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2016年05月24日
モンサンミッシェル!
パリに興味のないわたしも、ここは一度行ってみたいと思っていました。香川県のこんぴらさんみたいなところなのかなぁ、と(笑)
パリから車で約4時間かかるところなので、オプショナルツアーで行ってきました。
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日本人がいっぱいのツアーは興ざめなので、ガイドツアーではなく、往復の送迎だけのツアーにしました。いろんな国の人たちに交じって、同じバスの中に日本語のガイドツアーの人たちも同乗していましたが、食事をするレストランも決められているようで、わたしたちはやっぱり送迎だけで良かったです。
でも、フランス人女性のガイドさんが話す日本語を聞いて、久しぶりにフランソワーズ・モレシャンさんを思い出しました(笑)
道中は、人口密度の高いパリ市内とはまったく違うのんびりとした景色を楽しみました。車内からでは写真は撮れなかったのですが、放牧されている牛や羊の姿が見える、のどかな景色でした。
来たー!これもテレビで何回見たことか。
モンサンミッシェルは、708年に建てられた修道院です。サン・マロ湾上に浮かぶ小島に建てられていますが、潮の干満の差が激しい所で、かつては満ち潮の時には海に浮かび、引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていたそうです。多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたとか。
今は、人工の橋がかかっています。
長い歴史の中で要塞として使用されたこともあり、今もその面影を残しています。
この小島には観光バスや一般車両が乗り入れることができないようで、シャトルバスかこの馬車に乗るか、もしくは徒歩(10分)で橋を渡ります。
それでは、中に入りまーす。
入り口が2重3重になっているのが要塞っぽいです。
ここには跳ね橋っぽいのが。
ここから、城下町というか、参道?が始まります。お土産屋さんやレストランでいっぱい。
あー!昨日見たやつー!
昨日ノートルダム大聖堂で見た、この生き物?が気になって、ホテルに帰ってから調べました。名前はガーゴイルさんです。
別に架空の生き物ではないようです。雨樋だそうです。。。雨水で建物の壁が濡れると傷むので、雨樋を外側に延ばして、それを装飾(いろんなデザインがあります)したものらしいです。雨樋の機能を果たしていないただの装飾物はガーゴイルとは呼ばれないらしいです。
えー、ドラクエに出てくるガーゴイルは雨樋だったのか!いやーでも、もう立派にキャラクターとして成立してる!ほしい!
ゲットしましたー!
壁に引っ掛ける金具もついてまーす。
でも引っ掛けないで、日本のベランダで待っているバロン(バリの聖獣)さんと仲良くしてもらおうと思いまーす(笑)
モンサンミッシェルで食べたのは、
パリ市内でも気になってたムール貝と、
ラム肉!
ゴールデンウィークもあってか、レストランの中にも日本人客がいました。日本語メニューも充実。
さて、腹ごしらえが終わったところで、上に登りまーす。
2016年05月23日
ノートルダム大聖堂で出会いが。。。
ベルサイユ宮殿を見てパリ市内に戻った後、ノートルダム大聖堂へ向かいました。セーヌ川の中州、シテ島にあります。大阪の中之島みたいなとこですね(笑)
これが正面。
右の方に周って行くと、全然違う形が見えます。
天を貫きそうな塔!
横にはセーヌ川。
そして後ろの方に周ると、また全然違う形。
ヨーロッパのこういう歴史的建造物は、全体像を写真に収めるのがむつかしい!
さらにぐるっと周って行くと。。。ん??
この不思議な生き物?はなんでしょう???めっちゃわたしの興味をそそるんですけど!!!なんか、ハリーポッターに出てきそうな!
この次の日、わたしたちは、あのモンサンミッシェルを観光するのですが、この不思議な生き物?と運命的な出会いを果たします!お楽しみに!
*おまけ*
ベルサイユ宮殿を見た後、駅まで行くまでのカフェで食事をしました。
最近は日本でも同じみ?の、そば粉のガレット!(フランス語では語尾のトは発音しないようですが)
今回の旅で一番おいしかったかも!
