2017年04月09日
松山英樹参戦の2017 マスターズ3日目
ガルシア、ローズ首位 スピース2打差にじわり、松山英樹は28位
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◇メジャー第1戦◇マスターズ 3日目(8日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)
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セルヒオ・ガルシア(スペイン)とジャスティン・ローズ(イングランド)が通算6アンダーの首位に並んだ。
欧米ツアーで20勝以上のガルシアは悲願のメジャー初タイトル、昨年「リオデジャネイロ五輪」で金メダルのローズは2013年「全米オープン」以来となるメジャー2勝目がかかる。
カップに収まることを確信したガルシアは、ボールが消える前にガッツポーズを作った。首位スタートの重圧をはねのけ、最終18番で2mのパーパットをきっちり沈めて「70」。大歓声を浴びてホールアウトし、婚約者のアンジェラ・エイキンスさんとキスを交わした。
キャリア73試合目のメジャー大会で、待望の瞬間は迫っている。「いまの気持ちを表現するのは、簡単なことじゃない。試合に勝つチャンスがあるときはいつも興奮する。メジャーとなればそれ以上。ここは、オーガスタなんだ。特別な気持ちだ」。“神の子”と呼ばれたガルシアは、当時から20年近く経ち、37歳になった。「とにかく落ち着いて、自分のできることだけをやりたい」と、静かに闘志を燃やした。
首位の2人に1打差の通算5アンダー3位につけるのが世界ランク8位のリッキー・ファウラー。「68」をマークした2015年大会覇者のジョーダン・スピース、ライアン・ムーア、チャーリー・ホフマンが通算4アンダーの4位で並んだ。13年覇者のアダム・スコット(オーストラリア)が3アンダー7位となった。
キャリアグランドスラム(4大メジャー全制覇)のかかるロリー・マキロイ(北アイルランド)は通算イーブンパー11位で最終日を迎える。
16位から出た松山英樹は1イーグル1バーディ、3ボギー1ダブルボギー「74」とスコアを落とし、通算4オーバー28位に後退した。
<主な上位成績>
1T/−6/ジャスティン・ローズ、セルヒオ・ガルシア
3/−5/リッキー・ファウラー
4T/−4/ジョーダン・スピース、ライアン・ムーア、チャーリー・ホフマン
7/−3/アダム・スコット
28T/+4/松山英樹
スコア詳細はコチラ↓
「もうチャンスはない」遠のくV戦線、松山英樹は最終ホールで4パットダボ
23時間前の熱狂は、失望のため息に変わった。2オーバーの16位タイから出た松山英樹は「74」とスコアを落とし、通算4オーバー28位と優勝争いから後退した。最終18番で痛恨の4パットを喫し、ダブルボギーフィニッシュ。日本勢初のメジャー制覇が大きく遠のいた。
ゴルフもまた何が起こるか分からないスポーツだが、松山は「最低でも(通算)アンダーパーまで持っていきたかった。もうチャンスはないですけど、しっかり良いプレーをして終わりたい」と、“敗戦”を受け入れるように言った。首位とは10打差。
「もうチャンスはない」遠のくV戦線、松山英樹は最終ホールで4パットダボ
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