2020年05月04日
【固定点を持たないという唯一の固定点を持つ「不安定型人間」とは?】
【013】
おはようございます!
小島です。
本日も
【「言葉」との向き合い方 】
についてお伝えしていきたいと思います。
前回、不安定な自分になることも受け入れつつとお伝えして終わりました。
この不安定とはなんなのか?
それは、不安定 =「視野が広い」ということです。
だから逆に、安定とは = 視野が狭いということになるわけです。
どういうことなのか。詳しくみていきましょう。
以前の投稿で、モノゴトは「表裏一体」というお話をしたか、していないか覚えていませんが、おさらいをしておきます。
例えば、
「表」があるから「裏」がある。
「光」があるから「影」がある。
「上」があるから「下」がある。
「前」があるから「後」がある。
「右」があるから、、、まあもういいですね。(ちなみに 左がある。。。)
つまり、
モノゴトは二項対立の関係にあるので、片方がなくなるともう片方もなくなってしまう。
なくなると言うより認識ができなくなるわけなんです。
その中でも、
「善」と「悪」とか
「生」と「死」とか
「真」と「偽」とか
「正常」と「異常」とか。
こういったことも二項対立の関係にあるんですが、
人間というのは、不思議なもので、常に優劣をつけたがるんです。
「どちらがいいのか?」を自分の中に持っていないとなんか不安で、
意思決定ができなくなってしまう。
いわゆるこれが、固定点を持つということですね。
優劣なんて、人間が勝手に作り出した虚像の世界観でしかないのに。。。拘ってしまう。
この「二項対立」については、また今度詳しくお伝えしたいと思います。
フランスの哲学者 : ジャック・デリダ
二項対立の優劣は、反転可能である。
正義は、悪の犠牲の上に成り立つ。
ついつい、寄り道してしまいます。申し訳ありません話を戻します。
安定というのは、一つのことを信じていること。
言い換えるとモノの両極あるうちの片極だけを見ている状態のことです。
不安定というのは、一つのことだけでは信じられずいろいろな角度方向からモノゴトを見ること。常に両極を見ている状態のことです。
安定と不安定の違いは、
二項対立するモノを片極みるのか、両極みるのかの違いということです。
例えば、
工場で生産された製品に不具合が発生したとしましょう。
もちろん原因はなんだったのかを考えますよね。
そこで、
「固定点を持つ安定型人間」は、原因があるという視点を持っているので、原因をすぐに見つけ出します。
このタイプは、簡単に手前にあるものを原因と決めつける特徴を持っています。
一方で、
「固定点を持たない不安定型人間」は、原因があると原因なんてないという視点を持っているので、原因をすぐに特定しないのです。
このタイプは、原因らしきものを信用せず、原因として決めつけないので、いつまでも探し続けるという特徴を持っています。
さて、どちらのタイプの方が視野が広いと思いますか?
考えてみてくださいね。
もう一つ例をあげてみます。
ビジネスにおいて、「成功」したとしましょう。
「固定点を持つ安定型人間」は、今まで苦労してきてやっと成功した!このやり方がよかったんだ。と一つのことに安心しとどまります。
一方で、
「固定点を持たない不安定型人間」は、成功した理由なんてない、成功したかどうかもわからない。と常にとどまることをしません。
ということでまとめてみますと、
・固定点を持つ = 思考停止を意味する。(原因を見つけた時点で思考が停止する)
・固定点を持たない = 思考を常に巡らせる。(原因かどうかを疑うので思考が常に巡る)
考え方としてもみてみると、
・固定点を持つ = 片極を考える。
・固定点を持たない = 両極を考える。
というようになります。
最後にもう一つ、
あなたは海の中にいます。
安定(固定)とは、その場で立ち泳ぎをしてとどまっている状態。
不安定(未固定)とは、とどまらずに流れのまま浮いている状態。
このような例え方もできるのです。
成功者の影には、必ず失敗者がいます。
1位の人の影には、必ずそれ以外の人がいます。
こうして二項対立は成り立っているのです。
影の「お”陰”様で」認識ができる。
ここで勘違いをしないで欲しいのは、どちらがいいとか悪いという話ではないということです。
別にどちらでもいいのです。考えて捉えて解釈するのはあなたですから。
そう、全てはあなた次第だからです。
一つの考え方として、自分自身を俯瞰して見て、自分という概念が持つ固定点は、
いったい何なのかを一度考えてみることも、たまにはよいのではないでしょうか。
「全ては自分次第」です!!
ゆっくりで大丈夫です。しっかりと行なっていきましょう!
