2020年05月25日
映画 若おかみは小学生! が、ツラすぎて、ムリだった・・
若おかみは小学生!(2018)をTV方法していたので、視聴した感想です
監督: 高坂希太郎
声優: 小林星蘭
声優陣が、皆、ハマってました!!!
小林星蘭さんの声は、とても聞き取りやすくて良かったです。
劇場版 若おかみは小学生! DVD スタンダード・エディション [ 小林星蘭 ]
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出だしは、両親と楽しく過ごしている小学生のおっこちゃん。
そして、すぐに・・
そして、すぐに・・
(いっぱいネタばれしますよ)
両親と一緒に乗っていた車が事故に会い、両親が死んでしまう(ズーン・・)
事故時の描写がリアルで、私は映画館では耐えられないレベルでした。(エグいわけではありません)
HSP気味なので・・(汗)→ HSP体質 年末年始の悲しいニュースに心がざわつきすぎる
不思議体験が続く。
おっこちゃんを見守るウリ坊
おっこちゃんを見守るウリ坊
おっこちゃんが助かってから、おっこちゃんの守護霊のようにそばにいる幽霊のウリ坊。
その正体は、旅館のおかみさん(おっこちゃんのおばあちゃん)を好きだった隣の家の男の子だった。
その子は、屋根から落ちて死亡していた・・・。(ズーン)
「亡くなりました」エピソードが、しょっぱなから、勢いよく続きすぎて、
心臓がバクバク感じて疲れました・・
妻(母)を亡くした親子のお客様
この親子のエピソードが1番、「大切な人を失った悲しみ」が表現されてるなぁと思いました。
特に、アカネくんが、本気でふさぎこんでいる姿。「あ〜あ・・」と空しいため息ばかりついている姿。
すごくリアルだった。
大切な家族を亡くした後って、他人が何を言おうと、本当に空しいことを知ってるだけに・・。
(私は娘を亡くしています)
「元気でいなきゃいけない」、なんて、まだまだ、そこにたどり着けない精神状態ってあるんですね。
これまで、人が亡くなっていくエピソードが、単に
「可哀そう作り」のような、
「それがきっかけで、若女将へ」「幽霊へ」といった伏線作りのように見えて、
ツラかったです。
この後も、クラスメイトの亡くなった姉が幽霊で出てきたりします
おっこちゃんの周りに、悲しみを抱えた人が集まりすぎる(汗)
ピンフリ(真月)ちゃんの存在
おっこちゃんが転校した初日から、自慢しいで意地悪なピンフリちゃん(←ピンクのフリフリした服を着て、クラスで浮いているため、クラスメイトが陰で「ピンフリ」と呼んでいる。)
・ 「普通ってものに埋もれたくないの」という個性的なピンフリちゃんが、ピンクのフリフリ服を着てることに関して、クラスメイトが陰で「ピンフリ」と呼んでることに恐怖を感じた・・。
・ おっこちゃんが、ピンフリちゃんに「ピンフリ、ピンクのフリフリ」と言ってのけた場面が、笑えなかった・・。確かにピンフリちゃんは嫌味な子だけど、服の個性をディスるのは、逆におっこちゃんやクラスメイトの方が、ピンフリちゃんをのけ者にしてるみたいに感じた。
・ 初登場の真月(ピンフリ)ちゃんは、自慢ばかりしていて、「悪い子」の印象を与えられたけど、本当は誰よりも自分の旅館を愛していて、お客様へのおもてなしに関して手を抜かない、「良い子」でした。
・ 後になって、真月ちゃんが「おもてなし」に関してのクオリティが高いことに気づけば気づくほど、「なんで、こんなに人のことを思いやれるのに、転校生にあんな発言するのだろう?」とナゾでした。私には、キャラが一貫してないような気がしました。
まさかの巡り合いに、もう、グロッキー・・
最後のエピソードが、「おっこちゃんの両親の車とぶつかった車の主がお客様としてやってくる」というエグい展開。
それは、ないわ〜(辛)
おっこちゃんが苦難を乗り越えるキーになるのは「春の屋はどんな人も受け入れる」
この、信念にはとても感動させられます。
めっちゃめちゃ、旅館に行きたくなります。
映画「マスカレード・ホテル」を見た時も、ホテルマンがいかにお客さまを大事にしてるか感じさせられて、ホテルに行きたくなりました。→ 犯人がまったくわからなかった!ハラハラ映画 マスカレード・ホテル
虫に「キャーキャー」騒いでいたおっこちゃんが、最後は、温かいおもてなしができる根性ある若おかみになっていました。(拍手)
ただ、絵は小学生だけど、行動は中学生くらいに見えました。
小学生なのに、自分の感情をあそこまで抑えないといけないのは、気の毒すぎる・・
思う所がいろいろありすぎて、辛くなりすぎて、ぐったりしながり、鑑賞を終えました
私はHSP体質なので仕方ないですね。(この映画に限らず、感情を揺さぶられる映画を見た後は、毎回グッタリです)
一般の映画レビューは高評価です。
この映画に興味がある方の参考になれば幸いです。
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