2010年01月28日
遼クン、マスターズでリベンジだ!/米男子
史上最年少賞金王の看板を引っ提げ、ゴルフの石川遼(18)がことしも米ツアーに挑戦する。29日に渡米し、2月4日開幕のノーザントラスト・オープン(カリフォルニア州)から、一時帰国をはさんで4月8日に幕を開けるメジャー第1戦、マスターズ・トーナメント(ジョージア州)まで最大7試合に出場する予定。
石川は「賞金王として挑むということで、立場が変わった気がする」と話すなど、国内ツアー開幕前に4試合に出場、3試合で予選落ちした昨年とは異なる手応えを感じているようだ。
昨年のマスターズでは予選落ちした後「自分の甘さに気付かされた」と肩を落とし、舞台を去った。今季は各試合で予選通過を目指すのはもちろんだが、最大の焦点はやはりマスターズでの“リベンジ”だ。前回は主催者推薦で出場したが、今回は昨年末で30位に入った世界ランキングでの出場。「一番破りたい壁は予選の壁。通ってから次の2日間のことを考えたい。トップと10打差とか、60位とかを見るんじゃなく、あくまで上を目指す」と目標を設定した。
昨季、国内ツアー最終戦まで賞金王を争ったライバル、池田勇太(24)も米ツアーに初めて挑む。出場自粛中のスーパースター、タイガー・ウッズ(米国)の復帰時期が不透明な中、米国からも石川に注目が集まる。常識破りの成長曲線を描く18歳の石川は「心構えは昨年と雲泥の差」と意気込んでいる。
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