そば粉は小麦粉よりヘルシーだし、日本に帰ったらぜひ作ってみようと思いました。
そして、フランスはビールはハイネケンしかないのかと思いきや、このPelforthがすんごいおいしかった!これも実はオランダのハイネケンのビールらしいのですが、フランスで製造しているそうです。いろいろ種類があるようですが、Blondeがおすすめ!!
マクドナルドのベルサイユセット(笑)
パリのハードロックカフェも行きましたよー。
ホテル近くのカルフールで売っていたガレット。日本で売ってくれないかなー。
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あったあった、冷凍だけど。
2016年05月22日
ベルサイユ宮殿(続き)
では、前回の続きを。
はぁ、こういうのはバチカン美術館を思い出します。いくら写真撮ってもキリがないやつです。。。
お、やっと鏡の間に入るようです。
人がいっぱいで、部屋の広さがわかりにくいですが、ここで夜な夜な派手な宴会が行われていたのでしょうか。。。
窓からはさっき入ってきた中庭が見えます。
ここは王の寝室。ドイツのお城でも思ったんですが、ベッドのサイズを見ると、昔の人はそんなに身長が高くなかったんだぁと思います。
いちおう1階の王女たちの居室も見てみました。これはマリー・アントワネットではなくて、ベルサイユ宮殿を豪華にしたルイ15世の王女たちが使っていたようです。知らなかったのですが、マリー・アントワネットの部屋は、ガイドツアーじゃないと入れないみたいです。
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中央の廊下は庭園に面していて、見晴らしがいいです。
控えの間1・2があって、客間、図書室、王女の小部屋、王女の寝室と続きます。客人と王女との親密度によって、通される部屋が違っていたとか。
そう言えば、映画マリー・アントワネットを見ていたとき、毎朝、王妃の寝室まで貴族の婦人たちが入ってきて王妃を裸にし、着替えさせるというシーンがありました。王妃の着替えを手伝う権限を与えられているということが、貴族の婦人たちにとってステータスだったようです。王と王妃の寝室にまで入ってくるというシーンもあって、江戸時代のお殿様のお添い寝役を思い出しました。
どの国においても、既得権益や権利の象徴となってしまった人たちに、プライバシーや人権はもはや、無いんですね。。。
広大な庭園にもちょっとだけ出てみました。。。疲れた。。。
2016年05月21日
ベルサイユ宮殿!
オスカル―!アンドレ―!
わたしの年代の女子ならば、夢中になった人は多いのではないでしょうか。ベルサイユのバラ。
わたしは買ってもらえなかったので、友だちに借りて読んでいました(涙)
あの漫画は架空の人物であるオスカルが主役だったけれど、ソフィア・コッポラの映画を見たとき、あー、そういう感じねー、とちょっとマリー・アントワネットのことを理解できた。ある意味、時代の被害者だったのかなと。主役を演じたキルスティン・ダンストは、スパイダーマンのときから好きな女優さんだし。お顔は地味なんだけど、なんだかとっても魅力のある女優さんなんですよねー。今知ったけど、ドイツ系の人だったんだ!
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ベルサイユ宮殿はパリ市内ではないので、回数券とは別途に切符を買いましたが、意外に安くて、3.5ユーロ。パリ市内から約40分で行けます。
駅からは、人がたくさん歩いていく方向についていけば大丈夫。このきれいな並木道の向こうに、宮殿があります。
おぉー、何やら金ぴかのものが。。。
ルイ16世の銅像です。かっこいいけど、処刑されちゃった人ですよね?
人がいっぱいですが、この外門(中央格子門)はすぐに入れました。簡単な荷物検査(カバンを開けさせて中をちらっと見るだけ)があるだけなので、みんな列を作ることもなく、どどーっとなだれ込んで行きます。
ここで、ベルサイユ領地の全体図をお見せしますと。。。
おわかりでしょうか。わたしたちが見学しようとしている宮殿は、マップの3〜6番で示されている、ほんの1画なんです!
