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高原茂
メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー・行動心理士の高原茂です。宜しくお願い致します。 「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」 など
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2024年12月01日

【夜明け前が一番暗い】

【夜明け前が一番暗い】

英語の諺に、こうあります。

The darkest hour is just before the dawn.
(夜明け前が一番暗い)

意味は、

『苦難や雌伏の期間は、終わりかけの時期が最も苦しい。
それを乗り越えれば、事態が好転する』

です。

シェイクスピアのマクベスに由来する言葉、

It’s always darkest before the dawn.

もあります。

深い悲しみの後に真の悦びがあります。

逆境を乗り越えたところに至福があります。

逆境や試練は、

神様からの贈りものです。

試練を経験し、

それを乗り越えることで、

魂は成長します。

これに関して、

『絶望は神さまからの贈りもの』(著者 ひすいこたろう 柴田エリー SBクリエイティブ)

の中に、こう書いてあります。

「いきなりですけど、今日を境に、
あなたの人生から、『不幸』はなくなります!

というのは、

『不幸』は『幸せ』の前触れだからです。

あらゆる『ピンチ』は『チャンス』に変わります。

そのことは、
偉人たちの人生がはっきり証明してくれています。

例えば、
坂本龍馬はツイてないことばかり起きる男だったし、
世界のクロサワ、黒澤明監督は自殺未遂をしています。

ベートーベンだって、気力をなくし遺書を書いた日もあるし、
ビートルズのポール・マッカートニーは放火容疑で国外追放にされているし、
アップルのスティーブ・ジョブズは、
自分のつくった会社から追放されたはみだし者だった。

女優のオードリー・ヘップバーンは自分にまったく自信がなく、
チョコばかり食べるのでブクブク太っていたし、
孫正義だって余命5年と宣告されています。

ガンジーはわずか4日のうちに3回も逮捕され、

マザー・テレサは町の人たちからツバを吐かれ、
石を投げつけられていた。

このように、
偉人ほど不幸に見舞われ、
ピンチの連続だったことがわかります。

天に見込まれた人ほど、
いろいろ起きるんです。

なぜなら、
その方が成長するからです。

心は『喜び』を求めますが、
魂は『成長』を求めているんです。

心は『安定』を求めますが、
魂は『変化』を求めています。

不幸、逆境、困難、トラブル、ピンチは魂にとっては、
ウェルカムなんです。

困難こそ、
魂の成長を誘う、
天からのギフトだからです。

きっとあなたの人生にも、
悩み、落ち込み、
どうすればいいのかわからなくなるときがあると思います。

でも、
実は、
それこそが『チャンス』です。

もう前には進めない、
右にも左にも後ろにも逃げ道はない。

そんなふうに行き詰まったときこそ、
ひとつ上の次元にジャンプするしかなくなるからです。

(中略)

人は、外側(状況)を変えられないときに絶望します。

しかし、
外側を変えられないときこそ、
ほんとうの意味でチャンスなんです。

外側ではなく、
自分の内側(心)を変えざるを得ないからです。

僕らの生きる真の目的は、
内側(心)に変容を起こすことです。

内側の変化こそ、
本質的な変容(トランジッション)をもたらすからです。

(中略)

自らの人生に立ちふさがる『壁』に見えていたものこそ、
実は運命の『扉』だったことがはっきりわかるはずです。

絶望こそ、
神様からの最大のギフトなんです。」(2頁〜6頁)

「彼はラム酒を毎日飲み、5歳のときからずっと葉巻を1日1本吸ってきた。

『何でそんなに元気なんだ!』

との問いには、いつもこう答えた。

『何に対しても、悪口を言ったり、罵ったりしないこと。
何に対しても。
恋愛に対してもね』

彼がミュージシャンとしてブレイクしたのは、
何と、90歳のときです。

キューバの世界的なミュージシャン、
コンパイ・セグンド。

映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』にも出演しているので、
ご存じの方もいることでしょう。

『本当に大事なことは、ほとんどいつも思いがけなく起こるもんだ。
夢に見てた好機、成功、愛・・・・・そんなものがいつ訪れるかなんて、誰にも分からないものさ。
でも、準備して油断せずに気を配ってなきゃいけない。
そういった流れは、普通、二度は現れないからさ』

