2010年02月06日
遼クン、雨にも「僕の気分は晴れ」/米男子
米男子ゴルフツアーのノーザントラスト・オープンは5日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズのリビエラCC(パー71)で行われ、第2ラウンドは前日に続き日没サスペンデッドとなったが、石川遼は後半の13番まででスコアを二つ伸ばし、通算5アンダーで決勝ラウンド進出に大きく前進した。
冷たい雨が時折激しく降る悪コンディションの中、13ホールをボギーなしの2バーディーで回った石川は「僕の気分は晴れです!」。通算5アンダーで首位と5打差の暫定7位に浮上し、元気な笑顔を見せた。
この日はティーショットが絶好調だった。アイアンもさえ、序盤の2番(パー4)で4メートルを沈めバーディーを奪うとガッツポーズも飛び出す。3番で3メートルを決めて連続バーディー。その後も前日同様の「大人のゴルフ」でパーセーブを続けた。
これまでずっとドライバーで1オンを狙ってきた距離の短い10番のパー4(315ヤード)でも、アイアンでティーショットを打つ堅実さも見せた。日没が近づき、暗くなった13番(パー4)では、この日初めてティーショットを左に曲げ、さらに第2打もバンカーへ。しかし2・5メートルのパットをねじ込んでパーとし、力強いガッツポーズで締めくくった。
6日は早朝から残りの5ホールを再開する。「雨の感覚はつかめたのであすはやりやすい。予選を突破できたら(決勝ラウンドでは)日本のテレビ中継で僕のプレーを見てもらえるように頑張りたい」と上位進出にも意欲をみせた。
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