2010年02月02日
チーム青森、出発を前に抱負 カーリング「メダル狙う」
バンクーバー冬季五輪カーリング女子日本代表のチーム青森が1日、東京都内で記者会見を開き、白と赤の鮮やかな新ユニホームに袖を通したスキップ(主将)の目黒萌絵は「底力のあるチームだと思う。予選(1次リーグ)突破を第一に、メダルを狙いたい」と抱負を語った。
2日にバンクーバーに向けて出発し、現地入り後は市内で合宿を張る。サードの近江谷杏菜は「本番のリンクはストーンが流れるすごくいいアイスだと思う。離す時の微妙な差が顕著に出る。小さな部分を修正していきたい」と語った。
日本は1次リーグの前半は米国、優勝候補のカナダ、中国、英国と強敵と対戦する。阿部晋也監督は「最初の4戦を2勝2敗でも悪くない。初戦の米国戦は絶対落とせない」と話し、2大会連続出場のセカンド本橋麻里は「4年前から成長できた自信がある。チーム力で臨む」と意気込んだ。
代表の愛称「クリスタルジャパン」にちなんでクリスタル製のチームマスコットもお披露目された。同じデザインの小さなキーホルダーを製作して販売し、売上金で車いすカーリングの競技団体にウエアなどを寄付するという。
新ユニホームを着用し笑顔を見せる、チーム青森の(左から)目黒萌絵、近江谷杏菜、本橋麻里、石崎琴美、山浦麻葉=1日午後、東京都渋谷区の岸記念体育
【15秒バージョン】