これは、CDのライナーノーツに載っている、コンパイの言葉です。

アルバム『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』は97年度のグラミー賞を受賞。

2000年の初来日では、
東京、大阪など7ステージを行い大盛況でした。

パリのオリンピア、ニューヨークのカーネギーホール、ロンドン、マドリッドなど、
彼は世界中へ飛んだ。

90歳を過ぎて世界をかけめぐったコンパイ・セグンド。

残念ながら、彼は2003年7月に95歳で亡くなっているのですが、
亡くなった年の夏にも、ヨーロッパでのコンサートが計画されていました。

95歳で、ヨーロッパツアーですよ。

(中略)

彼が生まれたのは1907年。

日本でいえば日露戦争後の頃。

10代の頃から歌をつくっていたが、
キューバ革命で政治体制が変わり、
彼の音楽は資本主義の遺物と見なされて表舞台に出ることはなくなった。

そして彼は葉巻屋で働きます。

17年間、1日も休むことなく・・・。

そして! そして! そして!

その間、音楽もやめなかった。

その後、長年貢献した葉巻屋を辞め、
彼は再び音楽に専念し、
表舞台に復帰するのは82歳のとき。

そしてその8年後、
90歳で突然のブレイク。

90歳を超えてからも、コンパイは毎日必ず2時間練習していたそうです。

90歳を超えてなお、準備して油断せずに気を配っていた。

90歳を超えてなお、まだまだうまくなりたかった。

90歳を超えてなお、女性を愛し続けた。

彼は音楽をずっとずっとずっと愛してきたのです。

彼は人生をずっとずっとずっと愛してきたのです。

愛するとは、
そこに実直なまでに命(時間)を捧げることです。

『私は、私の歌を聴きにきてくれる聴衆の表情を見るのが好きだ。
彼らの前でこの歌を歌うとき、まるで制しきれない火のように、彼らの間に幸せと楽しい気分が広がっていくように見えるんだ。
それは純粋な火だよ』

社会がどう変わろうと関係ない。

そして、何に対しても、悪口を言わない。

そんな暇があるなら練習する。

そんな暇があるなら恋をする。

コンパイ、いつもスーツにパナマ帽。

ときには葉巻をくわえて。

人生は何て美しいんだ。

とても悪口なんて言っている暇などない。

もし、彼が若い頃に、未来を正確に見通せる占い師に見てもらっていたら、
やる気を失っていたことでしょう。

『あなたがブレイクするのは、死ぬ直前、90歳を超えてからです』

そう言われてもこれっぽっちもうれしくないですよね?(笑)

人生って、先が見えないから楽しいんだ。

先が見えないからドキドキするんだ。

そして、人生って、うまくいかないから面白いんだ。

思うようにいかないから飽きないんです。

『私の人生にも花が咲きました。
誰にでも人生の花が咲くチャンスはあるんです。
それは仕事かもしれないし恋愛かもしれない。
遅かれ早かれ誰のもとにも来るんです。
私はもう老人ですが、ようやく花が届きました』by コンパイ・セグンド

朝になれば日が昇るように、
春がきたら、さくらが咲くように、
準備が整ったときに、
必ず、君も花を咲かせます。

だから、
準備を怠ることなく、
油断することなく、
毎日を丁寧に過ごそう。」(55頁〜60頁)

「あなたのいまの悩みは、
未来の世界をもっと明るくするためにあるのです。

どんな過去も、
素晴らしき未来への伏線。

これまでは、
すべて、
これからのためにあったのです。

世界はあなたの復活劇を待っています。

待っているよ、
君の復活を。

君がいたからこそ、
この世界は優しい世界になったんだ。

君が君でいてくれてありがとう。」(247頁)

この本『絶望は神さまからの贈りもの』は、名著だと個人的に認識しています。

御一読をオススメします。

逆境や試練は、

神様からの贈りものです。

人生で起こることすべては、

魂の成長の糧となります。

すべては “学び” です。

すべては経験学習であり、

体験学習です。

だから、

逆境や試練を楽しみましょう!

『どんなことがあっても、私は喜びだ、感謝だ、笑いだ、雀躍だと、勇ましく潑剌と人生の一切に勇往邁進しよう』(中村天風)

『人生とは嵐が去るのを待つ場所ではなく、雨の中でもダンスをして楽しむことを学ぶ場所である』(ヴィヴィアン・グリーン)

(推薦図書)
『絶望は神さまからの贈りもの』
(著者 ひすいこたろう 柴田エリー SBクリエイティブ)
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https://amzn.to/41eob3Y

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