2009年12月26日
真央久々笑顔、ミスなし「明日につながる演技」
フィギュアスケートの全日本選手権女子ショートプログラム(SP)で、浅田真央(中京大)は、大きなミスのない滑りで69・12点をマークした。
浅田は、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―2回転のコンビネーションを、トリプルアクセルで回転不足を取られたものの、SPでは今季初めて形にした。続く3回転フリップとダブルアクセル(2回転半)も無難にまとめ、演技終了後に久しぶりの笑顔になった。
演技直後のミックスゾーンで、浅田は「トリプルアクセルでは回転不足を取られてしまったけど、明日につながる演技だった」とコメントした。
浅田は、グランプリ(GP)シリーズ今季開幕戦のフランス杯、続くロシア杯で、武器のトリプルアクセルの不調からSPで3位と6位、総合で2位、5位と低迷しており、以来全日本までの約2か月間、アクセルへの入り方を微調整するなど、ジャンプを軸にした滑り込みを続けてきた。
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