2013年01月05日
16日目 -チップという文化-
日誌より抜粋
今日は総じて微妙な日だった。まず朝から霧が立ち込めていた。
なにか嫌な予感がするので、とりあえず予防線として
Aaronに「週末クラブ行かない?」と誘っておく。...
今日は総じて微妙な日だった。まず朝から霧が立ち込めていた。
なにか嫌な予感がするので、とりあえず予防線として
Aaronに「週末クラブ行かない?」と誘っておく。...
こちらに来てから一度も雨になったことがないので、
なぜか油断して薄着で出かけてしまった。
とりあえずHolocaust Museumに行ってみる。
ネットのレビューでは「一度は行くべき」と書いてあったので来てみたのだが、
まずアジア人が一人もいない。
なんていうか、アメリカの敵国だった国の人が来る場所じゃない感じだ。
ストア行ったら旧日本軍のプロパガンダ特集本が売ってるし・・・。
その日はナチスの特集をやっていたのだが、どうも入場券を買わないと入れないようだ。
下調べしたつもりだったのだが、そんなこと書いてあったっけ。
まぁいい。それ以前に場違いな日本人がいる物珍しさからか周りの目線がすごい来る。
「一度は行くべき」ってレビュー、英語で書いてあったっけ。
なんか違うと思いそそくさと出る。
次にFreer Sackler Gallery of Smithsonianを見つける。
雨も強くなってきたので入る。
それにしても関係ないが本当にアメリカ人って傘ささないんだな・・・。
そこはなかなか面白くて、アジア圏やアフリカ、エジプトなど、
あっちで言う神秘的?な美術品が展示されていた。
中でも気になったのが、日本史で習ったことのある狩野派の掛け軸が数点あったことだ。
なんだかおどろおどろしい絵だなと思い説明文を見るとKanoの文字。
こんななんだー!とじっくり見てしまった。授業で習ったものを実物で見てしまった感動。
そこでちょっと心を持ち直し、一旦家に戻ることにする。雨は止み始めていた。
Aaronから返事あったかなとfacebookを見ると、「日曜行こう」と返事が来ている!
とりあえず週末に少し色が付いたぞと喜びつつ、
今日は金曜なのに夜がもったいないなと一人でクラブに出かけてみる。
下調べし、Jamesにも情報を聞いていざ出発。
・・・ない。ずっと歩いていたらおっさんに声をかけられる。
「どっか行きたいのか?」
「Fur Nightclub知らない?」
「ついてきなよ、他になにか質問は?」
すでに警戒はしているが、こっちも実際困っている。無下に断らずに場所だけ聞こう。
「この先を行ったところだよ。それで、なにか食いたいんだけど。」・・・来た。
「ah...tip?」
「ya ya cheap,4 or 5dollers」・・・聞き間違えされたが、まぁいいか。
あまり長く一緒にいるともっとねだられる。
「5 dollers,Thanks.」矢継ぎ早に礼を言いながら離れ、教わった道を行く。
あ、クラブに着いた・・・けどここibyzaじゃん!
俺が行きたかったのFur Nightclubなんだけど!