1番がさっきのルイ16世の銅像がある広場、わたしたちは今、中央格子門を入って2番にいます。
右上にあるマリーアントワネットの離宮なども見ようとすると、1日がかりです。で、ここにも観光用のトロリーがあるみたいです。
さて、今回わたしたちは本当に軽いノリでパリに来たので、たいした下調べもせず、宮殿見学のチケットも買っていませんでした。
これが宮殿に入る門。この門は開かず、団体客は門の右にある扉から、個人客は左にある扉から入ります。中のセキュリティチェックのせいか、これがなかなか入れそうにない感じ。それに、写真を見てわかるように、列がどこにあるのかもわからない。群がっている人たちは、あっち向いたりこっち向いたり。。。このとき、11時20分。
どうしたらいいかわからずに突っ立っていると、そのうち係員の人たちが大きな声で叫んで、どうやら列を作ろうとしている感じ。えー、今から?えー、誘導ロープぐらい用意しとけよー!
とりあえず並び始めましたが、このまま並んでいてチケットが買えるのかどうか不安になってきました。係員の人たちは英語ができそうにないので、後ろにいたアメリカ人女性ふたりに聞いてみました。彼女たちはチケットをあらかじめ用意していたようで、中で買えるのかどうかはちょっとわからないということ。
しかたないので、一度列を離れて、チケット売り場を探すことに。チケット売り場は、マップの8番、左側の建物の中にありました。ここにも列はありましたが、割とスムーズに流れていたのでそんなに待たなかったと思います。中にトイレもあるし、途中で上の日本語マップももらえました。チケット売り場とは別のカウンターで配っていますので、忘れずにもらいましょう。
さて、けっこう日差しのきつい中、待つこと1時間半くらいかな。13時20分頃にやっと入れました。
時間の惜しい方は、あらかじめネットでチケットを買っておくこともできるみたいです。あと、マップの下の方にも載っている観光案内所でも買えるそうです。2ユーロの手数料を取られるそうですが、こちらの方が混んでいないようです。
チケットを用意して、早起きして朝9時くらいに行けば、宮殿への入口も割とすぐに入れるという情報もあります。
あとは、ガイドツアーを申し込むのもいいかも。
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これが、門の左側の入り口がある建物。
やっと入りましたー!
門の向こうにはまだ人がたくさん待ってまーす。
さて、とりあえず鏡の間を見たいので、右側の北翼、5番に入ります。
あ、教科書で見たやつ。
これはゼルダの伝説に出てくる、ボス部屋のカギですね(笑)
階段の近くにあったこれ、みんな一生懸命、写真撮ってました。わたしも見たことがあるような気がするけど。。。有名?
ここから2階に上がります。
えーと、このとき、マップ5番、北翼の一番奥ですね。2階に上がったら折り返して、中央のコの字型の建物に入ります。
これは中央コの字部分のマップ。鏡の間があるのは奥の9番で、その前にこーんなにたくさんの部屋があります。
これが1番の部屋かな。ここにお土産販売コーナーがありますが、ごらんの通り混雑していますし、お土産は宮殿入口の方にたくさん売っているので、そこでゆっくり選んで買うのが良いと思います。
窓の外に見える庭は、マップの28番あたりですね。四角い乗り物が観光用のトロリーです。
えーと、どれがどの部屋の写真かわからなくなりましたが(笑)お楽しみください。
ちょっと写真の数が多いので、続きはまた次回に。
2016年05月20日
海外旅行で家族とはぐれたら?