【LIBERAL & CREATIVE】ALIVE.
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
おはようございます!
小島です。
本日も
【「言葉」との向き合い方 】
についてお伝えしていきたいと思います。
前回、不安定な自分になることも受け入れつつとお伝えして終わりました。
この不安定とはなんなのか?
それは、不安定 =「視野が広い」ということです。
だから逆に、安定とは = 視野が狭いということになるわけです。
どういうことなのか。詳しくみていきましょう。
以前の投稿で、モノゴトは「表裏一体」というお話をしたか、していないか覚えていませんが、おさらいをしておきます。
例えば、
「表」があるから「裏」がある。
「光」があるから「影」がある。
「上」があるから「下」がある。
「前」があるから「後」がある。
「右」があるから、、、まあもういいですね。(ちなみに 左がある。。。)
つまり、
モノゴトは二項対立の関係にあるので、片方がなくなるともう片方もなくなってしまう。
なくなると言うより認識ができなくなるわけなんです。
その中でも、
「善」と「悪」とか
「生」と「死」とか
「真」と「偽」とか
「正常」と「異常」とか。
こういったことも二項対立の関係にあるんですが、
人間というのは、不思議なもので、常に優劣をつけたがるんです。
「どちらがいいのか?」を自分の中に持っていないとなんか不安で、
意思決定ができなくなってしまう。
いわゆるこれが、固定点を持つということですね。
優劣なんて、人間が勝手に作り出した虚像の世界観でしかないのに。。。拘ってしまう。
この「二項対立」については、また今度詳しくお伝えしたいと思います。
フランスの哲学者 : ジャック・デリダ
二項対立の優劣は、反転可能である。
正義は、悪の犠牲の上に成り立つ。
ついつい、寄り道してしまいます。申し訳ありません話を戻します。
安定というのは、一つのことを信じていること。
言い換えるとモノの両極あるうちの片極だけを見ている状態のことです。
不安定というのは、一つのことだけでは信じられずいろいろな角度方向からモノゴトを見ること。常に両極を見ている状態のことです。
安定と不安定の違いは、
二項対立するモノを片極みるのか、両極みるのかの違いということです。
例えば、
工場で生産された製品に不具合が発生したとしましょう。
もちろん原因はなんだったのかを考えますよね。
そこで、
「固定点を持つ安定型人間」は、原因があるという視点を持っているので、原因をすぐに見つけ出します。
このタイプは、簡単に手前にあるものを原因と決めつける特徴を持っています。
一方で、
「固定点を持たない不安定型人間」は、原因があると原因なんてないという視点を持っているので、原因をすぐに特定しないのです。
このタイプは、原因らしきものを信用せず、原因として決めつけないので、いつまでも探し続けるという特徴を持っています。
さて、どちらのタイプの方が視野が広いと思いますか?
考えてみてくださいね。
もう一つ例をあげてみます。
ビジネスにおいて、「成功」したとしましょう。
「固定点を持つ安定型人間」は、今まで苦労してきてやっと成功した!このやり方がよかったんだ。と一つのことに安心しとどまります。
一方で、
「固定点を持たない不安定型人間」は、成功した理由なんてない、成功したかどうかもわからない。と常にとどまることをしません。
ということでまとめてみますと、
・固定点を持つ = 思考停止を意味する。(原因を見つけた時点で思考が停止する)
・固定点を持たない = 思考を常に巡らせる。(原因かどうかを疑うので思考が常に巡る)
考え方としてもみてみると、
・固定点を持つ = 片極を考える。
・固定点を持たない = 両極を考える。
というようになります。
最後にもう一つ、
あなたは海の中にいます。
安定(固定)とは、その場で立ち泳ぎをしてとどまっている状態。
不安定(未固定)とは、とどまらずに流れのまま浮いている状態。
このような例え方もできるのです。
成功者の影には、必ず失敗者がいます。
1位の人の影には、必ずそれ以外の人がいます。
こうして二項対立は成り立っているのです。
影の「お”陰”様で」認識ができる。
ここで勘違いをしないで欲しいのは、どちらがいいとか悪いという話ではないということです。
別にどちらでもいいのです。考えて捉えて解釈するのはあなたですから。
そう、全てはあなた次第だからです。
一つの考え方として、自分自身を俯瞰して見て、自分という概念が持つ固定点は、
いったい何なのかを一度考えてみることも、たまにはよいのではないでしょうか。
「全ては自分次第」です!!
ゆっくりで大丈夫です。しっかりと行なっていきましょう!
【LIBERAL & CREATIVE】ALIVE.
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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