でも行く前に見た地図だとここらへんで合ってるな・・・。
おっさんには「Fur!えふ!ゆー!あーる!」って言ったんだが。
まいっかibyzaで。
そこはNE地区ということでここに行くまでにすでに治安の悪さがちらほら見える。
大声で歌を歌いながら歩くおばさん、それに悪口を吹っかけ口論になる若い女性たち。
帰りの電車代恵んでと言ってくるおばさん、なんでもござれだ。
うわーとか思いながら列に並んだのだが、またこれもひどい。
後ろで男たちがナンパしていてすんごいうるさい。
女の子たちがスパニッシュかなにかの言葉で遊んでいたらそれに絡んだようだ。
そのまま流れるように一人の男が他の人に絡みだす。こいつらすでに酔っているようだ。
セクハラしたりアフロに喧嘩吹っかけたり、白人なのはわかるが
どうも純粋なアメリカ人ではなさそう。
仲間内でもいちゃいちゃと「俺たち仲良しだよな兄弟!」とか言ってたと思うと
いつのまに喧嘩し始め、うわーと思っていると、
またいつのまに仲直りして「さっきのは冗談だよな兄弟!」とか言っている。
いやさっき目がマジだったじゃん・・・。
そいつらの「bro!bro!homey!homey!」とうるさいのを聞きながら前を見たら、
門番がIDをチェックしている。
ここで気づいたのだが、そういえばいつもの癖で
パスポートのコピー持ってきちゃったけど、これ駄目だよね。
とりあえず今まで1時間くらい並んだのがもったいないので最後まで並んでみる。
門番に聞く。
「駄目です」
ですよねー。
ということでそのままおとなしく今日は帰った。
(暴れて漏れなく周りに迷惑かけていた白人たちは、意外と俺にはなにもしてこなかった。
ただでさえ見かけないアジアンに絡んだところで、
逆になにかされそうでめんどくさがったのだろうか。)
追記
Holocaust Museumは日本人向けじゃないかもしれないです。
ただFreer Sackler Gallery of Smithsonianはいろんな文化圏の
郷土文化財などが展示されてあるので、そういうのが好きな人は
見に行くのもいいかもしれないです。
狩野派の絵画などはたしかその時の特集だったので、
見に行く際はあらかじめなんの特集をしているか調べておく方が無難です。
アメリカでは一般人でも、こっちが観光客とわかればチップを吹っ掛けてくる人がたまにいます。
もちろん善意で、チップなしでいろいろ教えてくれる一般人の方が圧倒的に多いですけど。
お金に困ってそう、もしくは身なりがしっかりしてない人などには、
「道を教えてあげるよ」なんて言われても「No,thank you」で回避した方が無難かもしれません。
海外旅行はエイチ・アイ・エス
JALパック 海外ツアー
9割以上の方が留学保険に加入
留学保険ならAIU
なぜか油断して薄着で出かけてしまった。
とりあえずHolocaust Museumに行ってみる。
ネットのレビューでは「一度は行くべき」と書いてあったので来てみたのだが、
まずアジア人が一人もいない。
なんていうか、アメリカの敵国だった国の人が来る場所じゃない感じだ。
ストア行ったら旧日本軍のプロパガンダ特集本が売ってるし・・・。
その日はナチスの特集をやっていたのだが、どうも入場券を買わないと入れないようだ。
下調べしたつもりだったのだが、そんなこと書いてあったっけ。
まぁいい。それ以前に場違いな日本人がいる物珍しさからか周りの目線がすごい来る。
「一度は行くべき」ってレビュー、英語で書いてあったっけ。
なんか違うと思いそそくさと出る。
次にFreer Sackler Gallery of Smithsonianを見つける。
雨も強くなってきたので入る。
それにしても関係ないが本当にアメリカ人って傘ささないんだな・・・。
そこはなかなか面白くて、アジア圏やアフリカ、エジプトなど、
あっちで言う神秘的?な美術品が展示されていた。
中でも気になったのが、日本史で習ったことのある狩野派の掛け軸が数点あったことだ。
なんだかおどろおどろしい絵だなと思い説明文を見るとKanoの文字。
こんななんだー!とじっくり見てしまった。授業で習ったものを実物で見てしまった感動。
そこでちょっと心を持ち直し、一旦家に戻ることにする。雨は止み始めていた。
Aaronから返事あったかなとfacebookを見ると、「日曜行こう」と返事が来ている!
