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2017年10月02日
ビックバイクを片手で乗りこなす方法
ビックバイクで片手八の字・片手Uターン
等々
足腰でバランスを取れば、手は添えているだけなので手を放してもバイクはコントロールできます
オートバイの乗り方
1、リーンウィズ
2、リーンアウト
3、リーンイン
4、ハングオン
1、リーンウィズの特徴
車体のバンク角と体の傾きが同じで、バイクの中心線上に体がある
基本となるフォームですが、奥も深いです。
2、リーンアウト
バイクの中心線上より体が外側
メリット : バンク角より目線が高いので先が見渡せる
バイクが滑ってもコントロールし易い
リッキー・カーマイケル(AMAモトクロスチャンピオン)
アントニオ・カイローリ(モトクロス世界選手権チャンピオン)
ボリス・シャンボン
僕
3、リーンイン
バイクの中心線上より体が内側
(同じく体を内側に入れるハングオンとの違いは、両膝は閉じたままニーグリップを維持したまま
体を内側に傾ける)
メリット : バンク角が限られている状況で有利
(バンク角が少ないが、旋回速度が速く遠心力に対抗できるようにバンクさせい場合)
僕も理屈では理解しながらも、メリットを体感していなかった頃は
『もっと寝かせばいいやんッ! なんで浅いバンク角で体だけイン側に入れるの???』
ところが二輪指導員の練習をしている頃体感出来ました。
いわゆる白バイ乗りです。
ブレーキ・クラッチなどのレーバーは必ず4本指
両膝は閉じたまま前を向ける
右足を地面に付けない(常にリアブレーキ上に足がある事)
白バイや教習車に装着されているバンパーが邪魔でバンク角を稼げないんです。
でも完熟走行などで速度域が速くなってくると、当然旋回速度も速くなります。
単純に寝かせてさらにバンク角を増やすとバンパーが擦ります。
バンパーを地面に接地させると、検定では減点。
最悪は
バンパーを擦りながらさらに寝かすと車体がバンパーにのる感じでタイヤが地面から離れます
⇩
当然コケます
白バイ隊員
写真をご覧頂くとバンク角に限界があることがお分かり頂けると思います。
4、ハングオン(ハングオフ)
車体の中心線上より体が内側、サーキットでお馴染みの膝を開き、腰を落としたライディングフォーム
ケニーロバーツが最初にこのライディングフォームを始めたらしいです。
ロッシvsマルケス
昔峠、ワイディングロードでいわゆる、【とう〇こぞ〇】時代
当時の僕は膝を擦ると速く走れると思っていました(T_T)・・・
当時の写真は無いので今となっては分かりかねますが、いわゆる【無理膝】だったかもしれません。
当時膝のバンクセンサーに木ネジを打ち込んで、ネジの鉄部が路面と擦れて火花を散らすことが流行っていました。なので二ヶ所からの火花は膝とステップ両方擦るほど寝かせているアピールでした。
休憩の際も皮ツナギの削れた膝のバンクセンサー&削れて尖ったステップの先端が自慢でした
(今考えて思い出すと、メッチャ勘違い野郎(T_T)・・・)
旋回速度が速くなる
⇩
遠心力に対抗するために、バンク角も深くなる
これが理屈です。
モトクロスライダーのライディングフォームは似ています。
motoGPライダーのライディングフォームにはバラつき、個人差が激しいです。
そしてあくまでも僕個人的な意見ですがライディングフォームに正解はありません。
その時・その時の状況に応じたフォーム
事故や転倒のリスクが少ないフォーム
僕のライディングフォームは『変わっていますね!』
なんて言われる事があります。
僕のバイク経験の経歴
峠〇僧
河川敷でのモトクロスごっこ
大型二輪取得(限定解除の頃なので運転免許試験場での飛込、運転免許試験)に向けてのジムカーナ的な練習
kATANAで峠小〇
モトクロスレース
二輪指導員取得に向けた練習(白バイ乗りでのジムカーナ的な練習)
スーパーモータードレース
現在
(レースを辞めてスペックや最新マシンにこだわらず、昔から好きなGPZ900Rでツーリング
今でもワイディングロードは好きですが気持ち良く流す程度です)
セルフステア
車体を傾けると自然にハンドルが切れていく現象を指します。バイクや自転車等の二輪車は、車体が左右どちらかに傾けば、傾いた方向に自然とハンドルが切れて進行方向が変わります。
オートバイも自転車も理屈は同じです。
皆さん自信でも試してみて頂きたいのですがバイクは重いので
自転車のサドルを持ち地面と直角にします。
例えば直角の状態の自転車を左に傾けると前輪は自然に左に向きます。
様々な経験を積んで個人的にリーンアウトがバイクコントロールがしやすいです。
寝かし込むイメージはアウト側の膝をイン側に力を入れてバンクさせます。
外足加重がメインなのでイン側の足と上半身はリラックス
腰を曲がりたい方向に向ける
(セルフステアを邪魔せずに、体の向きと前輪の向きを同じ方向に向ける)
寝かし込むバンク角の調整は
モタード時代はイン側の足を前に出すので、ステップの擦り具合
腰をイン側に落とすのは少しだけです。
ブーツのバンクセンサー
バイクで様々な経験をして最終的に落ち着いた僕のライディングフォームです
なので、サーキットをタイムを出す攻めた走りは別ですが、
一般公道でタイヤの端まで使う必要性は無いと感じます。
公道でバンク角限界まで攻めた走りをしている最中にコーナー途中、あるいはコーナー立ち上がりに
何かしらの障害物があるなど不測の事態が発生した場合。
既に限界のバンク角まで車体を寝かし込んでいるとイン側への危険回避は出来ません。
ですから
『アッ! 危ない』
って瞬間にイン側・アウト側どちらにも行ける事が重要だと思います。
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