今回のフランスを入れると約10ヵ国ほどを海外旅行してきたわたしたちですが、先日イスタンブールの空港で起こったトラブル(2回目のミラクル起こりました)以外は、トラブルらしいことはありませんでした。それも結局、たいした結果にはなりませんでしたしね。
もちろん、海外に行けば予想外のことはたくさん起こりますし、ぼられることも度々ですが(笑)、それも含めてのカルチャーショックを楽しんでいます。
だけど、今回は本当にニアミスだったと思います。
前回、パリメトロは完全に止まる前にドアが開くという話はしましたが、なんと、わたしが先に乗って、続いて夫が乗ろうとしたときにドアが閉まったのです。電車の中で、わたしと隣の見知らぬおばさんが懸命にドアを開けようとしたのですが、結局、電車は夫を残して発車してしまいました。
夜10時前、コンコルド広場からの帰りです。子どもじゃないので(笑)、ホテルの場所はふたりとも把握していたし、最終的にホテルに帰ればいいとは思ったのですが、わたしは、次の駅で降りて待つことにしました。
ところが、電車を2本待っても夫は降りて来ず。。。このときまずかったのは、わたしのスマホの電池が切れていたことでした。SIMはドイツのが使えたし、パリメトロにはWifiもあるし、夫と連絡がすぐに取れていれば何ということはなかったのに。。。
ホームのベンチにガラの悪そうな人がたむろっていたので、ホテルに戻ることにしました。下の写真は関係ないですけども。ガラ悪い人の写真は撮れないですからね(笑)
スマホの充電器はあったのですが、充電が遅くてなかなか使えず、電車に乗ってからやっと夫からの電話を受けることができました。
夫はわたしが乗り換えの駅で待っていると思っていたらしく(笑)、わたしが待っていた次の駅はまったく見ていなくて、乗り換えの駅にこれまたガラの悪そうな人がたむろっていたので(笑)、わたしはきっとホテルに戻ったのだと判断したらしいです。
実はこのとき、わたしはスマホが使えなくて、どこで電車を乗り換えたらホテルの駅に帰るのかさえ調べることができなかったのですが、たまたま、ホテルのフロントにおいてあったパリメトロの路線図を持っていたので、何とかホテルに帰ることができました。
今までの旅なら、仕事が忙しい夫の代わりにわたしが(これが趣味だからですが)旅のプランを立てることが多くて、ホテルの名前なども書いたしおりを作ってそれぞれが持ち、ガイドブックのマップもそれぞれが持っていたので、はぐれたとしても大丈夫だったと思うのですが、今回は思いつきで来た旅行だけあって、ちょっと気持ちがゆるんでいたのかもしれません。
もちろん、はぐれないようにすることが一番ですが、はぐれたときにどうするかを決めておくことも大事ですね。今回のように、スマホの電池が切れたり失くしたりしたときのことも考えて、紙でも情報を持っておくことは、やはり必要。楽しい海外旅行、家族が全員無事に帰ってこそ、ですから。
思い出して笑えるのは、夫との電話がつながったときにわたしが開口一番に言ったこと。「もう10時だからカルフール閉まってるかもしれないけど、ビール買えたら買っといて―!」でした(笑)
カルフールは閉まっていましたが、ドイツと違って、ホテルの近所のトルコ人コンビニがまだ開いていてビールを買えました(笑)
さて、次回は、あのベルサイユ宮殿ですよー。
2016年05月19日
パリ市内観光
地下鉄に乗って、まず向かったのは、エッフェル塔!パリは天気もいいし、暖かくていいなぁ!
見えた見えた、何回もテレビで見たことあるやつ!
パリの街中にはこういった売店があちこちにありました。飲み水を持ち歩く必要はなさそう。
エッフェル塔のお土産をじゃらじゃらさせながら売り歩いている人も、あちこちでたくさん見かけました。
やはりテロ警戒のためでしょうか、物々しい格好の人たちも。
エッフェル塔の下まで行ってみると、人がたくさん!
エッフェル塔に登るための行列。
2階までが11ユーロ、てっぺんは17ユーロ。
2階というのは、あの部分ですね。
真下から撮ってみました(笑)
確かに、絵になる塔ですけどね。
高いところにあまり興味が無いわたしたちは(笑)さっそく売店でビールを。
フランスではビールと言えばハイネケンみたいです。
エッフェル塔の水あめ(笑)
これも、パリの街のあちこちにあったカルーセル。カルーセルと聞くとある日本人を思い出すわたしですが(笑)フランス人にとって、カルーセルって特別な思い入れがあるのでしょうか。
これが、パリの街を横断するセーヌ川!
観光用のフェリーがあるみたいですねー。ビールは飲めなさそう(笑)
あ、でも、ディナー付きのプランもあるみたいです。
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さて、次は、あの凱旋門に向かいます。
おぉー!凱旋門の周囲を無秩序な感じでぐるぐる走る車!よくぶつからないなぁ。
さて、凱旋門の周囲には、放射線状に12の通りが伸びています。凱旋門の近くまで行くには、マップ中央に点線で描いてある地下道をくぐらなければなりません。
地下道の途中に、凱旋門の上に登る入り口らしきものが。。。ここでも高いところに登りたいのね。入場料は9.5ユーロ。
門の内側の装飾もきれい。
ここも、人がいっぱい!
