月と太陽とアップルミント

日本人の6人に1人がブタクサの花粉に反応してしまいます。
ブタクサによる花粉症は8月から10月までがピークとなり、症状は夏の終わりから秋にかけて現れます。
この時期、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、頭痛、咳など風邪のような症状が長引く方は、夏風邪ではなくブタクサアレルギーかもしれません。　この時期の、目のかゆみや、皮膚のかゆみ、肌あれなどもブタクサ花粉が原因かもしれません。

ブタクサアレルギーの方は、スキンケア・化粧品に含まれる美容成分に気をつける必要があります。

キク科のブタクサに反応する方は、同じキク科の草花に反応する場合があるのです。

キク科の植物は
カミツレ(カモミール)、ヨモギ、タンポポ、ひまわり、ノコギリソウ,etc

どれも美容成分として、自然派化粧品やオーガニック化粧品に含まれていたりします。

また、キク科ではありませんがイブニングプリムローズ(月見草油)は、ブタクサ アレルギーを持つ方には、アレルギー症状がでることがあると報告されていますので注意しましょう。

食べ物ですと、ブタクサと同じアレルゲンは
ウリ科の果物や野菜です。
ブタクサ花粉症の方は、スイカ・メロン・きゅうり・バナナ・ズッキーニ・とうがん・ゴーヤなどにアレルギー症状が出やすく、注意が必要です。



私もブタクサ アレルギー(病院で検査済み)で、何年もずっと１年中、顔に赤いぷつぷつやニキビがあり悩んでいました。

化学物質を極力避け、無添加でオーガニックで厳選された素材のものでスキンケアしているのに何故だろう. . .と長年の疑問でした。
どれも赤みを抑えるとか、炎症を抑えるとか、殺菌、治癒力を高めるなど効能のうたわれているものだから、綺麗になるはずなのに. . .と

しかしある時、ブタクサアレルギーのことに注目し、キク科の植物と、月見草オイルの含まれていないもを選んでスキンケアすると改善されました
(私の場合は特に月見草オイルに強い反応がありました。)
クレンジング、洗顔料、化粧品、保湿クリーム、オイルなど全ての成分をチェックしなおしてから約1ヶ月後には、赤いプツプツやニキビはできなくなりました

(写真左の状態が右になりました)


自然派・オーガニックは決して肌に優しいわけではないと思い知った瞬間です. . .
大切なことは自分の肌に合うことですね

それでもたまに、油断して商品裏の成分表示をチェックしそびれて新しいスキンケア商品を使ってしまうことがあります
ある時、口コミで評判の保湿クリームなのに、つけたら逆に肌がひどく乾燥してシワシワになったり、ニキビができたり. . . と、肌トラブルが現れてから気づき、成分を見ると月見草油が含まれていたということがあります。

植物の力はとてもパワフルです。良いほうにも、悪いほうにも働く場合があります。
よく、植物エキスが多数使われている日焼け止めなどの製品に「赤ちゃんもつかえる。安心。安全。」など書いてあることがありますが、そういうのを見るたびに無責任だなぁ感じてしまいます。
肌に合う、合わないは千差万別なので、自分の肌に合うものを探していくというのがとても大切になります。

ブタクサアレルギーでお肌にお悩みがある方、ぜひ一度、スキンケア商品を見直してみてください(^-^)/

自分がブタクサアレルギーかどうか気になる方は病院で検査してみましょう。
血液検査でのアレルギー検査なら、内科、耳鼻科、眼科、皮膚科などで受診できます。