【ヘマチンという天然成分】
ヘマチンという保湿成分が注目されるようになったのは美容室からです。
もともと、ヘマチンはヘモグロビンを分解して作られます。
ヘモグロビンを分解すると、タンパク質の「グロビン」と酸素の運ぶ「ヘマチン」に分かれます。
ヘマチンはもともとタンパク質と一緒に働く性質があり、単独になったヘマチンをヘアケアに配合することで、素晴らしいチカラを発揮します。
髪の毛というものは９０％が「ケラチン」というタンパク質でできているため「グロビン」にとても良く分子構造が似ています。
ヘマチンはケラチンタンパク質を見つけると「グロビン」と勘違いし、とても強力に結合し髪を補修するのです。

【パーマやカラーのダメージ補修】
パーマやカラーといった薬剤による髪のオシャレ。
これらは、アルカリ剤で髪のタンパク質を破壊し、色やウェーブを作りだします。
また、過酸化水素という２剤も同時に塗布され、さらにタンパク質を傷める原因になります。
たとえると、チーズがネズミに食べられて、円い穴が中にたくさん出来てしまった、ような絵がいいかと思います。
髪の内部にできたダメージホールが、髪質の低下、ツヤの減退、パサつきやゴワゴワ感につながって、枝毛や切れ毛の原因になるわけです。
さらに、そのアルカリや過酸化水素は髪の内部に残っていることが多く、美容室での施術でも全て綺麗に洗い落とせません。
また、美容室でこんなことを言う方もいます。
「カラーやパーマしたてなので、今日はシャンプーしないでください」
いやいや、薬が髪に残っているのに？
パーマやカラーのダレや退色を防ぐため？
こんなことをしていると、髪はどんどんダメージが進行してしまいます。

【ヘマチンのすごいチカラ】
ヘマチンは髪の内部に残っている薬剤を除去するチカラがあります。
また、カラー直後の独特なニオイ(メルカプタン臭）の除去もできます。
最初にも書きましたが、酸素を運ぶ「ヘマチン」は酸化重合を促進しカラーやパーマ、縮毛矯正の持ちなどの持ちも助けます。
また、ダメージホールに入り込みパーマなどの２剤によるSS結合で髪内部から強固な結合、補修する特徴があります。
「髪のダメージ原因を除去しながら、髪の補修ができる」
という優れた性能とも言え、薬液処理をしている髪に対してのメリットが大きいのです。

【ヘマチンの更なる可能性】
また、メラニン色素を活発化、復元させるともいわれているので、白髪予防にも期待されている成分です。
さらに、紫外線を吸収する効果もあります。これは髪の保護クリームなどに配合されている紫外線吸収剤とは違い、髪の表面に塗るのではないので水などで流れ落ちることもありません。
そして、活性酸素の除去も期待され、髪の老化をも防ぐというアンチエイジング的な効果も期待されております。
これら多くのチカラを持つ「ヘマチン」を高濃度配合したヘアケアはレオローロマリス　ブラッククリスタルなのです。



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