2019年10月26日
SMARTalkフル活用、海外で快適な通信環境を確保!:タイ2020【旅行準備A】
海外で通信手段について
海外旅行において、スマートフォンは欠かせない存在となっています。様々な情報収集やLINEなどコミュニケーションツールとしてはもちろん、Googleマップによるレストラン等への経路案内やUberやGRAB等のタクシー配車サービスにも必要不可欠なものとなっています。
海外での通信手段の確保としては、
@キャリアの海外ローミングを利用する(費用:高 難易度:低 利便性:高)
A海外WIFIレンタルを利用する(費用:中 難易度:中 利便性:高)
B現地SIMを利用する(費用:低 難易度:高 利便性:高)
Cホテルやレストラン等のWIFIを利用する(費用:低 難易度:低 利便性:低)
がおもにあると思います。
それぞれの通信手段に一長一短があると思いますが
私は渡航先にもよりますが、タイなどに渡航する場合は、Bの海外現地SIMの利用がファーストチョイスとなります。
その理由は、それほど費用をかけずに、国内で利用しているのとほぼ変わらない環境が構築できるからです。
@のキャリアの海外ローミングサービスを利用するのがもちろん一番なのですが、やはり費用が高く、docomoの海外パケホーダイ2.980円/日と5日程度の渡航で15,000円程度かかってしまいます。
Aの海外WIFIレンタルも選択肢となるのですが、有名なイモトのwifi4G使用で500MB/日で1,280円/日、無制限/日で2,080円/日とそれなりのコストとなり、スマホの他にWIFIルーターの携帯が必要になるのがネックとなります。ただし、WIFIルーターを誰かが持っていれば、近くにいる人とシェアできるメリットもあります。
Cについては費用等がかからない一方、ホテル等WIFI環境があるところでなければ、コミュニケーショ情報収集やLINE等でコミュニケーションを取ることが出来ず利便性は著しく低下してしまいます。ただし、渡航先にもよりますが、WIFI環境そこらじゅうで充実しているところではありかもしれません。でも経路案内等頻繁に利用する私の場合は選択肢には入ってこないです。
Bの海外SIM利用について、AISのプリペイドSIM8日間(データ無制限では利用が3GBを超えると384kbpsに速度規制あり)で460円(送料無料)と比較的に安価でAmazonにて販売されており、出国前に入手可能です。SIMカードの入替は必要になるものの、退屈しがちな機内で入替をしておけば、現地到着と同時に利用可能となります。コストと利便性を持ち合わせた通信手段だと思います。
国内携帯番号への電話について
海外旅行において、国内の親族等からの急な連絡等が国内の携帯番号へのかかってきた電話についての対応がひとつ問題となります。docomoのWORLD WINGを利用した場合、日本国内からの着信への応答には155円/分、日本国内に発信する場合にも175円/分、また、国内での発信者も68円/30秒のコストがかかってしまいます。
そこで私が活用しているのは、SMARTalk等のIP電話と活用した方法です。簡単に説明すると、国内キャリアの転送サービスを利用して、国内キャリア(090-〇〇〇〇-〇〇〇〇)をIP電話(050-△△△△-△△△△)に転送させるやり方です。基本的には国内キャリアからIP電話までの通話料はかかりますが、それ以外はかからりません。IP電話はネット回線が通じていれば世界中どこにいても発信・着信が可能であり通話料も上記docomoのWORLD WINGとは比較にならない位安価になっています。ただし、国内キャリアのSMSやキャリアメールは利用できなくなります。
IP電話としては050Plus等もあるのですが、基本料がなく都度利用した分だけで良いSMARTalkを私は利用しています。
設定方法など
SMARTalkの登録方法
数年前に登録したので記憶が曖昧な部分がありますが、まずは、上記SMARTalkのトップ画面から申し込みをします。たしかメールアドレスを入力して仮登録後、送信されたメールから本登録する流れだったと思います。
氏名やクレジットカードの入力等でありスムーズに登録が完了したと思います。
キャリアの転送サービスを利用
docomoの例になりますが、まずがdocomo転送でんわサービスの申し込みが必要になります。
転送先(IP電話)の電話番号を登録後、転送サービスを開始する必要があります。上記手順により国内キャリアの電話(090-〇〇〇〇-〇〇〇〇)をIP電話(050-△△△△-△△△△)に転送させるのです。
海外渡航中に国内キャリアあてに電話があった場合は、キャリアからIP電話に転送され、ネットが通じていれば海外にいても格安な通話料で応答できる仕組みの出来上がりです。
正直なところSMARTalkの音質は決して素晴らしいものではなく、キャリアからIP電話までの転送通話料がかかることから、上記切り替えは海外へ出発する直前に行うのがベターと思われます。国内で切り替えを忘れた場合はキャリアSIMにて高い通話料を払って切り替えをすることは可能です。
帰国後は忘れずに転送でんわサービスの停止をしましょう。そうすれば、いつと同じように国内キャリア番号での着信となります。
まとめ
従前は渡航先の空港での現地SIMを購入するケースも多かったですが、現在はAmazon等で海外SIMの入手が可能となり、入国後の時間節約ができるようになりました。もちろん、キャリアのローミングで対応するのが、いつもと変わらずに利便性が高いのですが、現地通信費にコストをかけるよりは、上記手順によりコストと利便性を両立させ、浮いたお金で現地の美味しいものをいただく方が得策だと思います。
私のキャリアはdocomoですが、AUやSoftBank等でも転送でんわサービスはありますし、格安SIMにおいてもどこかのキャリア回線を使用しているのでおそらく、同じ手順での転送が可能だと思います。
海外に行く予定のある方は、ちょっとした手間は必要となりますが、是非試してみてはいかがでしょうか?
ただし、アメリカなど現地SIMが割高な地域があったり、ヨーロッパ周遊の際には、WIFIレンタルがお得な場合もありますので事前にいろいろ調査するのが良いと思います。
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