戦死者の名前が書いてあるそうです。
さて、この凱旋門から伸びている通りのひとつが、あの有名なシャンゼリゼ通り。シャンゼリゼって、Champs Elyseesって書くって知ってました?フランス語の読みって、まったく想像がつきません。その点、ドイツ語はわりと見たまんまなんで、好き(笑)
車いっぱい!シャンゼリゼ通りって、銀座の歩行者天国みたいなところを想像してたんだけど。。。
でも、歩道も広い!
だけど、なぁんか、イメージと違うなぁ。そんなに良いところか?
でもせっかくなので、ここのカフェでひと休み。
フランスに来たら、やっぱりバゲットですよねー。
わたしは、ジャガイモとサーモンのサラダ。うん、ドイツの料理よりは味付けが凝ってるかな(笑)
そのままシャンゼリゼ通りを歩いて、コンコルド広場へ。ルイ16世やマリー・アントワネットの処刑が行われた刑場です!
観覧車?
こんなかっこいい塔があるんだから、観覧車いらないんじゃない?やっぱ、みんな高いところ登りたいのかなぁ。
これは、エジプトのルクソール神殿から運んできたLuxor Obelisk(クレオパトラの針)だそうな。えー、そんな大切な物を持ってきちゃったの?どうやら、ローマ帝国の時代の話らしいです。。。戦利品なんですね。そう言えば、ローマでも見ましたね。オベリスク。
こういう噴水も、ローマのナヴォーナ広場で見た!
川向こうに見えるかっこいい金色の屋根は、アンヴァリッド。ナポレオンのお墓があるんだって!
その反対側にあるこのギリシャ神殿みたいなのは、マドレーヌ寺院。
でも、その手前にもギリシャ神殿みたいな建物。これは普通に活用されている建物みたいです。。。
かっこいい夕焼け!
あ、オベリスクの向こうに凱旋門!きれー!
夕焼けとか言ってますが、このとき、午後9時半頃です。ヨーロッパの夏は日が長いなー。そろそろ、ホテル近くのカルフールも閉まっちゃうので、帰りまーす。ビール買わないと!
実はこのあと、わたしたちが海外で初経験くらいのトラブルが起きます。最終的にふたりとも無事にホテルに帰りましたが。。。
お楽しみに。
2016年05月17日
花の都パリへ!
ミュンヘンにゴールデンウィーク休暇は無いですが、5月5日は、キリスト様が昇天したことを祝う「昇天日」で、祝日。せっかくなので、6日の金曜日に休暇をいただいて、5日〜8日の4日間、パリへ行ってみました。
ちなみに、昇天日は父の日でもあり、母の日は日本と同じ5月の第2日曜日。この情報は、ミュンヘン空港のカフェのウエイターさんが教えてくれました。日本は今日(5日)は子どもの日だよ、と言ったらびっくりして、ドイツではそういう日はないなー、ドイツ人は最近は子ども作らない人が多いしー、とぼやいていました。日本もそうですけどね。
さて、正直言って、フランスにはあまり興味が無かったわたしたち。急に休みがとれて、どこに行こうか、となったときに考えたことは、イタリアとイギリスは行ったし、ヨーロッパで行きたい国はあとはスペイン。でも、スペインはいつかまた、もっと日にちをかけて行きたいね、じゃあ、逆に?改めては絶対に行かないであろう(笑)パリに行っておく?というノリでした。
日本語のガイドブックも用意していなかったので、ミュンヘンの書店で英語のガイドブックを探して持って行きました。あとはネット情報のみ。
今回はLCCではなくルフトハンザで行きましたが、往復二人で5万円少々。飛行時間はたったの1時間半で時差も無いので、国内旅行の気分で行ってきました。
ところで、ミュンヘン空港にはターミナルが2つあるのですが、そのうちのひとつは、ルフトハンザ専用なのです。ルフトハンザ以外のすべての航空会社が使用しているターミナル1に比べて、ルフトハンザ専用のターミナル2は混雑も少なく、高級感をかもしたタイレストランがあったり、あのダルマイヤー(お買物)のカフェがあったり、リッチ感が漂っています。
これは、チェックインの機械。予約番号を入力すると、搭乗券が印刷されます。
荷物を預けるところ。こっちも無人で、機械の画面に従って荷物を計量器に乗せ、印刷されたタグを自分で荷物に巻きます。
