2018年07月10日
無形の「魅力」をどう伝えるか
「利益」とともに経営の重要な要素を担う
かつてWindowsに押されて風前の灯火と言われていた
Macのユーザーは、特典やら優待を必要としない
ただMacをそのものを愛しているような人たちでした。
こうした忠誠心の高い顧客はロイヤル・カスタマーと
呼ばれますが、彼らがいたからこそMacは苦境を乗り越えられました。
このようなブランドはブランド・ロイヤルティ(忠誠心)が高いと言われます。
ブランドとは、定義的には特定の商品・サービスを識別し、
差別化するための名称、言葉、シンボル、パッケージ・デザインなどを指します。
しかし、『ブランド、エクイティ戦略』ではブランドとはまさに無形資産、
つまりブランド・エクイティとしてとらえられます。
実際、企業買収の時には、ブランドは無形固形資産として金銭的に評価されます。
それがのれん代です。
それどころか、コトラー氏は、プロのマーケターに最も特有のスキルは、
ブランドを創造し、維持し、守り、向上させていく能力だろう
とまで明言しています。
当たり前のことですがブランドの管理の仕方で価値が増減します。
企業にとって強力なブランドを育てることは、
目先の利益や売り上げとは次元が異なる重要なことなのです。
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