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男子ゴルフの今季メジャー第３戦「日本オープン」は１４日、名古屋市・愛知ＣＣ（７０８４ヤード、パー７１）で開幕。最年少Ｖを狙う石川遼（１９）は６バーディー、３ボギー、３アンダーの６８で回り、首位と３打差の４位発進となった。６バーディー、ノーボギーの６５と完璧なゴルフを見せたハン・リー（米国）が単独トップに立った。

　賞金ランキングトップの石川は、出だしの１番でボギーを叩いたが、その後２バーディーを奪って前半は１アンダー。後半すぐの１０番、１１番で連続ボギーを叩いたものの、続く１２番、１３番で連続バーディー、さらには１５番、１７番でもバーディーを奪い、終盤にスコアを伸ばした。賞金ランキング２位で石川を追う藤田寛之（４１）は１イーグル、５バーディー、２ボギ一の５アンダー、６６で首位と１打差の２位につけた。

　１０日にアジア・アマチュア選手権を制した松山英樹（１８）は今大会も好調を維持。後半の１３番から４連続バーディーを奪うなどして、石川と同じく通算３アンダーで４位につけた。世界殿堂入りし、主催者の「特別承認」での出場となった尾崎将司（６３）は２オーバーで５５位とした。

　前回覇者の小田龍一（３３）はイーブンパーで３２位。先週１３年ぶりのツアー優勝を挙げた横田真一（３８）、池田勇太（２４）はともに１オーバーの４３位と出遅れた。１２１選手（うちアマ２１人）が出場。賞金総額２億円、優勝賞金４０００万円。（晴れ、気温２３・２度、北西の風１メートル、観衆４２１４人）