。一体にあのころは曇りがちの日が多かったから、これで日時計役に立つのかなんて思ったものだ。こちらが日時計に興味を向けるのが曇りのときばかりだったのかもしれないけど。

 市庁舎から聖三位一体の碑に目を向けると、その前に赤い、一瞬悪趣味なと思ってしまった物体が置かれていた。ハートの形をかたどったもので、どうも、ハベル大統領のシンボルマークとなったサインの尻尾につけていたハート型を模したものらしい。ハベル大統領が、チェコ、チェコスロバキアの歴史においては、初代のマサリク大統領と匹敵する存在なのはわかるけど、ちょっと神格化が早くないかい? キリスト教徒ではなかったはずだけど、そのうちプラハの大司教あたりが列聖を求めそうな勢いである。
2020年5月30日10時。






https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/







posted by olomoučan at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9891363

この記事へのトラックバック
プロフィール
olomoučanさんの画像
olomoučan
プロフィール


チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。