2010年06月17日
遼、現実路線で難コース攻略へ/全米OP
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男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米オープン選手権は17日、米カリフォルニア州のペブルビーチ・リンクス(7040ヤード、パー71)で始まる。初舞台に臨む石川は、4日間連続で9ホールのラウンドをこなした。難コースで知られるペブルビーチ。「8番と16番のティーショットは2番アイアンでいく。風によってはほかのホールもそうなるかも」と、現実路線の攻略法を強いられることになる。
海に面したリンクスコースには、絶えず風が吹き続け、フェアウエーも狭い。ラフにはクラブに粘りつく長い芝が待ち構える。国内ツアーで見せるドライバー中心の豪快なゴルフは封印して戦うことになりそうだ。
予選ラウンドでは21歳のマキロイと同組で回る。だが、同年代のライバルについては「自分とは技術の差を感じる」。今季から米ツアーに本格参戦し、早々とツアー初優勝を飾ったマキロイに「(生まれ年が)2年離れているが、自分が米ツアーで2年後に勝てるかというと、今のままでは駄目だと思う。そこは悔しい」と本音ももれた。
4月のマスターズでは、石川は1打及ばず予選落ちに終わった。マキロイと同じく将来の米ツアー挑戦を見据える18歳は、世界最高峰の舞台であるこの大会で、飛躍のきっかけをつかみたいところだ。
【15秒バージョン】
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