すごーい、かっこいー!機械の使い方がわからない人のために係員が2人ほどいるだけで、基本的に全自動です。
9時半頃ミュンヘンを出発、11時にはシャルルドゴール空港へ。短いフライトの間に、機内では軽食を出してくれましたよ。大阪から福岡へANAで行ったときは、あめ玉しかくれなかったのに(笑)
ヨーロッパ大陸内の移動なので、出国審査も入国審査も無し、パスポートいらずでした。いちおう持って行きましたけどね。ロンドンに行ったときは入国審査があったので、「ミュンヘンに住んでいます」「ミュンヘンで働いてるの?」「はい」「じゃあ、その証明書を出して」「いや、単なる出張で、ドイツのビザがあるわけじゃなくて。。。」と、大変ややこしいことになったのですが、今回は気が抜けるくらい楽チンでした(笑)
ただ残念だったのは、せっかくフランスに行ったのにパスポートにスタンプが無いことかな。
シャルルドゴール空港のエスカレーター。
真ん中が吹き抜けになっていて、チューブの中のエスカレーターが交差するという近未来的なデザイン。
さて、電車でパリ市内のホテルへ向かいます。パリ市内のメトロの路線は1〜14番まで、パリ郊外のRERの路線はA〜Eまで。日本みたいに路線の名前はついていません。ミュンヘンもそうですけどね。市内のUバーンも郊外のSバーンも番号がついているだけです。こっちの方がわかりやすいかもしれませんね。特に外国人には。
空港からパリ市内までの切符。10ユーロでした。この切符で、パリメトロのどの駅で降りてもいいみたいです。パリには日本みたいな改札があって、この切符を通して入ります。ただ、出口には改札はありません。1回使った切符は当然もう使えませんが、駅の外に出るまではちゃんと持っておいた方がいいと思います。たまぁに出口で駅員さんが切符のチェックをするみたいだったので。
これはパリメトロの券売機。スクロールバーがついてるんですよー!わかるまで、ここを一生懸命押してました(笑)
ロンドンみたいな便利なプリペイドカードはなかったのですが、Ticket t+という回数券が便利でした。10枚で14.1ユーロ。パリメトロ、パリ市内のバスとトラム、RERのゾーン1の中であれば、1回1枚で、どこでも行けます。1枚単位でも買えますが、たくさん枚数を買った方が1枚当たりの単価が安くなる料金システムです。
ロンドンの地下鉄と同じような雰囲気。パリもかなり人口密度高いです。
ドアはやっぱり手動なのですが、完全に止まる前にドアを開くことができてしまいます。パリの人はせっかちなのか、誰かがドアを開いたとき、まだ電車が動いていたりしました。危ないので気をつけましょう。
ちなみに、フランス語では出口はSortieです。
パリ郊外の鉄道RERとパリのメトロの利用においては、Visit Paris by Metroというアプリが役に立ちました。
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.ixxi.ratp.tourisme&hl=ja
ドイツ鉄道やミュンヘン鉄道のアプリみたいに、リアルタイムで出発時刻や遅延時間が表示されたり、オンラインチケットが買えるような便利な機能は残念ながら無いのですが、出発駅と到着駅を入力すると、どこの駅で乗り換えたらいいのかがすぐにわかるし、路線図も表示されます。あらかじめデータをダウンロードしておけば、オフラインでの使用も可能。
路線図のPDFデータはここでダウンロードできます↓
http://parisbytrain.com/wp-content/uploads/2014/01/paris-metro-map-2014.pdf
ホテルにチェックインして、さっそく観光に行きましたが、その前にちょっとホテルの話を。
ロンドンのホテルは、イースター休暇中だったせいもあったのか、物価が高いせいか、4泊で10万円ほどかかってしまいました。アクセスが便利な四つ星ホテルではありましたが、それより安いホテルを探すと、ユースホステルしか出てきませんでした。
それに比べて、パリのホテルは安い!割とアクセスの良さそうな三つ星ホテルを選んだのですが、3泊で2万円かかりませんでした(笑)ところが、あれで三つ星はないだろーというレベルでした。
