2020年05月15日
【貼り付いた想像】
【024】
おはようございます!
小島です。
本日も
【 「言葉」との向き合い方 】
についてお伝えしていきたいと思います。
いきなりですが、想像してください。
「犬がいます」
〜想像中〜
想像していただけましたでしょうか?
このことについては、後ほどお伝えさせていただきますが、
世の中にはたくさんの「言葉」があります。
そして、普段は何気なく使っている「言葉」。
この「言葉」をあなたはどのように考えていらっしゃいますか?
言葉とは、
共通認識?全ての人に同じ?全ての人の解釈は一緒?
どうでしょうか。
スイスの言語学者 : フェルディナン・ド・ソシュール は、
「言葉は、世界に先立つ」といっています。
私たちは、シニフィアンとシニフィエと言う言葉の差異のフィルターを通してしか
世界を認識・思考することはできない。
哲学者が求め続けきた「真理」「私の生き方」と言った概念も、
全てその時々の「言葉の秩序つけ次第」で変わってしまう。
※シニフィアンとシニフィエについては、また後日お伝えいたします。
「言葉」というのは、何一つとして固定的なモノなどないのです。
秩序づけ次第で、どうにでもなってしまうのですから。
しかし、
これまでに散々お伝えしてきた内容となってしまいますが、
私たち人間は「言葉」を介してしかモノゴトを認識できない生き物です。
だから、言葉を使う。
言葉を使うしかないということです。
まあ、ごくごく単純な話しなんですが。
だからこそ考えなくてはいけない視点があります。
それは、
「私たちは、言葉によって世界をどう見せられているのか?」
という構造的な視点です。
例えば、
このように考える方は、多くいらっしゃると思います。
「私たちは、世界をどう見ているのか?」
といった視点、これは主観的な視点です。
または、
「私たちの世界は、どうなっているのか?」
といった視点、これは客観的な視点ということです。
主観的・客観的・構造的視点には大きく違いがありますし、
そもそも、客観的視点なんてないのです。
この客観的視点についても、また後日お伝えさせていただきます。
他の事例を挙げると、
悩みとか、問題・課題に対して、
「何があなたを苦しめていたのか?」
という視点で見るのではなく、
「あなたを苦しめていた言葉の性質(構造)はどうなっているのか?」
という視点で捉え、問いを行なって言語化しない限り、
あなたの悩み・問題・課題は一向に解決しないのです。
私は日々、
クライアント様と常にこの視点で問いを立て、共に解決していくことをしています。
私がお伝えしたかったことは、
「どのように秩序つけされた世界に私たちは生きているのか」
という視点が重要であるということです。
さて、ずっと引っ張ってしまいましたが、
冒頭で想像していただいたことに触れていきましょう!
もう一度お伝えしますね。
「犬がいます」
を想像してくださいね。
〜想像中〜
※スクロールストップ
頭の中に犬が想像できましたか?
ゆっくりとスクロールしてください。
「緑色の犬が」
どうですか?
あなたの想像された犬とドンピシャでしたか?
多分、多くの皆様が想像されたのは、
「白い犬」「黒い犬」「茶色い犬」だったのではないでしょうか。
「緑色の犬」を想像された方がいらっしゃいましたら、
芸術的な分野に進まれることをお勧めいたします。(笑)
さて、
これも、「犬」という言葉に貼り付いた皆さんの勝手な想像です。
今回の事例は特に複雑な想像ではありませんでしたが、
「言葉」というものに貼り付いている想像は、みなが違うということです。
だから、私たち人間というのは、
相手のことを知るために、知りたいと思う相手とは、
しっかりと言葉を交えた「会話」をすることが必要なんです。
解釈が決して一致しないとわかっているからこそ、
相手のことを理解するまで、理解なんてできないけど、「会話」をするんです。
この「会話」が人間にとってとても大事なことなんだと思っています。
自分にとっては何気ない言葉でも、受け取り方次第では傷付けてつけてしまうこともあります。
会話をせず、自分勝手な解釈だけを受け入れているから、相手のことがわからない。
人に近づけなくなってしまう。
そうではなく、
ああ〜、この人はこういう風に言葉を使う人なんだな。って、
構造的な視点で見てあげることにより、
完全な理解はできないにしても、受け入れることはできるのだと考えています。
多様性を受け入れよう!
【LIBERAL & CREATIVE】ALIVE.
