2011年07月09日
フェアレデイ2000
SPL212 / SPL213型
1960年1月 「フェアレディ1200」発表。
フェアレディの名を冠した最初の車は、このSPL212型である。
車名はミュージカル「マイ・フェア・レディ」に由来するもので
当時の日産の社長、川又克二が前年に渡米した際、ブロードウェーでの
同ミュージカルの観覧で感銘を受けたことからの命名。
ただし、当時の日本語表記は「フェアレデー」であった。
型式記号はそれぞれ、「S」が「スポーツ」、「P」が「パワーアップ版」、「L」が
「レフトハンドドライブ(左ハンドル)」を表す。数字の百の位のは
第二世代の意味であるが、この場合はダットサンセダン210型の派生車であることから
それに揃えた型式となっている。
この212と次の213は北米専売モデルの扱いであり、左ハンドルのみの生産であったが、
日本国内でも少数がそのまま販売された。
生産性を考慮し、ボディーは一般的なスチール製としたがシャシに大きな変更は無く
4輪リーフリジッドのままであった。なおダットサントラックのフロントサスペンションは
セダンやフェアレデーに先駆けてダブルウイッシュボーンと縦置き
トーションバー・スプリングによる独立式となっている。
エンジンは、ブルーバードにも使われた1189cc OHVのE型に変更され
ツーバレルキャブレターを装着し、48馬力/8.4kgmの出力を発揮
フロアシフトの4速トランスミッションを介し、最高速度は132km/hと発表された。
自動車としての洗練度は英国製ライトウエイトスポーツカーに及ばなかったが
これらの改良により市場での競争力は着実に高まっていった。生産台数は288台。
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