わたしたちは旅行中はあまりホテルでゆっくりするタイプではないので部屋にはこだわらないのですが、ここはちょっとひどかった。。。
清潔度は問題なかったですが、設備的に最低。バスルームはものすごく狭い、バスタブは当然なし、シャワールームは人ひとり立てるくらいの狭さ、シャワーの位置を調節しようとするとノブから出ていたバリで手を切る始末。トイレを流すと水が出っ放し、アメニティは当然なし、ティッシュペーパーさえ無し。エアコンはもちろん無し、冷蔵庫も無い。テレビはついてたけど、途中から動かなくなった。配線が飛び出していて使えないコンセントがあった。隣の部屋の声が丸聞こえ。エレベーターも動かないときがある。。。
これはエレベーターのドア。自分で開けます(笑)ローマで体験済みだったので驚きませんでしたけどね。
ボタンを押して待つのですが、何の表示もないのでエレベーターが今どこにいるのかはわかりません。ドアの細長い窓からじーっとのぞいて、あとは音と雰囲気で(笑)、来たかなーと思ったら自分で開けます。
まぁ、Bookin.comでもあまり評判は高くないホテルだったので、同じ価格なら、やっぱりクチコミが比較的高いホテルを選んだ方がいいのかもしれません。。。
さて、気を取り直して、次回はパリのベタな観光スポットの話です。
リューデスハイムのつぐみ横丁
さて、いよいよ、リューデスハイムのつぐみ横丁へ向かいます。
今いるのが、ホテルのあるザンクトゴアー。そこから渡し船でザンクトゴアーハウゼンへ向かいます。
渡し船乗場は、KDラインとは別の乗場で、車も乗り入れられる、こんなところ。KDラインの乗場から少し東へ行ったところです。
10分おきに往復しているようで、乗車賃は1.7ユーロ。地元の人たちのライフラインですね。
向かいの岸に渡ってみると、さらにのんびり、少しひなびた温泉地みたいな雰囲気!静か!ちょうど、フェリーから日本人観光客の団体が降りてきましたが、乗場前のレストランへ吸い込まれていきました。
わたしたちは、西の方の駅へ向かいましたが、電車が出るのは1時間おきで、次の電車まで50分くらいありました。
で、駅の真ん前のこじんまりしたホテルに併設のレストランへ。ここも、団体客待ちなのかなぁという感じの、がらんとした店でビールをいただきました。途中で夫がトイレに行ったとき、「お手洗い」って日本語で書いてあった、と笑っていました。
電車に乗って約30分。昨日、電車からフェリーに乗り換えたリューデスハイムへ戻ってきました。
リューデスハイムは、このビール王国ドイツの中で、ワインが有名なところらしいです。電車に乗っている間も、ぶどう畑がたくさん見えました。
これは、ブレムザー城。今はワイン博物館になっています。
川沿いにお土産屋さんが並んでいるところを歩いていくと。。。
この見落としてしまいそうな細い路地に、つぐみ横丁があります。
このぶどうのモチーフが横丁のあちこちで見られました。
ゴールデンウイーク中だったので、日本人観光客の姿も見られました。
人気の観光スポットらしいですが、確かにいい雰囲気。ちょっと日本の飛騨高山あたりを思い出しました(笑)
この町で最古といわれるレストラン、Drosselhofで昼食。
屋根の上に鳥の飾りがありますが、これがつぐみ横丁の名前の由来とか。
料理もおいしかったです。
豚の内臓ソーセージとザワークラウト。
サーモンとコロッケ。
今回の旅、なかなか良い料理に当たっています。
食事の後は、レストランから見えたおじいちゃんのあとを追いかけました(笑)オルゴールをぐるぐる回す、帽子からお花が生えた優しそうなおじいちゃんと写真を撮ってもらいました。おじいちゃん子のわたしはちょっとドキドキ(笑)
その後、リューデスハイムの街をしばし散策しました。こぢんまりした街ですが、日本で言うと小京都、って感じでしたね。
2016年05月16日
ラインフェルス城への行き方
つぐみ横丁の話の前に、フェリー乗り場からラインフェルス城への行き方を詳しくお話します。
帰りは階段じゃなくて、坂道をゆっくり降りることにしました。
階段もおもしろかったのですが、坂道を登った方が楽かもしれません。
