以前はラーメン ジャパンという二郎インスパイア系のラーメン店でした。以前のお店も行こう行こうと思いながら、結局行かないまま閉店に。余所様のブログによると親方は同じ人らしく、思うところがあって大きく方向転換したそうです。
駐車場が非常にわかりづらい場所にある、との事で駐車場に辿り着くことが最初の難関なのかな?私は予習して行ったので難なく駐車場を発見できましたが、歩行者専用の標識のある道路に入っていくのはドキ胸ものでした(笑
券売機制で中華ソバ700円を購入。L字型のカウンターのみのお店で10席程度でしょうか。11時30分開店ですが、開店直後に行った時にはすでに席が半分埋まっていました。お冷やは券売機の脇にあるウオーターサーバーでセルフサービス。店内は冷房がなく、扇風機がフル回転で回っていました。真夏に熱いラーメンを食べるのに適した店内ではありませんが、こういうシチュエーションはなんとなく昭和の場末のラーメン屋を彷彿とさせて、嫌いではありません(笑
厨房の親方は、キリンジの親方の兄弟か親戚かと想像力をかき立てる巨漢。中華ソバというよりは二郎インスパイア系ラーメン店の親方の方が、似合いそうではあります。
いただいた中華ソバは、トッピングに刻み葱・タマネギ・チャーシュー・メンマ・キクラゲ。メンマは色が濃いタイプで、口に運んでみないとメンマかキクラゲか判別できませんでした。キクラゲはコリコリ、メンマはサックリで、食感の違いを楽しむにはいいかも。メンマは味薄めです。チャーシューは巻かないバラチャーシューで3枚入っていました。結構しっかりした歯応えで味の入り方も良い感じ。
スープはとても個性的。重層かつ複雑な味わい、とでも言うのでしょうか?出汁に何を使っているのか、まったく想像できません。魚系は煮干しと鯖節っぽい感じ?豚は入ってると思うけど、鶏は入っているのかな?なかなか他では味わえない不思議なテイストのスープ。
麺もまた個性的。ストレートの白い極細麺ですが、柔目の茹で上がり。食感はモチッとしていて、噛むと歯に粘るような弾力さえ感じます。個人的には硬めの茹で加減の方が好きだけど・・・。
見た目こそオーソドックスですが食べてみると非常に個性的で、むらさわでしか味わえない中華ソバといった印象です。ハマる人はハマりそう。
オープンからまだ日が浅いので、これからメニューも増えていくのかもしれませんし、中華ソバも変化していくのかもしれません。クーラーなしでも大丈夫な気候になったら、また行ってみたいと思います。
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