とりあえず週末に少し色が付いたぞと喜びつつ、
今日は金曜なのに夜がもったいないなと一人でクラブに出かけてみる。
下調べし、Jamesにも情報を聞いていざ出発。
・・・ない。ずっと歩いていたらおっさんに声をかけられる。
「どっか行きたいのか?」
「Fur Nightclub知らない?」
「ついてきなよ、他になにか質問は?」
すでに警戒はしているが、こっちも実際困っている。無下に断らずに場所だけ聞こう。
「この先を行ったところだよ。それで、なにか食いたいんだけど。」・・・来た。
「ah...tip?」
「ya ya cheap,4 or 5dollers」・・・聞き間違えされたが、まぁいいか。
あまり長く一緒にいるともっとねだられる。
「5 dollers,Thanks.」矢継ぎ早に礼を言いながら離れ、教わった道を行く。
あ、クラブに着いた・・・けどここibyzaじゃん!
俺が行きたかったのFur Nightclubなんだけど!
でも行く前に見た地図だとここらへんで合ってるな・・・。
おっさんには「Fur!えふ!ゆー!あーる!」って言ったんだが。
まいっかibyzaで。
そこはNE地区ということでここに行くまでにすでに治安の悪さがちらほら見える。
大声で歌を歌いながら歩くおばさん、それに悪口を吹っかけ口論になる若い女性たち。
帰りの電車代恵んでと言ってくるおばさん、なんでもござれだ。
うわーとか思いながら列に並んだのだが、またこれもひどい。
後ろで男たちがナンパしていてすんごいうるさい。
女の子たちがスパニッシュかなにかの言葉で遊んでいたらそれに絡んだようだ。
そのまま流れるように一人の男が他の人に絡みだす。こいつらすでに酔っているようだ。
セクハラしたりアフロに喧嘩吹っかけたり、白人なのはわかるが
どうも純粋なアメリカ人ではなさそう。
仲間内でもいちゃいちゃと「俺たち仲良しだよな兄弟!」とか言ってたと思うと
いつのまに喧嘩し始め、うわーと思っていると、
またいつのまに仲直りして「さっきのは冗談だよな兄弟!」とか言っている。
いやさっき目がマジだったじゃん・・・。
そいつらの「bro!bro!homey!homey!」とうるさいのを聞きながら前を見たら、
門番がIDをチェックしている。
ここで気づいたのだが、そういえばいつもの癖で
パスポートのコピー持ってきちゃったけど、これ駄目だよね。
とりあえず今まで1時間くらい並んだのがもったいないので最後まで並んでみる。
門番に聞く。
「駄目です」
ですよねー。
ということでそのままおとなしく今日は帰った。
(暴れて漏れなく周りに迷惑かけていた白人たちは、意外と俺にはなにもしてこなかった。
ただでさえ見かけないアジアンに絡んだところで、
逆になにかされそうでめんどくさがったのだろうか。)
追記
Holocaust Museumは日本人向けじゃないかもしれないです。
ただFreer Sackler Gallery of Smithsonianはいろんな文化圏の
郷土文化財などが展示されてあるので、そういうのが好きな人は
見に行くのもいいかもしれないです。
狩野派の絵画などはたしかその時の特集だったので、
見に行く際はあらかじめなんの特集をしているか調べておく方が無難です。
アメリカでは一般人でも、こっちが観光客とわかればチップを吹っ掛けてくる人がたまにいます。
もちろん善意で、チップなしでいろいろ教えてくれる一般人の方が圧倒的に多いですけど。
お金に困ってそう、もしくは身なりがしっかりしてない人などには、
「道を教えてあげるよ」なんて言われても「No,thank you」で回避した方が無難かもしれません。
海外旅行はエイチ・アイ・エス
JALパック 海外ツアー
9割以上の方が留学保険に加入
留学保険ならAIU
【2012年アメリカ滞在日誌の最新記事】
この記事へのコメント
successfully ordinary overnight cenforce properly funny between statement cenforce usa tonight emergency [url=http://cavalrymenforromney.com/#]cenforce canada[/url] fine tomorrow cenforce 200 for sale hopefully matter