2017年07月04日
元Jリーガーとの雑談にて
セレクションのあるチームって強いですよね。
でも、そんなチームが思う様な結果を残せない事もあります。
選ばれた段階では、飛び抜けていた子達・・・でも高学年になると、埋もれて行ってしまう事もあります。
ジュニアユース、ユースと進んで行くと・・・残っているのは一握りの子達。
選ぶのも難しいんですよね。
たまたま、過去にJリーグのトップチームでプレイしていた方とお話をする機会がありました。
実を言うと・・・そうとは知らずに話をしていたのですがね。(汗)
現役の頃とは、大分趣が違っていたので・・・後でそれを知ったんですけどね。
相変わらずの不勉強です。(^^;
身近にもそんな方がいたなんて・・・世の中は狭いです・・・。
その方は、プレイヤーから、監督、そして指導者を経て、現在スクールの校長と言う立場にあります。
ちょっと副審をする上で疑問に思った事があったので・・・一緒に審判した人の中に2級の人がいるから・・・って訳でその方の所に指導を仰ぎに行ったのが話の始まりでした。
とても親切に教えて下さって、疑問が1つ解けました・・・感謝です。
そうこうしている内に、うちの団長さんがやって来て・・・話は、子供達の事に及びます。
社交辞令的な話から始まって・・・次第に、今のチームの現状やセレクションの難しさ、そして育成に関して・・・と話は多岐に及びました。
「良い環境が揃い過ぎていて、本当の意味で技術が身に付いていない子が多いんですよ」と言っていました。
荒れたグラウンドでサッカーをする事が無い為、中学、高校と進んで行っても、そのグラウンドに対応出来なくて上手くプレイが出来ない子が卒団生の子には多いのだと言います。
小学生、中学生、高校生レベルでは、確かに土のグラウンドでの試合は多いですからね。
上手くプレイ出来ない事をグラウンドのせいにしてしまう事が多いのだそうです。
「さっき、子供達の反省会を聞いていても、悪いのは自分じゃないのですよね。他の子の失敗やグラウンドのせいにしてばかりなんです。だから、思う様に伸びていない。」
その場にいたうちのチームの大人からしたら、意外な言葉だったに違いありません。
息子の時にも、このチームとは何度か対戦しています。
勝ったり、負けたり、でしたが・・・公式戦では全敗でしたかね。(汗)
毎年強い・・・そんなイメージしか皆持っていません。
ただ、試合を観ていて感じた違和感は、そう言う事だったのか・・・って納得出来る部分もありました。
確かに上手いし、強いんですけど・・・息子達が戦ったそのチームには、もっと怖さがあった・・・そんな気がします。
「体格にも余り恵まれていませんしね。」って言ってましたね。
確かに、割と小ぶりな感じです。(^^;
「セレクションの段階でどんな子を取るのか・・・本当に難しいんです。気になる子がいたとしても、その時抜けている子をどうしても取る事になってしまう・・・。」
「後になって、落とした子達が伸びて来て、追い越して行くなんて珍しい事じゃ無いんですよ。」とも言ってました。
セレクションがあるチームは、そう言う難しさも持っているんですね。
「色々と考える所があって・・・勝ちには拘るんですけど、全員を出場させる様に各指導者には言ってあります。」
「ポジションも固定せず、色々と経験出来る様にしないといけない。」
「そう言った中から、その子の特性が見えても来るし、伸びても来るんだと思うんです。」
「まだ、小学生の内からメンバーもポジションも固定してしまって、何を目指そうって言うのか・・・」
「それが、結局将来へ続いて行かない原因になってしまっている気がします。」
「今やるべき事は、そう言う事じゃ無い筈なんです。」
そんな事を物静かに、でも熱く話していたのが印象的です。
元プロからみても、今の少年サッカーには違和感を感じる部分がある・・・と言う事でしょうか。
いえ、元プロだからこそ・・・感じる事なのかも知れませが・・・。
「本当は、(指導者の方をチラッと見て小声で・・・)アレが一番勝ちたんだと思いますよ。でも、グッと堪えて全員出場をさせてくれている。よくやってくれています。」
「勝ちたいのが大人じゃダメなんです。」
ハハッ・・・何処かで聞いた事のあるフレーズです。(汗)
「当然、親からの苦情も多いんですけどね・・・。」と、苦笑いします。
「やはり、皆自分の子が観たいですからね。その気持ちは良く分かります。」
「観たいのは、今の活躍なんですよ。先の事なんて考えていないですからね。でも、私達は今だけ見てはいけないんです。今後に続く選手を育てて行かないと・・・。」
正直意外でした。
親からの苦情なんて、無縁なチームだと思っていましたからね。
『金は出しても、口を出すな!』がクラブチームの暗黙の了解だと思っていましたから・・・都市伝説だった様です。(^^;
うちの様な少年団なら、茶飯事ですけどね〜。
「今日は、あの子達には良い勉強になったと思いますよ。強いだなんて、勘違いしていたら伸びる物も伸びない。」
笑顔を絶やさず、穏かに・・・そう言う話を私達にしてくれました。
きっと、もっと強くなるんだろうな〜あのチームって思います。
うちも負けてなんかいられない・・・なんて思ってもらえたかな・・・?(^^;