フェリーを降りるとすぐにラインフェルス城が見えるので、迷うことはないのですが、お城を見ながらまっすぐ進むと階段の方へ行ってしまうと思うので、階段を使わずに坂道を登るルートをご案内します。
フェリーを降りて右の方へまっすぐ歩いていくと、下の写真の場所に出ます。
ヘーア通りを挟んでホテルが2軒あります。
上の写真の左に広場があるのですが、どうやらここから観光用のトロリーが15分間隔で出ているようです。
ゆっくり(ホテルの人の話では1時間くらい)上がるなら、これを使ってもいいかもしれません。
で、広場を左に見ながら、まっすぐラインフェルス城へ向かって、ホテルの間のヘーア通りに入ります。昨日わたしたちもここを通りましたが、お土産屋さんやカフェが並んで、ちょっとした目抜き通りになっています。
わたしたちはこのヘーア通りを抜けてそのまままっすぐに階段の方へ進んだのですが、目抜き通りが終わる頃によく見ると標識がありました。
フェリー乗り場からはこの写真の奥から来るので、壁に書いてある道案内は振り向かないと見えません(笑)
ここを左に曲がって、シュロスベルク通りに入ります。シュロスは城、ベルクは山っていう意味です。
すると、線路の高架があるので、ここをくぐると。。。
道が二手に別れているところに出ます。右に行くとお城への階段があり、左に行けば、坂道を歩いてお城まで行くことができます。
Fußweg(足の道)が階段のことで、
Burgweg(山の道)が坂道のことのようです。
坂道から見える景色もきれいでしたよ。
2016年05月15日
ラインフェルス城 探検
次の日はちょっとゆっくり目に起きて、ホテルのレストランで朝食。
今日は窓際の席にすわれました。いいお天気です。
向こう岸の猫城も、よく見えます。
ドイツ語で猫のことをKatzeと言いますが、このお城を建てたKatzenelnbogen伯爵の名前から、Katzと呼ばれるようになったそうです。形が猫に似ているからとかではないんですね(笑)
このKatzenelnbogen伯爵が、私たちが泊まったラインフェルス城も建てたそうです。
1245年にこの城を建ててからKatzenelnbogen家は1479年に家系が途絶えるまで、この辺でだいぶブイブイ言わせてたみたいです(笑)その後、他の貴族にこの城は引き継がれましたが、1794年にフランス革命軍に引き渡され、破壊されたそうです。
ライン川沿いにたくさんお城が建っているのを見ると、日本の戦国時代のように、いろんな勢力争いがこのあたりで行われたんだろうなぁと想像できます。
朝食を食べ終わると9時前。チェックアウト前にホテル真ん前のお城見学をしようと行ってみると、9時からオープンとのこと。
少し待って、中へ。入場料は5ユーロです。
ところで、昨日から城壁の中をのぞくと、テントを張っている若者がいて、気になっていました。
受付のおじさんに聞いてみると、年に1回、ボーイスカウトとガールスカウトがここにキャンプしに来るそうな。もっと暖かくなってから来ればいいのに。。。
いや、そこじゃないか。歴史的に貴重な遺跡の中でキャンプできるって、どういうこと?!いやー、こういうところに、この国の余裕を感じるのです。ドイツ人、真面目なだけじゃない、太っ腹!
で、まだ眠そうに顔を洗ったりテントをたたんだりパンをかじったりしている若者たちの間を抜けながら、わたしたちアジア人はパシャパシャと写真を撮りまくったのでした。
受付で、こんなマップをくれました。裏には日本語で、このお城の説明が書いてあります。横の立体模型は、お土産屋さんで買ったものです。なんだか、見てるだけでわくわくします。
フランス革命軍に破壊されとは言っても、遺跡はまだ、迷路のようなその造りを残していて、見応えたっぷり。歴史を感じられました。中でも、城の中にあった坑道は、まさにドラクエのダンジョン!
では、しばらく写真でお城探検をお楽しみください。
これは、反対側の川岸から撮った、お城の全景。
もっとゆっくり冒険したかったのですが、チェックアウトの時間が迫っていたので終わり。
次回は、帰りに立ち寄った、リューデスハイムのつぐみ横丁です。