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
おはようございます!
小島です。
本日も
【 「言葉」との向き合い方 】
についてお伝えしていきたいと思います。
いきなりですが、想像してください。
「犬がいます」
〜想像中〜
想像していただけましたでしょうか?
このことについては、後ほどお伝えさせていただきますが、
世の中にはたくさんの「言葉」があります。
そして、普段は何気なく使っている「言葉」。
この「言葉」をあなたはどのように考えていらっしゃいますか?
言葉とは、
共通認識?全ての人に同じ?全ての人の解釈は一緒?
どうでしょうか。
スイスの言語学者 : フェルディナン・ド・ソシュール は、
「言葉は、世界に先立つ」といっています。
私たちは、シニフィアンとシニフィエと言う言葉の差異のフィルターを通してしか
世界を認識・思考することはできない。
哲学者が求め続けきた「真理」「私の生き方」と言った概念も、
全てその時々の「言葉の秩序つけ次第」で変わってしまう。
※シニフィアンとシニフィエについては、また後日お伝えいたします。
「言葉」というのは、何一つとして固定的なモノなどないのです。
秩序づけ次第で、どうにでもなってしまうのですから。
しかし、
これまでに散々お伝えしてきた内容となってしまいますが、
私たち人間は「言葉」を介してしかモノゴトを認識できない生き物です。
だから、言葉を使う。
言葉を使うしかないということです。
まあ、ごくごく単純な話しなんですが。
だからこそ考えなくてはいけない視点があります。
それは、
「私たちは、言葉によって世界をどう見せられているのか?」
という構造的な視点です。
例えば、
このように考える方は、多くいらっしゃると思います。
「私たちは、世界をどう見ているのか?」
といった視点、これは主観的な視点です。
または、
「私たちの世界は、どうなっているのか?」
といった視点、これは客観的な視点ということです。
主観的・客観的・構造的視点には大きく違いがありますし、
そもそも、客観的視点なんてないのです。
この客観的視点についても、また後日お伝えさせていただきます。
他の事例を挙げると、
悩みとか、問題・課題に対して、
「何があなたを苦しめていたのか?」
という視点で見るのではなく、
「あなたを苦しめていた言葉の性質(構造)はどうなっているのか?」
という視点で捉え、問いを行なって言語化しない限り、
あなたの悩み・問題・課題は一向に解決しないのです。
私は日々、
クライアント様と常にこの視点で問いを立て、共に解決していくことをしています。
私がお伝えしたかったことは、
「どのように秩序つけされた世界に私たちは生きているのか」
という視点が重要であるということです。
さて、ずっと引っ張ってしまいましたが、
冒頭で想像していただいたことに触れていきましょう!
もう一度お伝えしますね。
「犬がいます」
を想像してくださいね。
〜想像中〜
※スクロールストップ
頭の中に犬が想像できましたか?
ゆっくりとスクロールしてください。
「緑色の犬が」
どうですか?
あなたの想像された犬とドンピシャでしたか?
多分、多くの皆様が想像されたのは、
「白い犬」「黒い犬」「茶色い犬」だったのではないでしょうか。
「緑色の犬」を想像された方がいらっしゃいましたら、
芸術的な分野に進まれることをお勧めいたします。(笑)
さて、
これも、「犬」という言葉に貼り付いた皆さんの勝手な想像です。
今回の事例は特に複雑な想像ではありませんでしたが、
「言葉」というものに貼り付いている想像は、みなが違うということです。
だから、私たち人間というのは、
相手のことを知るために、知りたいと思う相手とは、
しっかりと言葉を交えた「会話」をすることが必要なんです。
解釈が決して一致しないとわかっているからこそ、
相手のことを理解するまで、理解なんてできないけど、「会話」をするんです。
この「会話」が人間にとってとても大事なことなんだと思っています。
自分にとっては何気ない言葉でも、受け取り方次第では傷付けてつけてしまうこともあります。
会話をせず、自分勝手な解釈だけを受け入れているから、相手のことがわからない。
人に近づけなくなってしまう。
そうではなく、
ああ〜、この人はこういう風に言葉を使う人なんだな。って、
構造的な視点で見てあげることにより、
完全な理解はできないにしても、受け入れることはできるのだと考えています。
多様性を受け入れよう!
【LIBERAL & CREATIVE】ALIVE.
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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