何をやってもダメダメな中学生、主人公のツナが、マフィアのボスになるべく家庭教師のリボーン(←2歳)や、友達、マフィアのファミリーたちとわいわいほのぼのお勉強するのが初期、最近は割とシリアスな世界でファミリーと一緒に戦いながらファミリーともども成長していくかんじのお話ですかね。
キャラクターは全体的にとっても魅力的。ツナはダメダメだけど、見ていてイライラするほどではないし、最近はかなり成長しててカッコいいと思えるくらい。
男性キャラも女性キャラも特に嫌なところは無い印象。
初期はそんなキャラたちがわいわいがやがや、大体一話完結でほのぼのギャグをやってました。キャラの個性が立ってて、マフィアって設定もあいまって結構おもしろかったと思います。
銃をぶっ放したり毒を振りまいたりしても、明るく流せるような雰囲気だったかと。
最近はそう簡単に銃もぶっ放せない感じにシリアス。続々出てくる敵と戦いながら、ばらばらだった中学生のファミリーたちに微妙に統一性が出てきたり、バトルマンガらしく話が進んでいます。
後付けなんだろうなぁ、みたいな設定もちょろちょろあるんですけどね。
それは仕方が無いことですし、初期に比べて絵の丁寧さ、綺麗さはかなり良くなってるので、プラスマイナスゼロとしておきます。
ガッカリ評価なのは個人的に初期のコメディのノリと世界観がむちゃくちゃ好きで、あんまりバトルマンガが好きじゃないからです。
絵も綺麗になったし、ストーリー展開も気になるし、キャラも好きなんだけれどあのギャグがほとんどゼロになってしまったのが惜しくて仕方が無い。
ストーリーが方向転換された辺りがくっきり見えてしまうのが余計にガッカリ。
バトルマンガが好きな方はがんばって8巻あたりまで読みすすめてください。
ほのぼのめちゃくちゃコメディが好きで、それが読みたい!って方は8巻あたりまでがそんな感じなのでどうぞ。