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東京にお住まいの方は知っていらっしゃる方も多いと思いますが、

港区に二郎という有名なラーメン店が有ります。



山盛りの野菜や、大きいチャーシュー。

味の濃いカネシスープに、自家製の太麺が入っている、個性際立つラーメン店です。



その味の虜になる人が後を立たず、しまいにはジロリアンなどという名称までつき、

2ちゃんねるで話題となり、東京のラーメン店の中でも高い人気を誇っています。



そんなラーメンの虜になった人が、ラーメン店を開業するにいたってしまうことは、

珍しくありません。二郎を目指し、味を二郎に似せるので、「二郎インスパイア店」

というジャンルまで有るくらいです。



実は、二郎インスパイア店が、ラーメン二郎三田本店から遠く離れた、

岩手県盛岡市にも有るのです。店の外壁に、「二郎を目指して作りました。」と、

でかでかと書いてあるので間違い有りません。



ワタシが初めて、この店のラーメンを食べたのは、3年前の初冬。その頃は、

まだ二郎の存在も知りませんでしたので、注文して出てきたラーメンを見て驚いた

ものです。大盛りを頼んだのですが、死ぬほと腹一杯になったのを覚えています。



現在は、市内に店が3店舗有り、盛岡市のラーメン店としては、

かなり成功している部類だと思います。



正直、東京から来た二郎フリークの方が満足できるものではないようなのですが

(レビューを見るかぎり)、ワタシとしては、かなりお気に入りのお店です。

夜遅くまで開いているのもポイント高いです。



食べてみると、思ったより味が濃いワケでは有りません。ただ、ニンニクは

恐ろしく効いています。二郎ほどではないですが、もやしもかなりの量を盛っています。



最近はキャベツの割合も多めです。チャーシューは厚切りで、

スープにつけてから食べないと、ちょっと食べづらいです。



食べ終わると、なんとも言えない満足感が広がります。

毎週行こうなどとは思えませんが、ある日突然、無性に行きたくなるような感じです。



女性の方には、2/3レディースサイズも用意されていますし、

カップル客が意外と多いのも特徴です。

二郎だと女性は入りづらいのが現状のようですが、盛岡市は客の絶対数が少ないので、

ギルティーという発想自体ないようです。



ちなみに食券制で、券を店員さんに渡すと「ニンニク大丈夫ですか?」と、聞かれます。

ブタ、ヤサイは別料金なので、先に食券で頼みます。

なので恐らく、カラメ、アブラを聞いているのだと思います。



ところが、ワタシはチキンなので、いつも「入れてください。」とか、

「大丈夫です。」とか言って、お茶を濁してしまします。



いつか、コールしてみたいものですね。

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