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2019年03月12日

風邪をひいてしまった(三月十日)



 尾籠なってほどでもないけど、あんまりきれいではない話で申し訳ない。きれいな話って書いたことはないか。
 風邪をひいたのは先週のことで、あれこれ予定していたことが滞ってはいるのだが、このブログの更新は奇跡的に続けられたからよしとする。頭がボーッとしてあれこれ考えられないおかげでいつもより書く時間が短かったという怪我の功名みたいな現象も起こったし、さっと書くこと決めてささっと1ページ強の文章を書き上げるというのが理想で、ここ何日かその理想に近づいた気はする。

 問題は、恐らくいつも以上に内容がなく、意味不明で、誤字脱字の山を気付いているのではないかということである。最近、タグというものに手を出してみて、これも体調がよくないときに発作的にやったんだったか、最初の記事からタグ付けと校正とをやり直そうかと思ったことがある。思っただけで、すでに1100を超えた駄文の山にめまいがしてやめたのだけど、機を見て折を見て古い記事にもタグを付けていけば、10年後ぐらいには完成するかもしれない。誤記誤植のほうは……。恥ずかしくて穴があったら入りたいレベルのものもあるから、何とかしたいのだけど……。夏休みにでも集中的にやるかなあ。
 こういう考えが関係のない方向に膨らんでいって収拾がつかなくなりかけるのも風邪をひいたときの文章の特徴で、書き終わって他に書く予定のことがあったんだけどどうしようということも多い。それもすぐに忘れてしまうから、次の文章を書く役にも立たないのが腹だたしい。

 昔は、風邪をひくと、インフルエンザでもいいけど、熱が出ることが多かった。熱が出るから苦しいというのはよくわかるのだけど、最近は熱は出ないのに苦しいことが多い。しかも引き始めが一番つらい。症状が悪化するしないにかかわらず、一番つらいのは風邪をひいたことを自覚した翌日で、ひいた状態に体が慣れるにしたがって、朝起きてから動き出せるようになるまでの時間も短くなるし、症状は同じようなものでも無理もきくようになる。

 最近チェコでひく風邪は、先ず喉に来る。喉が痛くなりそうなそんな気配を感じて、睡眠時間を延ばすなどの対策がうまくいくと、風邪はひかずに終わることも多い。失敗すると、喉と言っても口蓋の後ろの部分でまだ喉に入らない部分が痛くなって、頭痛を伴うことも多い。こうなると、どう頑張っても一週間は風邪とお付き合いである。
 寝ている間に唾を飲み込むのも痛いので頻繁に目が覚めるし、痛みを抑えるためにノド飴を常用してしまうから舌なんかが痛くて痛くて熱いものを飲むとしみてしまう。次に来るのが鼻水で、喉の痛みが少し引くと鼻水が垂れ流しになる。朝など睡眠中の発汗で乾いた体に水分を入れると、しばらくは飲んだものが鼻水になっているんじゃないかと言いたくなるぐらいである。
 喉、というよりは口の奥の痛みが治まると、今度は咳が出始める。ここまでくると先が見えたと言ってもいいのだが、咳と鼻水が長く続くことも多い。で、いまここなのである。四六時中鼻をかんでいるので、鼻の周辺は痛いし唇は荒れるし……。発作的に咳が止まらなくなることもある。マスクなんてものは存在しないし。

 風邪をひいているときと、ひいていないときで体の機能に違いがあるように感じる部分もある。やたら滅多ら汗をかいて、頻繁に着替えが必要になる。普段なら気にならない程度の汗が気になって、体が冷え込むような感官に襲われるのである。温度の上下に対する耐性が弱くなって、服を着たり脱いだりする回数も増える。その結果、選択の回数も増えて迷惑をかけることになるのだけど、一度汗に濡れた服を着なおすのも、あまり気持ちのいいものじゃないから仕方がない。
 汗をかくせいか喉が常に渇いてしまうのも、その結果水分を摂取する量が増えて、汗をかきやすくなるという点も含めて不快である。でも何よりも不快なのは、お酒もコーヒーも、最高においしいはずのチェコのビールでさえおいしいと思えなくなることである。そして月曜日から知人がオロモウツに来るというタイミングで酒が飲める状態にないというのは、何かの嫌がらせかと言いたくなってしまう。日頃の行いの悪さを象徴しているのかな。またまたしょうもない話になってしまった。
2019年3月11日22時15分。





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タグ:愚痴
posted by olomoučan at 06:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 戯言
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