でも、そんなチームが思う様な結果を残せない事もあります。
選ばれた段階では、飛び抜けていた子達・・・でも高学年になると、埋もれて行ってしまう事もあります。
ジュニアユース、ユースと進んで行くと・・・残っているのは一握りの子達。
選ぶのも難しいんですよね。
たまたま、過去にJリーグのトップチームでプレイしていた方とお話をする機会がありました。
実を言うと・・・そうとは知らずに話をしていたのですがね。(汗)
現役の頃とは、大分趣が違っていたので・・・後でそれを知ったんですけどね。
相変わらずの不勉強です。(^^;
身近にもそんな方がいたなんて・・・世の中は狭いです・・・。
その方は、プレイヤーから、監督、そして指導者を経て、現在スクールの校長と言う立場にあります。
ちょっと副審をする上で疑問に思った事があったので・・・一緒に審判した人の中に2級の人がいるから・・・って訳でその方の所に指導を仰ぎに行ったのが話の始まりでした。
とても親切に教えて下さって、疑問が1つ解けました・・・感謝です。
そうこうしている内に、うちの団長さんがやって来て・・・話は、子供達の事に及びます。
社交辞令的な話から始まって・・・次第に、今のチームの現状やセレクションの難しさ、そして育成に関して・・・と話は多岐に及びました。
「良い環境が揃い過ぎていて、本当の意味で技術が身に付いていない子が多いんですよ」と言っていました。
荒れたグラウンドでサッカーをする事が無い為、中学、高校と進んで行っても、そのグラウンドに対応出来なくて上手くプレイが出来ない子が卒団生の子には多いのだと言います。
小学生、中学生、高校生レベルでは、確かに土のグラウンドでの試合は多いですからね。
上手くプレイ出来ない事をグラウンドのせいにしてしまう事が多いのだそうです。
「さっき、子供達の反省会を聞いていても、悪いのは自分じゃないのですよね。他の子の失敗やグラウンドのせいにしてばかりなんです。だから、思う様に伸びていない。」
その場にいたうちのチームの大人からしたら、意外な言葉だったに違いありません。
息子の時にも、このチームとは何度か対戦しています。
勝ったり、負けたり、でしたが・・・公式戦では全敗でしたかね。(汗)
毎年強い・・・そんなイメージしか皆持っていません。
ただ、試合を観ていて感じた違和感は、そう言う事だったのか・・・って納得出来る部分もありました。
確かに上手いし、強いんですけど・・・息子達が戦ったそのチームには、もっと怖さがあった・・・そんな気がします。
「体格にも余り恵まれていませんしね。」って言ってましたね。
確かに、割と小ぶりな感じです。(^^;
「セレクションの段階でどんな子を取るのか・・・本当に難しいんです。気になる子がいたとしても、その時抜けている子をどうしても取る事になってしまう・・・。」
「後になって、落とした子達が伸びて来て、追い越して行くなんて珍しい事じゃ無いんですよ。」とも言ってました。
セレクションがあるチームは、そう言う難しさも持っているんですね。
「色々と考える所があって・・・勝ちには拘るんですけど、全員を出場させる様に各指導者には言ってあります。」
「ポジションも固定せず、色々と経験出来る様にしないといけない。」
「そう言った中から、その子の特性が見えても来るし、伸びても来るんだと思うんです。」
「まだ、小学生の内からメンバーもポジションも固定してしまって、何を目指そうって言うのか・・・」
「それが、結局将来へ続いて行かない原因になってしまっている気がします。」
「今やるべき事は、そう言う事じゃ無い筈なんです。」
そんな事を物静かに、でも熱く話していたのが印象的です。
元プロからみても、今の少年サッカーには違和感を感じる部分がある・・・と言う事でしょうか。
いえ、元プロだからこそ・・・感じる事なのかも知れませが・・・。
「本当は、(指導者の方をチラッと見て小声で・・・)アレが一番勝ちたんだと思いますよ。でも、グッと堪えて全員出場をさせてくれている。よくやってくれています。」
「勝ちたいのが大人じゃダメなんです。」
ハハッ・・・何処かで聞いた事のあるフレーズです。(汗)
「当然、親からの苦情も多いんですけどね・・・。」と、苦笑いします。
「やはり、皆自分の子が観たいですからね。その気持ちは良く分かります。」
「観たいのは、今の活躍なんですよ。先の事なんて考えていないですからね。でも、私達は今だけ見てはいけないんです。今後に続く選手を育てて行かないと・・・。」
正直意外でした。
親からの苦情なんて、無縁なチームだと思っていましたからね。
『金は出しても、口を出すな!』がクラブチームの暗黙の了解だと思っていましたから・・・都市伝説だった様です。(^^;
うちの様な少年団なら、茶飯事ですけどね〜。
「今日は、あの子達には良い勉強になったと思いますよ。強いだなんて、勘違いしていたら伸びる物も伸びない。」
笑顔を絶やさず、穏かに・・・そう言う話を私達にしてくれました。
きっと、もっと強くなるんだろうな〜あのチームって思います。
うちも負けてなんかいられない・・・なんて思ってもらえたかな・・・?(^^;
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