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2020年05月22日

半自宅監禁日記(五月十九日)



 本来ならば昨日書くべきだったのだろうが、話が違う方向に進んでしまって書けなかったので、市に遅れで昨日の話しから始めよう。午前中は自宅で作業をしていたのだが、せっかく非常事態宣言が解除されたのに、外出しないのはもったいないと考えて午後から職場に出ることにした。ニュースでは、宣言の解除前とあまり変わらないと言っていたが、先週街を歩いたときと比べるとはるかに雰囲気が明るくなっていたような気がしたのは、天候の差だけではないと思う。
 フローラの公園や、街中を歩く人の数自体も多かったが、天気がよかったこともあって、空気が、先週までの晴れていてもどこか澱んでいるような空気がさわやかなものに感じられた。それはこちらの気持ちのありようを反映したもので、実際のところは変わっていないのかもしれないが、同じような気持ちを抱いていた人はいるに違いない。

 昨日職場に出たのは今日の仕事の準備で、自宅からやってもいいのだけど、せっかく非常事態宣言が解除されたのだから、職場でやることにしたのである。例によってビデオ会議というやつなのだが、職場のPCでZoomを立ち上げてみたのだが、スピーカーもなければカメラもついていなかった。スピーカーとマイクは棚漁りをしたら、ゲーム用の妙に質の高いマイク付きヘッドホンが出てきたからいいのだけど、カメラはどうしようもない。
 ということで、電車で長時間移動するときに携帯して書き物をするのに使っているノートPCを引っ張り出した。こちらにはカメラがついている。Zoomを立ち上げると、なんか変。自分の顔が上下反転していたのだ。通常でも鏡と同じように左右反転するから、そういう仕様かとも思った。最近新しいバージョンが出てセキュリティーがどうこうとか言っていたしさ。このままでもいいかとも思ったのだけど、あれこれいじっていたら上下を元に戻すことに成功した。これで準備完了である。

 職場からの帰りは運動不足解消のために遠回りすることにした。改修工事中だったモラバ川に架かる橋、ロシア正教の教会の前の橋の改修工事が済んだというニュースも見かけた記憶もあるので、河岸工事も終わっただろうと川沿いの道を散歩することにした。そうしたら駅と旧市街を結ぶモラバ川の橋で改修工事が始まっていてその前後の河岸の道も通行止めになっているようだった。この河岸の工事はもうずいぶん前に始まったと思うのだけど、日本とは工事のスピードが違うのである。
 それでも下流のパラツキー大学の法学部の辺りからシャントフカの裏にかけてはすでに河岸の改修工事が済んで歩けるようになっていた。以前と比べると、堤防めいたものもできて洪水に強くなった印象である。雨の多い日本だったら、これでも梅雨の時期は毎日洪水ということになりそうだが、雨の少ないチェコではこれで十分なのだろう。手すりがあちこちに設置されて見た目が悪くなったのが気になったが、これも洪水対策の一環なのかもしれない。1997年のモラビア大洪水から20年以上の時間をかけてようやくここまで来たと考えると、なかなかに感慨深いものがある。

 今日は職場へ向かう際に昨日通ったのとは反対側の河岸を歩こうと思って出かけたのだが、工事の車両が出ていて、橋の袂からモラバ川沿いの道に降りていくことができなかった。仕方がないので駅の前のほうまで大回りをしてロシア教会の前にでた。大回りをしたのは歩く距離を増やすためであって特に見たいものがあったからというわけではない。ただ、河岸工事の様子を見ることができたのは興味深かった。あんまり進展している様子はなかったのだが、どうも川幅自体を広げる工事をしているようで、昔作られた河岸のレンガの壁なんかも撤去の対象になるようである。今後はさらに上流の部分も改修されていくことになるのだろう。気の長い話ではあるが、オロモウツが洪水に強い街になるまでにはまだしばらくかかりそうである。

 昨日、今日と街を歩いていて気になったのは、営業を再開していない店がいくつかあることで、中には新たな借り手を求める張り紙が出されているところもあった。普段から店の入れ替わりがないわけではないから、これらの店のすべてが今回の武漢風邪騒ぎで廃業したということはないだろうけど、止めを刺されたなんてところはいくつかあるに違いない。今後もこの手の廃業、閉店は増えると予想されているから、数少ないなじみの店が消えないことを祈っておこう。
2020年5月20日9時30分。







https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/








posted by olomoučan at 05:51| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
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