歌舞伎や文楽は好きで一人で見に行くのですが、今回は二本立て見てきました。さすがに妹に６時間も付き合わせるのは酷なので、彼女はレイトショーだけ参加でした。

写真は「義経千本桜」の静香御前、もう一枚は食い倒れ太郎、ロビーに飾ってあります。



見たのは、昼２時から６時まで（途中休憩が１０分と１５分の二回）の文楽、演目は「生写朝顔話
しょううつしあさがおばなし」
　宇治川蛍狩りの段
　明石浦船別れの段
　浜松小屋の段
　嶋田宿笑い薬の段
　宿屋の段
　大井川の段

長い話だけど、切ない恋の話。なかなかうまくいかない世の中、恋の道だけど…と言う感じの話。もちろん有名どころの太夫さんの語りや人形遣いの人（有名だとお顔を出して操ります）。いいですねぇ。生きてるような動きに表情。太夫のエネルギー、感情、もう４時間も座って見てても良かったです。

レイトショーはシェークスピアのテンペストを九州の物語に置き替えた現代的な人形浄瑠璃でした。歌舞伎の若手の演目でもたまに現代の世相や流行りものをアドリブでセリフに入れたりしますが、この「天変斯止嵐后晴」（てんぺすとあらしのちはれ）も、若い人のファンも増やしましょうって感じの分かりやすいものでした。これは二時間、休憩なし。

文楽も良いですよ、見たことのない人も多いと思いますが、歌舞伎より入場料は安いし、ガイドイヤホンもあるし、太夫の語りが舞台上部にセリフとして表示されるし。英語版の訳もあれば、子供用にガイドも貸し出しがあるし。さすが夏休みって感じです。

で、終わると妹とイタメシで話し込んでご機嫌で帰宅。

ブログは本日更新です。

いやぁ〜文楽っておすすめですぅ〜

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