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Takashi
1977年、愛知県名古屋市で生まれ、 神奈川県横浜市で学生時代を過ごす。 現在、神奈川県茅ヶ崎市に在住。 2018年 5名の経営者とアイデアの創出を実現。(副業) 2019年 12名の経営者とアイデアの創出を実現。(副業) 活動の場として令和元年9月に、株式会社ソアサービス研究所を設立。 ・フィロネス・マスター・プログラム 1期生。 ・日本人類学会 会員 ・ライオンズクラブ国際協会(湘南平塚) 会員 ・公益財団法人 日本学術協力財団 寄付 ・二級建築士 ・日本実務能力開発協会 認定コーチ Healer 頭の中を整理して癒す。 アイデア創出コンサルタント 対話を通じて、脳内を可視化する。 頭の中に散らばっているアイデアを再構築。 考え方コーチ あなたの生活に寄り添う。 悩み・問題・課題の相談役。
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posted by fanblog

2020年05月10日

【自分への執着】

【019】
おはようございます!
小島です。

本日も
【「言葉」との向き合い方 】
についてお伝えしていきたいと思います。

質問からスタートします。

あなたは、
信号が青に変わるまで待ちますか?
それとも赤信号で渡りますか?
状況としては、
自分以外に誰もいない、車も来ていなくて安全が確認できる無人の交差点。
目の前の信号機の色は赤。あなたはこの目の前の横断歩道を渡ろうとしています。


考えていただきありがとうございます。
この質問に対して、正解とか不正解などもちろんありません。

私がお伝えしておきたいことは、
フランスの哲学者 : ミシェル・フーコーの
「パノプティコン」の話です。

“自分が自分を監視している”

「パノプティコン」とは、全展望監視システムのこと。
人間は自分の中にふたつの役割を引き受けていて、
「監視者」の役割が、もう一人の自分「囚人」に目を光らせている状態。
一人の人間の中に
「監視役=権力を使う者」と
「囚人=権力に服従する者」という構造となっています。

今回は、
信号が青に変わるまで待つ。方にスポットを当てたいと思いますが、
特徴的な人としては、真面目な人です。

真面目な人ほど、自分以外の周りの人にどう見られるかよりも、
「自分で定めた自分であること」を重視します。
その定めを守り通すことで、「自分の中の何か」を保つように、
信号が青に変わるまでは、絶対に渡らない。
わかりやすく言うと「自分への執着」が非常に強いのです。

この「自分への執着」が強ければ強いほど、周りの状況が見えていない状態です。
「自分」がどう考えたとか、
「自分」はこう思ったとか、
「自分」「自分」「自分」、、、
「自分の考えや意見を述べることって大事!」って。
もちろんとても大事なことです。

ここでお伝えしたいのは、
どのような視点からモノゴトを捉えているのかという「視点軸」です。

「自分への執着」が強いのは、視点軸が必ず「自分」にあると言うこと。
いつもの視点軸から少し位置を移してみようと試みても、
自分の中にいる監視者がそれを絶対に許してはくれない。キラリと目を光らせているのです。
でも実は真面目な人は、そうやって監視されていることが楽だったりもするし、
固定されている感じが好きだったりもするので、視点軸を移さないのです。

例えば、
何かを考える時、何かを伝える時、
または、
何かに悩んでいる時、
その悩んでしまっている「自分」のままの視点から解決しようとしているので、
悩んでしまっている「自分」が「自ぶん」へと変化した程度になるだけなんです。
結局は「自分」から離れていない、離れることができていない、
周りからすれば、何も変わっていませんよってことになるのです。

出発の視点軸が「自分」「私」「俺」では解決ができない、ダメだってことなんですけど、
このダメだってことがわかっているけれど、どこかで認められない「自分」がいるんでしょうね。
やっぱり拘ってしまうのです。「自分」に。

やはり、この「執着」がとても厄介な存在です。

こうなると多くの方々はこの「執着」をどうにか克服しようと必死になってしまう。
そう、「自分」のためにですね。

ここで1つご提案をさせていただくと、
厄介な「執着」が存在するのであれば、「自分」という視点軸から抜け出せないのであれば、
それを思いっきり利用して監視者と楽しんじゃいましょう!というご提案です。

大好きな「自分への執着」が思う存分発揮できる
「空想的な場所」
を自分で作ってしまえばいいんです。
そこではとにかく「自分」「自分」自分」。思いっきり自分!
認めてください!褒めてください!私こう感じます!俺こう思いました!っていう場所。
自分がダサく輝ける場所
「自分への執着を自覚した上で、最大限の研ぎ澄まされた自分を吐き出せる場所」
こんな場所を1つだけ持っておく。

楽しそうですね。

その場所は、SNSなのかコミニティなのかどこでもなんでもいいと思います。

そうやって自覚できる場所があるからこそ、
思いっきり発揮できる場所があるからこそ、
普段は、自分という軸から視点を移して切り離した状態で
モノゴトを捉えていくことができるのです。

普段時は、常に構造を捉えて思考し、
周りの人間をどう読んで、どう使って、状況をどう動かしていくか、
そのために、
今の自分は、どんな立ち位置でいることがいいのか・何を考えたことにするのか・そのために必要な設定は・悪役に回るべきか・様々な場面において疲れ果てるほどに周りに目を配り、
「J I B U N N 」を捏造し、演じるのです。

いつものJIBUNNは構造視点を持ち、
真面目な自分は、実存視点で思いっきり「空想的な場所」で謳歌させる。

こんな切り替えをする考え方を1つ持っておくこともいいと思います。

ゆっくりで大丈夫です!しっかりと行なっていきましょう!

【LIBERAL & CREATIVE】ALIVE.

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
posted by Takashi at 03:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス
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